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生産性を高めるアクティビティ
Last updated 2024年11月6日

Excel ファイルから読み取る

以下の例では、.xlsx ファイル内の行または列から情報を読み取る方法を説明します。[行を読み込み] および [列を読み込み] などのアクティビティが示されます。これらのアクティビティは、UiPath.Excel.Activities パッケージに含まれています。

サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。

  1. Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。プロセスの既定の名前は Main です。
  2. デザイナー パネルに [シーケンス] コンテナーをドラッグします。

    • 型が Int32 で、既定値が 0 の、totalColumnIndex という名前の変数を作成します。
  3. シーケンスの本体に [Excel アプリケーション スコープ] アクティビティを配置します。

    • パス "read_col_row_example.xls"[ブック パス] フィールドに追加します。
    • [プロパティ] パネルで、[自動保存][新しいファイルを作成]、および [可視] オプションのチェック ボックスを選択します。これによりロボットが新しい Excel ブックを作成し、それに加えられたすべての変更を自動的に保存し、アクションを実行しながら Excel ファイルを前面で開くことができるようになります。
  4. [Excel アプリケーション スコープ] には、[実行] シーケンスが含まれます。シーケンスを選択します。

    • 次の変数を作成します。

      変数名

      変数の型

      既定値

      firstRowValue

      IEnumerable<Object>

      N/A

      totalColumnValues

      IEnumerable<Object>

      N/A

      columnLetter

      Char

      N/A
  5. [行を読み込み] アクティビティを、[実行] シーケンス内に追加します。

    • [プロパティ] パネルで [シート名] フィールドに名前 "SalesOrders" を追加します。[開始セル] フィールドに値 "A1" を、[結果] フィールドに変数 firstRowValues を追加します。
  6. [代入] アクティビティを、[行を読み込み] アクティビティの下にドラッグします。

    • 変数 totalColumnIndex[左辺値 (To)] 列に、値 array.IndexOf(firstRowValues.ToArray.Cast(of string).ToArray, "Total")[右辺値 (Value)] フィールドに追加します。
  7. 前のアクティビティのすぐ下に別の [代入] アクティビティを追加します。

    • 変数 columnLetter[左辺値 (To)] フィールドに、値 convert.ToChar(totalColumnIndex + 65)[右辺値 (Value)] フィールドに挿入します。
  8. Excel の [列を読み込み] アクティビティを、[代入] アクティビティの下に配置します。

    • [プロパティ] パネルで、[シート名] フィールドにシートの名前 "SalesOrders" を追加し、[開始セル] フィールドに値 columnLetter + "2" を、[結果] フィールドに変数 totalColumnValues を追加します。
  9. [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティを、[列を読み込み] アクティビティの下に追加します。

    • [値] フィールドに変数 totalColumnValues を挿入します。
  10. [1 行を書き込み] アクティビティを、[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの [本体] にドラッグします。

    • Text (テキスト) フィールドに値 item.ToString を追加します。
  11. プロセスを実行します。ロボットは、ヘッダーと見なされる Excel ファイルの最初の行を読み取り、Total 列のインデックスを計算し、それを読み出して、コンソールに値を記録します。

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