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生産性を高めるアクティビティ

最終更新日時 2025年9月3日

対話型トークン

概要

対話型トークン認証の種類には、次の特徴があります。

  • ユーザーとして実行されます。
  • 有人オートメーションのシナリオで使用されます。
  • 委任された権限を使用します。
注: これは、Integration Service が UiPath パブリック アプリまたは [独自のアプリを使用] メソッドのいずれかでサポートする認証方法と同じです。

詳細

認証の種類の 1 つである [対話型トークン] は、多要素認証 (MFA) が必要な場合に、有人オートメーションで使用できます。アクティビティ パッケージをテストする場合は、この認証方法を使用します。設定が容易で、個人アカウントで問題なく機能するためです。対話型トークンは、「アプリケーションを登録する」セクションに記載された既定のリダイレクト URI を使用します。

既定のアプリである UiPath パブリック アプリ (OAuthApplication = UiPath) を使用するか、独自の Azure アプリ (OAuthApplication = Custom) を登録して使用できます。
  • UiPath パブリック アプリの登録: UiPath パブリック アプリを使用するメリットは、アプリケーションの設定や保守が必要ない点です。
    注: UiPath はユーザー データを一切保存しません。認証トークンは、お使いのマシン上または Orchestrator バケットにのみ保存されます。詳しくは、「UiPath パブリック アプリの登録」をご覧ください。
  • 独自のアプリの使用: 独自のカスタム アプリを使用するメリットは、組織内で権限をよりきめ細かく管理、カスタマイズ、割り当てできる点です。詳しくは、「カスタム OAuth アプリケーションの登録 - 独自のアプリ (BYOA)」をご覧ください。
アプリケーションを作成する際は、アプリケーションの種類を選択する必要があります。対話型トークン認証の場合は、モバイルまたはデスクトップ アプリケーション (OAuth 2.0 認証コード フローを使用) と、public client または native (モバイルおよびデスクトップ) のリダイレクト URI を使用します。

対話型トークンの認証の種類を使用してはじめて Microsoft 365 アクティビティを実行する場合、アプリの登録時にアクセス許可を与えたリソースへのアクセスを認可するよう促されます。詳しくは、「Get access on behalf of a user」をご覧ください。

1 つの組織が複数のアプリケーション (クライアント) ID を持つことができます。各アプリケーション ID には、それぞれ専用のアクセス許可と認証要件が含まれます。たとえば、あるユーザーとその同僚の両方が、会社の Microsoft Entra ID に異なるアクセス許可で Microsoft 365 アプリケーションを登録できます。そのユーザーのアプリケーションをファイルとの対話の権限のみを認めるように設定し、同僚のアプリケーションをファイル、メール、カレンダーとの対話の権限を認めるように設定することもできます。

注:
  • [Microsoft 365 スコープ] アクティビティで対話型トークンの認証の種類を選択する場合、[ユーザー名][パスワード] フィールドは空のままにします。
  • 単一テナント アプリを使用している場合、[テナント] フィールドを設定します。
  • マルチテナント アプリを使用している場合 (UiPath パブリック アプリはマルチテナントです)、[テナント] フィールドは空のままにします。

対話型トークンのスコープ

注:

このセクションは、UiPath パブリック アプリを使用する方法と、独自のアプリを使用する方法の両方に適用されます。

[Microsoft 365 スコープ] にアクティビティを追加すると、必要なスコープが自動的に検出されます。また、スコープを追加したり減らしたりすることもできます。ただし、選択するスコープを減らすと、アクティビティの一部の機能が動作しない場合があります。

詳しくは、「アクティビティのスコープを使用する」をご覧ください。


docs image

UiPath パブリック アプリの登録

次の情報を使用して UiPath パブリック アプリを登録します。

  • 名前: UiPathStudioO365App
  • クライアント ID: f2f43f65-16a6-4319-91b6-d2a342a88744
  • スコープ: Calendars.Read、Calendars.Read.Shared、Calendars.ReadWrite、Calendars.ReadWrite.Shared、Chat.ReadWrite、email、EWS.AccessAsUser.All、Files.Read、Files.Read.All、Files.ReadWrite、Files.ReadWrite.All、Group.Read.All、Group.ReadWrite.All、Mail.Read、Mail.Read.Shared、Mail.ReadWrite、Mail.ReadWrite.Shared、Mail.Send、Mail.Send.Shared、offline_access、openid、Presence.Read、Presence.Read.All、profile、Sites.Read.All、Sites.ReadWrite.All、User.Read、User.Read.All

