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生産性を高めるアクティビティ
Last updated 2024年11月6日

Google Workspace スコープ

UiPath.GSuite.Activities.GSuiteApplicationScope

説明

Google Workspace アクティビティの接続クライアントと認証を処理します。Google Workspace アクティビティは、アプリケーション スコープで指定されたアカウントで動作します。複数の認証の種類を使用できます。

v2.5.5 より、新しいバージョンの Google Workspace アクティビティをスコープ アクティビティ内で使用できるようになりました。[Google Workspace スコープ] で Integration Service アクティビティを使用する方法については、「Integration Service を使用せずに Google Workspace アクティビティを使用する方法」をご覧ください。

既知の問題

重要:

[Google Workspace スコープ] では現在、[OAuth クライアント] に [UiPath] (UiPath パブリック アプリ) を使用した状態で [認証の種類] に [OAuthClientID] を利用することができません。場合によっては、UiPath パブリック アプリを認証に使用しているオートメーションが停止し、「This app is blocked. (このアプリはブロックされています。)」というエラーがスローされます。UiPath では現在、この問題の修正とアプリの復元に取り組んでいます。

パブリック アプリを復元するまでの間は、組織でカスタム Google アプリケーションを作成することで [OAuthClientID] の認証を使用できます。UiPath のパブリック Google アプリケーションからカスタム Google アプリケーションに切り替えるには、次の手順に従います。

  1. Google Cloud でアプリケーションを設定する」の説明に従って、独自の Google Cloud アプリケーションを作成し、必要なスコープを割り当て、OAuth クライアント ID の資格情報を作成します。
    • UiPath パブリック アプリで使用されるスコープは、 https://www.googleapis.com/auth/calendarhttps://www.googleapis.com/auth/spreadsheetshttps://www.googleapis.com/auth/documentshttps://www.googleapis.com/auth/drivehttps://mail.google.comです。必要に応じて、同じスコープを使用することも、カスタムのスコープを割り当てることもできます。
  2. 認証の種類に [OAuthClientID] を選択する場合は、[OAuth クライアント] フィールドを [カスタム] に設定します。[クライアント ID] フィールドと [クライアント シークレット] フィールドに、カスタム アプリの資格情報を追加します。

    docs image

  3. オートメーションをテストし、プロジェクトを再パブリッシュして実行します。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ |Windows

構成

  • 接続方法 - 使用する接続補法を選択します。ドロップダウン メニューで選択できるオプションは次のとおりです。
    • プロパティ パネル - [プロパティ] パネルでコネクションの詳細を設定します。
    • アセット - Orchestrator の資格情報アセットを使用します。 このオプションを使用することをお勧めします。

アセットの接続方法

このオプションを選択すると、すべての認証情報がアセット内に格納されるため、[プロパティ] パネル オプションに表示される認証フィールドは非表示になります。

アセット メソッドは、[プロパティ] パネル メソッドと同じ認証の種類 (OAuth クライアント ID、API キー、またはサービス アカウント キー) をサポートします。

  • コネクション アセット - Orchestrator のフォルダーを参照してアセットを選択します。 このフィールドでは IResource 変数がサポートされています。 [アセットを管理] ボタンを選択して Orchestrator を開きます。 利用可能なアセットのリストは、Studio とロボットが接続されている Orchestrator によって異なります。
    • Orchestrator でアセットを更新した場合は、プラス ボタンのメニューから [アセットを再読み込み] を選択します。デスクトップ版の Studio の使用中に Orchestrator に新しいアセットを追加した場合、そのアセットはすぐには [スコープ] アクティビティで利用できないことに注意してください。

共通

  • タイムアウト (ミリ秒) - 設定した場合、指定した時間 (ミリ秒) が経過した後にアクティビティはタイムアウトして例外をスローします。

オプション

  • データ保存場所 - TokenResponse の保存先を指定するドロップダウン リスト。使用可能なプロパティ値は、[Local disk][Orchestrator][Never store] のいずれかです。

