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生産性を高めるアクティビティ
Last updated 2024年11月6日

ファイル/フォルダーを取得

UiPath.MicrosoftOffice365.Activities.Files.GetItem

説明

Microsoft Graph の GetItem API を使用して、既知の ID ([アイテム ID]) で指定したアイテムのメタデータを取得します。アイテムの ID を取得するには、DriveItem オブジェクトを出力するアクティビティ (例: [ファイルやフォルダーを探す]) を使用できます。
アイテムが見つかると、アクティビティは、後続のアクティビティで使用できる、新しい DriveItem オブジェクト ([アイテム]) にメタデータを返します。
スコープ

このアクティビティには、次のスコープが必要です。

  • Sites.Read.All

OR

  • Sites.ReadWrite.All

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ |Windows

構成

アクティビティの本体
  • ファイルまたはフォルダー - ターゲット ファイルまたはフォルダー。フィールドの横の [参照] アイコン docs image をクリックし、フォルダーまたはファイルを参照して選択します。 
  • ID を入力 - ID を取得するには、アクティビティの依存関係に含まれる出力 DriveItem 変数を入力します (例: [ファイルやフォルダーを探す][ファイル/フォルダーをコピー][フォルダーを作成])。DriveItem 変数を入力するときに、変数の末尾に「.Id」を付加することで、オブジェクトの ID を取得できます (例: firstFolderFound.Id)。このプロパティでは、String 型変数と文字列形式の値がサポートされています。
  • URL を入力 - 取得するファイルまたはフォルダーの DriveItem URL です。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。

プロパティ パネル

共通

  • 表示名 - デザイナー パネルに表示されるアクティビティの名前です。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。

入力

  • アイテム ID - 取得するファイルまたはフォルダーの DriveItem ID です。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
  • アイテム URL - 取得するファイルまたはフォルダーの DriveItem URL です。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。

その他

  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。 このフィールドでは、Boolean 値がサポートされています。

オプション

  • アカウント - OneDrive を所有するユーザーの ID またはユーザー プリンシパル名です。認証の種類が ApplicationIdAndSecretApplicationIdAndCertificate の場合は、このパラメーターを設定する必要があります。

出力

  • アイテム - DriveItem として取得対象のファイルまたはフォルダーです。

SharePoint

  • ドライブ名 - 指定したファイルまたはフォルダーを検索する OneDrive または SharePoint 内のドライブの名前です。SharePoint 内にこのドライブが存在する場合は、[サイト URL] を指定する必要があります。空白のままにすると、[サイト URL] フィールドで指定された SharePoint サイトの既定のドライブ (通常は「Documents」) 内で検索が実行されます。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
  • サイト URL - 指定したファイルまたはフォルダーを検索する SharePoint サイトの URL です。SharePoint 内を検索する場合のみ必須です。たとえば、SharePoint サイトのドキュメントを検索する場合、サイトの URL は「https://uipath.sharepoint.com/sites/Quickstart」などとなり、[ドライブ名]Documents」などとなります。このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. 手順を完了します。
  2. プロジェクトに [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティを追加します。
  3. DriveItem オブジェクトを出力するアクティビティを追加するか外部プロセスを実行します (例 : [ファイルやフォルダーを探す][ブックを作成][アイテムをコピー])。
  4. [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティ内に [アイテムの情報を取得] アクティビティを追加します。
  5. [入力] セクションのプロパティに値を入力します。
  6. [出力] セクションのプロパティのために DriveItem 型変数を作成し、入力します。
  7. アクティビティを実行します。

    • 入力したプロパティ値は、GetItem API に渡されます。
    • API は、[出力] セクションのプロパティ変数に DriveItem の値を返します。


  • 説明
  • プロジェクトの対応 OS
  • 構成
  • 動作のしくみ

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