カスタム OAuth アプリケーションの登録 - 独自のアプリ (BYOA)

このセクションでは、Microsoft 365 スコープのコネクション用にアプリケーションを作成する方法について説明します。

概要

Microsoft 365 クラシック アクティビティを有効化するには、アプリケーションが以下の条件を満たしている必要があります。

  • Microsoft ID プラットフォームと統合されている。
  • 適切な Microsoft Graph API のアクセス許可が割り当てられている。

Microsoft 365 アプリケーションを登録すると、Microsoft Entra ID は一意のアプリケーション (クライアント) ID を割り当てます。この ID を、アクセス許可を割り当てたサービス (ファイル、メール、予定表など) とともに [Microsoft 365 スコープ] アクティビティに入力します。



独自のアプリケーションを登録する (BYOA)

ヒント: このプロセスについて詳しくは、Microsoft ドキュメントの「Quickstart: Register an application with the Microsoft identity platform」をご覧ください。ただし、これらの手順が最初に文書化された後、Microsoft のユーザー インターフェイスが変更されている可能性があることに注意してください。
  1. 個人、会社、または学校の Microsoft 365 アカウントを使って Azure ポータルにサインインします。
  2. [Microsoft Entra ID] を選択します。
  3. [追加] ボタンを選択し、ドロップダウン リストから [アプリを登録] を選択します。
  4. [アプリケーションの登録] ページで、[名前][サポートされているアカウントの種類][リダイレクト URI (省略可能)] の各フィールドに入力します。
  5. [名前] フィールドに、アプリケーションの名前を入力します。
  6. [サポートされているアカウントの種類] のセクションで、該当するオプションを選択します。
    • この組織ディレクトリのみに含まれるアカウント (UiPath のみ - シングル テナント) - ターゲット オーディエンスが組織内のユーザーである場合、このオプションを使用します。これは、シングル テナント アプリケーションを表します。
    • 任意の組織ディレクトリ内のアカウント (任意の Microsoft Entra ID テナント - マルチテナント) - ターゲット オーディエンスが業務または教育関連の顧客である場合は、このオプションを使用します。これは、マルチテナント アプリケーションを表します。
    • 任意の組織ディレクトリ内のアカウント (任意の Microsoft Entra ID テナント - マルチテナント) と個人用の Microsoft アカウント (Skype、Xbox など) - 最も広範な Microsoft ID をターゲットとする場合は、このオプションを使用します。これは、マルチテナント アプリケーションを表します。
    • 個人用の Microsoft アカウントのみ

    選択するオプションの詳細については、「Who can sign in to you app?」をご覧ください。

  7. 該当する場合、[リダイレクト URI (省略可能)] に URI アドレスを入力します。Microsoft 認証ライブラリ (MSAL.NET) は、既定のリダイレクト URI https://login.microsoftonline.com/common/oauth2/nativeclient を使用します。認証の種類として対話型トークンを使用する場合、おそらくこの値で問題ありません。
    • 選択は、使用する認証の種類によって決まります。詳しくは、「Microsoft 365 アクティビティへの接続方法」をご覧ください。
    • 今回の例の組織は、マルチテナントの認証をサポートし、認証の種類としてはリダイレクト URI を必要とする対話型トークンのみを使用できます。
      • 対話型トークンと既定の Microsoft リダイレクト URI を使用する場合は、種類がモバイル アプリケーションとデスクトップ アプリケーションのプラットフォームを追加する必要があります。詳しくは、Microsoft ドキュメントの「Configure platform settings」をご覧ください。
      • 認証の種類が統合 Windows 認証 (IWA) またはユーザー名とパスワードの場合、アプリケーションのリダイレクト URI の登録は不要です。これらのフローでは、Microsoft ID プラットフォーム v2.0 エンドポイントまでのラウンド トリップが行われ、アプリケーションが特定の URI でコール バックされることはありません。
    • .NET 5.0 をターゲットにする UiPath Studio プロジェクトで Microsoft 365 を使用する場合、所有しているアプリケーションのリダイレクト URI に http://localhost を追加する必要があります。