    • ローカル ディスク - コネクション トークンは、マシン上のローカル フォルダーに保存されます。同じコネクションを同一マシン上の複数のプロセスで使用できます。
    • Orchestrator - コネクション トークンは、Orchestrator でアセットとして指定したフォルダーに保存されます。指定した Orchestrator フォルダーへのアクセス権がある限り、複数のマシン上の複数のプロセスで同じコネクションを使用できます。
    • 保存しない - コネクション トークンは保存されません。
  • Orchestrator フォルダー パス - 操作が実行される Orchestrator のフォルダー。モダン フォルダーが有効でない場合は、空のままにします。詳細については、『Orchestrator ガイド』の「フォルダーについて」をご覧ください。

サービス アカウント キー

  • ユーザーのメール アドレス - サービス アカウントにドメイン全体へのアクセス権を付与した場合、ドメインからユーザー権限を借用する必要があります。このフィールドに借用されたユーザーのメール アドレスを入力します。
実行時
  • ランタイム接続アセット - 参照してアセットを選択します。このフィールドでは、ランタイム用の別のアセットを選択できます。プラス ボタンのメニューを使用して [相対パス] を選択し、コネクションの詳細を含む Orchestrator アセットのフル パスを入力します。

[プロパティ] パネルの接続方法

  • コネクション - リストからアカウントを選択します。 コネクションの追加、削除、および使用するコネクションの選択ができます。
  • 認証スコープ - 以下の「認証スコープ ウィザードを使用する」のセクションをご覧ください。
認証スコープ ウィザードを使用する

[スコープ] アクティビティには汎用的な権限セレクターが組み込まれており、アクティビティが正しく機能するために必要な、使用されているすべての認証スコープを明確に把握できます。



[Google Workspace アプリケーション スコープ] アクティビティに含まれるすべての子アクティビティが、必要なスコープとして自動的に検出されます。

[スコープ] ウィザードでスコープを手動で選択しない場合、実行時には既定で自動検出機能が適用され、ウィザードの設定が不要になります。必要最低限のスコープのすべてが実行時に選択されます。

子アクティビティを [Google Workspace アプリケーション スコープ] に追加した後に、スコープを手動で追加することもできます。

注: API スコープと権限について詳しくは、「Microsoft 365 および Google Workspace カード - API のアクセス許可とスコープ」をご覧ください。
認証
  • 認証の種類 - Googler Workspace サービスへのアクセスに使用する認証の種類を指定するドロップダウン リストです。使用可能なプロパティ値は、ApiKeyOAuth2ClientID、および ServiceAccountKey です。選択した認証の種類によっては、追加のプロパティ フィールドが必要になる場合があります。
OAuth クライアント ID
注: これは、Integration Service でサポートされている認証方法と同じです。パブリックの UiPath アプリまたはプライベートのカスタム アプリケーション ([独自のアプリを使用する] メソッド) を使用します。

以下のプロパティ フィールドは、AuthenticationType 値が OAuthClientID である場合にのみ必要です。

  • クライアント ID - ユーザー アカウントの資格情報 ID です。 このプロパティでは、String 型の変数と文字列形式の値がサポートされています。
  • クライアント シークレット - ユーザー アカウントの認証情報のシークレット (秘密) です。 このプロパティでは、String 型の変数と文字列形式の値がサポートされています。
  • OAuth クライアント - 使用するアプリケーション (クライアント) を指定します。[UiPath] を選択した場合、[クライアント ID] と[クライアント シークレット]
  • セキュリティで保護されたクライアント シークレット - 保護された文字列としてのユーザー アカウントのクライアント シークレット。このプロパティでは、String 型の変数と文字列形式の値がサポートされています。
    注:

    UiPath Apps を使用する場合、ユーザーは UiPath ロボットに対して Google メール アカウント内のデータへのアクセスを許可することになります。その後、UiPath ロボットは、ユーザーの指示によってのみデータを操作できます。ユーザーが UiPath ロボットを使用して操作するデータに UiPath がアクセスし、それらのデータを保存、処理することは、いかなる方法であろうと、一切ありません。また、ロボットをユーザーの指示を超えた用途で使用できるようにすることもありません。UiPath は Google API から受け取る情報を、限定的使用要件をはじめとする Google API サービス ユーザー データ ポリシーに従って使用します。

