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生産性を高めるアクティビティ
Last updated 2024年11月6日

イベント/予定を作成

UiPath.MicrosoftOffice365.Activities.Calendar.CreateEvent

説明

Microsoft Graph の Create Event API を使用して、指定した予定表 ([予定表]) に新しいイベントを作成します。

イベントを作成するときには、日時 ([開始時刻][終了時刻][タイム ゾーン]) と含める内容 ([本文][件名]) を指定します。さらに、指定した予定表から、このイベントにカテゴリを割り当てるオプション ([カテゴリ]) もあります。

イベントを作成すると、アクティビティは Event オブジェクトを出力します。これは、後続するアクティビティ (例: [出席者を追加][場所を追加] など) で入力変数として使用できます。
スコープ

このアクティビティには、次のスコープが必要です。

  • Calendars.ReadWrite

OR

  • Calendars.ReadWrite.Shared

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ |Windows

構成

プロパティ

共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
イベント/予定の内容
  • 本文 - イベントの本文です。[HTML 本文] オプションを選択した場合、本文を HTML 形式で指定する必要があります。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
  • HTML 本文 - 選択した場合、本文は HTML 形式で解釈されます。 このフィールドでは、Boolean 値がサポートされています。
  • 件名 - イベントの件名です。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
イベント/予定のスケジューリング
  • 終了時刻 - イベントの終了時刻です。このフィールドでは DateTime 型の変数のみがサポートされています。
  • 開始時刻 - イベントの開始時刻です。このフィールドでは DateTime 型の変数のみがサポートされています。
    注:
    • DateTime の値は、MM/DD/YYYY 時間:分:秒の形式で指定する必要があります (例: 10/31/2019 12:00:00)。
    • 十分に詳細な情報を入力すれば、DateTime 形式は自動的に修正されます。たとえば、10/31/19 3pm と入力した場合、自動的に 10/31/2019 15:00:00 に修正されます。
  • [タイム ゾーン] - [開始時刻][終了時刻] を解釈するタイム ゾーンです。既定値は、「システムのタイム ゾーン」です (表示されません)。有効な String を入力します (例: "Pacific Standard Time")。
入力
  • アカウント - (任意) 対話するメール アドレスです。現在のユーザーがアクセス権を持つ任意の共有メールボックスを含みます。設定しない場合、現在のユーザーのアカウントが使用されます。 このプロパティは、String 型変数と文字列形式の値をサポートします。
    注: [アカウント] フィールドは、認証の種類が [ApplicationIdAndSecret][ApplicationIdAndCertificate] の場合は必須です。
  • 予定表 - イベントの作成に使用する予定表です。[予定表を取得] アクティビティによって取得できます。値を指定しないと、既定の予定表が使用されます。このフィールドでは Calendar 変数のみをサポートします。値を入力する場合、[予定表を取得] アクティビティの出力プロパティ変数 ([予定表] または [既定の予定表]) を使用します。[予定表] 出力プロパティ変数を使用する場合、配列内の使用する項目を指定します (例: myCalendar(0))。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。 このフィールドでは、Boolean 値がサポートされています。
オプション
  • カテゴリ - イベントに関連付けられているカテゴリです。このフィールドでは String[] 変数のみをサポートします。値は、指定した [予定表] のカテゴリのリストに一致している必要があります (以下の画像の例を参照)。カテゴリを 1 つ入力する場合は、{ } で囲み、" " を使用して宣言します (例: {"紫の分類"}。カテゴリを複数入力する場合は、全体を { } で囲み、各カテゴリを " " で宣言し、コンマで区切って列挙します (例: {"カスタムの分類", "紫の分類"})。


  • 終日 - 選択した場合、イベントが終日イベントとして設定されます。選択すると、[開始時刻] プロパティと [終了時刻] プロパティに入力した値は上書きされます。[終日] プロパティを選択する場合も、[開始時刻] プロパティと [終了時刻] プロパティには値を入力する必要があります。 このフィールドでは、Boolean 値がサポートされています。
  • 公開方法 - イベント中のユーザーの空き状態。[不明][イベントなし][仮のイベント][イベントあり][外出中][他の場所で勤務中]の 6 つのオプションから、いずれか 1 つを選択します。既定値は [イベントなし] です。
出力
  • イベント - 作成されるイベントです。他のアクティビティでこのオブジェクトを使用して、出席者を追加したり情報を変更したりできます。このフィールドでは Event 型の変数のみがサポートされています。後続のアクティビティで出力データを使用する予定がある場合は必須です。この変数は、他のアクティビティ (例: [出席者を追加] および [場所を追加] など) の入力変数として使用できます。

動作のしくみ

以下の手順とメッセージ シーケンス ダイアグラムは、設計時 (つまり、アクティビティの依存関係と入/出力プロパティ) から実行時に至るまでの、アクティビティの動作のしくみの例を示したものです。

  1. 手順を完了します。
  2. プロジェクトに [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティを追加します。
  3. (任意) Calendar オブジェクトを出力するアクティビティを追加するか外部プロセスを実行します (例: [予定表を取得])。
  4. [Microsoft Office 365 スコープ] アクティビティ内に [イベントを作成] アクティビティを追加します。
  5. [イベントの内容] および [イベントのスケジュール設定] プロパティの値を入力します。
  6. [出力] セクションのプロパティのために Event 型変数を作成し、入力します。
  7. アクティビティを実行します。

    • 入力したプロパティ値は、CreateEvent API に渡されます。
    • API は、[出力] セクションのプロパティ変数に Event の値を返します。


  • 説明
  • プロジェクトの対応 OS
  • 構成
  • 動作のしくみ

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