      詳細については、Microsoft ID プラットフォームのドキュメントのデスクトップ アプリの登録に関する項をご覧ください。

  8. [登録] を選択すると、登録済みアプリケーションの [概要] ページにリダイレクトされます。

アプリケーションの構成を完了するには、API のアクセス許可も追加する必要があります。

注: この設定は一例に過ぎません。したがって、組織のポリシーに基づいて設定を選択できます。

API のアクセス許可を追加する

注:
  • 対話型トークン認証では、委任された権限が使用されます。
  • 権限はアクティビティによって異なります。各アクティビティには固有の機能に必要な権限が含まれているためです。

アプリケーションを登録したら、次の手順で、必要な API のアクセス許可を追加します。

  1. Azure Portal で、登録済みのアプリケーションに移動します。
  2. [管理] オプションを展開し、[API のアクセス許可] を選択します。
  3. [アクセス許可の追加] を選択します。[API アクセス許可の要求] サイド パネルが開きます。
  4. [Microsoft API] タブで [Microsoft Graph] を選択します。
  5. [委任されたアクセス許可] を選択して、アクセス許可のリストを表示します。
    注:
    • 委任された権限は対話型トークンと共に使用されます。
    • アプリケーションの権限は、アプリケーション ID とシークレットと共に使用されます。

    アクセス許可の種類について詳しくは、Microsoft Azure のドキュメント「Configure a client application to access web APIs」をご覧ください。

  6. 検索バーを使用するか、リストをスクロールして、以下のアクセス許可を選択します。
    注:
    • 権限はアクティビティによって異なります。各アクティビティには固有の機能に必要な権限が含まれているためです。
    • これらのアクセス許可はすべて必須というわけではありません。次のリストは、すべての Microsoft 365 アクティビティを実行するために必要なアクセス許可の完全なセットを表しています。特定のユース ケースに応じてアクセス許可を制限できます。必要なアクセス許可については、アクティビティのドキュメント ページをご覧ください。
    • 予定表/カレンダー
      • Calendars.Read
      • Calendars.ReadWrite
    • ファイル
      • Files.Read
      • Files.Read.All
      • Files.ReadWrite
      • Files.ReadWrite.All
    • サイト
      • Sites.Read.All
      • Sites.ReadWrite.All
    • メール
      • Mail.Read
      • Mail.ReadWrite
      • Mail.Send
    • ユーザー
      • User.Read
    • 共有 - ユーザーと共有しているがそのユーザーが所有しているのではないリソースにアクセスするために必要なスコープ。
      • Mail.Read.Shared
      • Mail.ReadWrite.Shared
      • Mail.Send.Shared
      • Calendars.Read.Shared
      • Calendars.ReadWrite.Shared
  7. [アクセス許可の追加] を選択して [API のアクセス許可] リストに戻ります。


  8. [API のアクセス許可] に、予定表ファイルユーザーメールのアクセス許可が追加されていることを確認します。


アプリケーションを特定の Web サイトに対して制限する

アプリケーションがアクセスできる Web サイトを制御するには、次の手順に従います。

まず、アプリケーションに Sites.Selected 権限を割り当てます。

  1. Azure Portal で、登録済みのアプリケーションに移動します。
  2. [管理] オプションを展開し、[API のアクセス許可] を選択します。
  3. [アクセス許可の追加] を選択します。[API アクセス許可の要求] サイド パネルが開きます。
  4. [Microsoft API] タブで [Microsoft Graph] を選択します。
  5. [ アプリケーションのアクセス許可] を選択します。
  6. サイトを検索し、[サイト] ドロップダウン メニューを展開して、利用可能なすべてのサイト権限を表示します。
  7. Sites.Selected 権限の横にチェックマークを追加し、[権限を追加] を選択します。