    詳細は、『UiPath プライバシー ポリシー』の全文をご覧ください。

  • データ保存場所 - TokenResponse の保存先を指定するドロップダウン リスト。使用可能なプロパティ値は、[Local disk][Orchestrator][Never store] のいずれかです。このプロパティは、選択した [認証の種類] が [OAuthClientID] である場合にのみ適用されます。

  • Orchestrator フォルダー パス - 操作が実行される Orchestrator のフォルダー。モダン フォルダーが有効でない場合は、空のままにします。詳細については、『Orchestrator ガイド』の「フォルダーについて」をご覧ください。

  • ユーザー - 認証されたユーザーに割り当てられた識別子。識別子ごとに一意の応答トークンが生成され、将来のために保存できます。このプロパティでは、String 型変数と文字列形式の値がサポートされています。このプロパティは、選択した [認証の種類] が [OAuthClientID] である場合にのみ適用されます。
サービス アカウント キー

以下のプロパティ フィールドは、AuthenticationType 値がサービス アカウント キーである場合にのみ必要です。

  • キーの種類 - キー ファイルに従ってサービス アカウントの種類を指定するドロップダウン リスト。使用可能なプロパティ値は、JSON または P12 です。P12 サービス アカウントの場合、[パスワード] および [サービス アカウントのメール アドレス] プロパティが必須です。
  • サービス アカウントのメール アドレス - サービス アカウントに自動生成されるメール アドレスです。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートし、[キーの種類] の値が P12 の場合にのみ必須です。
  • ユーザーのメール アドレス - [ドメイン全体へのアクセス権あり] が選択されている場合、サービス アカウントがドメインからユーザー権限を借用します。このフィールドに借用されたユーザーのメール アドレスを入力します。
  • ドメイン全体へのアクセス権あり - チェックした場合、アクティビティはサービス アカウントにドメイン全体のアクセス権を付与します。Boolean 値です。
  • キー パス -サービス アカウント キー ファイルへのパスです。このプロパティでは、String 型変数と文字列形式の値がサポートされています。Google Cloud Platform でサービス アカウントを作成すると、ダウンロード用のキー ファイルが生成されます。
  • パスワード - サービス アカウントのパスワードです。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートし、[キーの種類] の値が P12 の場合にのみ必須です。
  • キーの Orchestrator ストレージ バケット - [キー パス] で指定された資格情報の取得に使用するストレージ バケットです。ストレージ バケットを選択した場合、[キー パス] フィールドに、選択したストレージ バケット内のファイル パスを指定する必要があります。ストレージ バケットが設定されていない場合、[キー パス] はローカル ストレージを使用します。入力モードにフル パスを選択した場合は、ストレージ バケットのパスを文字列として入力するか、変数を使用できます。
    注: このオプションを使用すると、サービス アカウント キー認証を無人モードで使用できます。 プロジェクト フォルダーに P12 または JSON ファイルを追加する必要がなくなりました。
API キー

以下のプロパティ フィールドは、[認証の種類」 の値が APIKEY ある場合にのみ必要です。

  • API キー - アカウント API キーです。API キーは、Google スプレッドシート アクティビティでのみ使用できます。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。Google メール、Google カレンダー、および/または Google ドライブ アクティビティを使用する場合、[認証の種類] に異なる値を選択する必要があります。

共通

  • エラー発生時に実行を継続 - 設定した場合、現在のアクティビティが失敗しても残りのアクティビティの実行を継続します。
  • タイムアウト (ミリ秒) - 設定した場合、指定した時間 (ミリ秒) が経過した後にアクティビティはタイムアウトして例外をスローします。

UiPath が Google ソフトウェアに関連して開発・提供するソフトウェアには、UiPath Open Platform Activity License Agreement (UIPath オープン プラットフォーム アクティビティ ライセンス契約) が適用されます。UiPath との関連で使用される Google ソフトウェアおよびサービスは、Google の利用規約、および Google により公開されているその他の適用可能な契約、ポリシー、またはガイドラインに従ってアクセスおよび使用するものとします。

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