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生産性を高めるアクティビティ
Last updated 2024年11月6日

予定表を取得

UiPath.MicrosoftOffice365.Activities.Calendar.GetCalendars

説明

Microsoft Graph の GetCalendar API を使用して、予定表のプロパティと関係を取得します。予定表は、ユーザー用のもの、または Office 365 グループの既定の予定表を使用できます ([ユーザー])。

予定表を取得すると、アクティビティはユーザーの既定の予定表を表す Calendar オブジェクト ([既定の予定表]) と、ユーザーのすべての予定表を表す Calendar[] オブジェクトの配列 ([予定表]) を出力します。出力されるこれらの Calendar オブジェクトは、[イベントを作成] および [イベントを検索] アクティビティで入力プロパティ変数として使用できます。

このアクティビティの機能は、予定表の取得に留まりません。[Microsoft Office 365 スコープ] 内の登録済みアプリケーション ([アプリケーション ID]) にアクセス許可があるか、ユーザーから適切な権限を委任されていれば、他のユーザーの予定表を取得することも可能です。

スコープ

このアクティビティには、次のスコープが必要です。

  • Calendars.Read

OR

  • Calendars.Read.Shared

OR

  • Calendars.ReadWrite

OR

  • Calendars.ReadWrite.Shared

OR

  • Group.Read.All

OR

  • Group.ReadWrite.All

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ |Windows

構成

プロパティ

共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
入力
  • アカウント - (任意) 対話するメール アドレスです。現在のユーザーがアクセス権を持つ任意の共有メールボックスを含みます。設定しない場合、現在のユーザーのアカウントが使用されます。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
    注: [アカウント] フィールドは、認証の種類が [ApplicationIdAndSecret][ApplicationIdAndCertificate] の場合は必須です。
  • ユーザー ー 予定表を取得するユーザーのメール アドレスです。指定しない場合、自分の予定表が使用されます。予定表を読み込むには、ユーザーに API 権限が必要です。詳しくはセットアップ ガイドをご覧ください。このプロパティでは、String 型変数と文字列形式の値がサポートされています。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。 このフィールドでは、Boolean 値がサポートされています。
出力
  • 予定表 ー ユーザーの予定表の配列です。このフィールドでは Calendar[] 型の変数のみがサポートされています。後続のアクティビティで出力データを使用する予定がある場合は必須です。この変数は、他のアクティビティ (例: [イベントを作成] および [イベントを検索]) の入力変数としても使用できます。
  • 既定の予定表[ユーザー] プロパティが空の場合に使用される、認証されたユーザーの既定の予定表です。このフィールドでは Calendar 変数のみがサポートされています。後続のアクティビティで出力データを使用する予定がある場合は必須です。この変数は、他のアクティビティ (例: [イベントを作成] および [イベントを検索]) の入力変数としても使用できます。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. 手順を完了します。
  2. プロジェクトに [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティを追加します。
  3. [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティ内に [予定表を取得] アクティビティを追加します。
  4. [入力] セクションのプロパティに値を入力します。
  5. [出力] セクションのプロパティのために Calendar および Calendar[] 型変数を作成し、入力します。
  6. アクティビティを実行します。

    • 入力したプロパティ値は、Get Calendar API に渡されます。
    • API は、出力プロパティ変数に CalendarCalendar[] の値を返します。


  • 説明
  • プロジェクトの対応 OS
  • 構成
  • 動作のしくみ

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