次に、アプリケーションが API を使用して特定の Web サイトにアクセスできるようにします。

  1. Microsoft Graph エクスプローラーに移動します。
  2. 種類が GET の API を作成します。たとえば、 https://graph.microsoft.com/v1.0/sites?search=FPH_Test です。FPH_Test は SharePoint サイトの名前です。
    図 1. GET API を使用した Microsoft Graph エクスプローラー ページ

  3. [クエリを実行] を選択します。
  4. 応答本文からサイト ID 6c964666-500d-48e6-9ca6-84acee41c5b9,f955b6bc-9d48-4155-b1f5-e722d5cea1b5 をコピーし、後で使用するためにドキュメントに貼り付けます。
    図 2. Microsoft Graph エクスプローラーの GET API 応答本文

  5. アプリケーションがこの Web サイトにアクセスできるようにするには、別の API を作成します。今回は POST です。たとえば、 https://graph/microsoft.com/v1.0/sites/0yxd4.sharepoint.com,6c964666-500d-48e6-9ca6-84acee41c5b9,f955b6bc-9d48-4155-b1f5-e722d5cea1b5/permissions です。6c964666-500d-48e6-9ca6-84acee41c5b9,f955b6bc-9d48-4155-b1f5-e722d5cea1b5 はサイト ID です。
  6. これは POST API であるため、要求本文に JSON 形式でペイロード データを入力します。以下に例を示します。
    {
    	"roles": [
    		"write"
    	],
    	"grantedToIdentities": [
    		{
    			"application": {
    				"id": "14dbd4c1-9ebf-47e8-c3f75bffed2d",
    				"displayName": "BOYA_Nisarg"
    			}
    		}
    	]
    }{
    	"roles": [
    		"write"
    	],
    	"grantedToIdentities": [
    		{
    			"application": {
    				"id": "14dbd4c1-9ebf-47e8-c3f75bffed2d",
    				"displayName": "BOYA_Nisarg"
    			}
    		}
    	]
    }	
    注:
    • ペイロードにアプリケーションの名前と ID が含まれていることを確認します。
    • アプリ ID は、Azure でアプリケーションにアクセスして [概要] で確認できます。
  7. [クエリを実行] を選択します。クエリが正常に実行されると、「Created - 201」というメッセージが表示されます。

特定のサイトにアクセスできるアプリケーションを確認するには、API を POST から GET に変更し、ペイロードを削除し、同じ API を保持してクエリを実行します。応答本文では、その特定のサイトにアクセスできるすべてのアプリケーションを確認できます。

デスクトップ版の Studio でプロジェクトを構築する

まず、以下の手順に従って新しいオートメーション プロジェクトを作成します。

  1. UiPath Studio で [新しいプロジェクト] を選択します。
  2. [プロセス] を選択すると [新しい空のプロセス] ウィンドウが開きます。
  3. プロジェクトの [名前][場所][説明] を入力します。
  4. [対応 OS] を選択します。既定では [Windows] が選択されています。
  5. [作成] を選択します。
  6. UiPath Studio パッケージについて詳しくは、「パッケージを管理する」をご覧ください。

プロジェクトを作成したら、以下の手順に従って UiPath.MicrosoftOffice365.Activities パッケージをインストールします。

  1. [デザイン] リボンから [パッケージを管理] を選択します。
  2. [すべてのパッケージ] 下で、検索バーに「Office 365」または「Microsoft」と入力します。
  3. 目的のパッケージ バージョンを選択し、[インストール] を選択します。
  4. [保存] を選択します。

これで完了です。 以上で設定が完了したので、プロジェクトへの Microsoft 365 アクティビティの追加を開始できます。

次のステップ

アクティビティの実践的な使い方を学び、すぐに使用を開始するには「クイックスタート」のページをご覧ください。これらのガイドには、各種アクティビティの実用的なサンプルを作成するためのステップバイステップの手順が記載されており、登録済みのアプリケーションへの接続を確認したり、入/出力プロパティに習熟したりすることができます。

Microsoft 365 アクティビティについて詳しくは (プロパティの入力/出力の例を含む) クラシック アクティビティに関するこちらのページをご覧ください。完全なリストと、アクティビティの詳細な説明ページへのリンクが記載されています。

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