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生産性を高めるアクティビティ
Last updated 2024年11月6日

メール アクティビティ パッケージについて

メール アクティビティ パッケージは、メール関連タスクの自動化を容易にするように設計されています。

注:

UiPath.Mail.Activities パッケージは、次の Microsoft Outlook バージョンに対応しています。

  • 2013
  • 2016
  • 2019
  • Office 365

[アプリの連携] カテゴリのアクティビティ

[アプリの連携] カテゴリのアクティビティは、IMAPPOP3SMTP など、さまざまなプロトコルに対応しているか、OutlookExchange の操作に特化しています。

[メール メッセージを保存] および [添付ファイルを保存] などのアクティビティは、特定のメール プロトコルとは併用できません。代わりに、[POP3 メール メッセージを取得] などから取得した MailMessage オブジェクト変数を現行マシンの指定したフォルダーに保存します。

Exchange の場合、メール アクティビティ パッケージには、[Exchange スコープ] アクティビティが含まれています。これは、Exchange メール サーバーへの接続を確立し、一回の実行でメール メッセージの削除、取得、移動、送信などのさまざまなタスクを実行できるコンテナです。

注:

UiPath.Mail.Activities パッケージは、次の Microsoft Exchange バージョンに対応しています。

  • 2007
  • 2010
  • 2013
  • Office 365

[連携] カテゴリのアクティビティ

連携」に分類されているアクティビティは、もともと StudioX プロファイル向けに設計された新しいメール アクティビティです。これらのアクティビティは、Outlook デスクトップ アプリケーション、Outlook 365 オンラインおよび Gmail アカウントを自動化できます。

注:

Outlook 365 オンラインおよび Gmail を自動化する前に、次のいずれかの方法でサービスへの接続を設定する必要があります。

  • UiPath Automation Cloud の Integration Service から専用のコネクタを使用します。これにより、接続を容易に追加したり、[Outlook 365 を使用] アクティビティおよび [Gmail を使用] アクティビティから既存の接続を選択したりできます。このオプションは、UiPath.Mail.Activities v1.11.0 以降で使用できます。
  • Integration Service を使用していない場合:

    • Outlook 365 の場合は、Azure AD でアプリケーションを設定します。独自のアプリケーションを作成するか、UiPath の既定のアプリケーションを使用できます。詳細については、「Outlook 365 の操作の自動化のため Azure AD を設定する」をご覧ください。
    • Gmail の場合は、UiPath の既定のアプリケーション (追加の設定は不要) を使用するか、Google Cloud で独自のアプリケーションを設定します。

      Studio のユーザーが [Outlook 365 を使用] アクティビティや [Gmail を使用] アクティビティで自分のアカウントを追加するときに、アプリケーションの資格情報を設定しないで済むようにするために、Orchestrator でアプリケーションの資格情報をアセットとして追加する必要があります。詳細については、「Orchestrator で Outlook 365 と Google Workspace 用のアプリケーションの資格情報を追加する」をご覧ください。

Studio v2021.10 および UiPath.Mail.Activities v1.11.0 以降、StudioX でのみ利用できたデザイン エクスペリエンスが、Studio プロファイルでも利用できるようになりました。

  • [アクティビティ] パネルの [連携] > [Gmail と Outlook] から、アクティビティを既定で利用できます。
  • [Outlook 365 を使用][Gmail を使用]、または [デスクトップ版 Outlook アプリを使用] スコープ アクティビティを追加するときに、スコープ アクティビティ内に追加するメール アクティビティを設定できます。各プロパティのプラス メニューから直接アカウントを参照して、プロパティの種類に一致するデータを選択できます。式を手動で入力する必要はありません。具体的には、Outlook のフォルダー、Gmail のラベル、プロジェクト実行時に選択する Outlook デスクトップ アプリのメール、反復処理での現在のメール、またはメッセージ フィールド (件名、本文、本文 (HTML)、BCC、CC、宛先、送信元、日付 (テキスト)、優先度など) を指定できます。



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