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コネクタ ビルダーで変数を使用する
UiPath が接続できるサードパーティ アプリケーションの多くは、特に幅広いユーザー向けのコネクタを構築する場合には、何らかの動的な設定が必要です。 ベース URL には組織パラメーターが必要な場合や、すべての API 呼び出しに認証時に返される入力が必要な場合などがあります。
この問題を解決するための方法が複数あり、これらの種類のプロセスには {organizationId} や responseKey などの変数を使用するのが最も簡単な方法です。
このページでは、コネクタ ビルダー内のこれらの変数を追加できる領域とその方法について説明します。
ベース URL は、すべての HTTP 要求に既定で使用される URL です。多くの場合、この URL はサードパーティ アプリケーションに対して静的であるため、変数の使用は範囲外です。一部のベンダーは、アプリケーションの特定のインスタンスに対するすべての API 呼び出しに対応するか、ユーザーの ID を識別する基本パスに何らかの識別子を追加する必要があります。
UiPath Orchestrator インスタンスに接続する例では、ベース URL に組織とテナントの詳細を設定する必要があります。 これは、今後行う要求の基本パスとして後から使用されます。 ユーザーがこのコネクタをテナントにインポートしてコネクションを作成するときに、これらのパラメーターを変数として追加して認証画面で要求することで、その情報の入力を要求できます。
これを行うには、まずベース URL に {organization} と {tenant} の表記を使用して変数を追加します。
認証の種類にかかわらず、認証のセットアップでは、内容がローカライズされた表が提供されます。この表にはすべてのパラメーターが含まれます。この表では、素早くインライン編集 をしたり、[その他のオプション] メニュー を使用してより高度な編集画面を開いたりできます。
新しい認証パラメーターを追加するときは、[名前] (接続画面での特定のフィールドの表示方法)、その値 (空のままに可能)、および認証時にパラメーターを必須にする場合はユーザーに確認する必要があります。
パラメータの変数を定義するには、その他のオプションメニュー を選択します。
この例では、ユーザーに要求される [ 組織名 ] パラメーター ([ユーザーに確認 ] が [はい] に設定されている) が、 組織 (名前) および パス (型) としてプロバイダーに送信されます。
テナントについても同じことが行われます。そして、認証画面では、 組織名 と テナント名を 必須フィールドとし、組織とテナントはベースURLの一部です。