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最終更新日 2024年3月27日

プロジェクト設定

Excel モダンのプロジェクト設定では、StudioX 向けに設計された Excel アクティビティに共通する複数のプロパティを、現在のプロジェクト内でグローバルに構成できます。

注: Excel アクティビティ パッケージの v2.11.0 より前のリリースでは、この設定カテゴリは Excel ビジネスと呼ばれていました。

Excel モダンのプロジェクト設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. [プロジェクト] > [プロジェクト設定] を選択します。
  2. [アクティビティ設定] の [Excel モダン] タブを選択します。
  3. 設定は異なるカテゴリに分けられており、[Excel デザイン エクスペリエンス] 以外のすべての設定には、[実行時の値][デバッグ時の値] があります。設定の更新が必要なカテゴリを展開します。

    ウィンドウ上部の一括処理ドロップダウン メニューを使用すると、すべての設定を既定値にリセットしたり、デバッグと実行環境のフィールドの間ですべての値をコピーしたりすることができます。

Excel モダン

Excel デザイン エクスペリエンス

Excel アクティビティ パッケージ v2.11.0 で導入されたこの設定は、UiPath Studio リリース 2021.10 以降の Studio プロファイルで利用できる Excel デザイン エクスペリエンスを決定します。StudioX プロファイルでは、常にモダン デザイン エクスペリエンスが使用されます。

プロパティ名

プロパティの説明

既定の設定

Excel デザイン エクスペリエンス

  • UseGlobalSetting - モダン デザイン エクスペリエンスのプロジェクト設定で、クラシック エクスペリエンスとモダン エクスペリエンスのどちらが有効化されているかを判断します。
  • UseClassic - プラス docs image メニューからの Excel の操作をサポートしないカテゴリのクラシック アクティビティを使用して、既定でモダン アクティビティを非表示にします。
  • UseModern - プラス docs image メニューからの Excel の操作をサポートするモダン アクティビティを使用して、既定でクラシック アクティビティを非表示にします。

UseGlobalSetting

Excel を起動する

実行時の Excel の起動方法は、以下のオプションで設定できます。

プロパティ名

プロパティの説明

既定の設定

起動方法

  • 自動化 ー Excel が自動化 API によって起動されます。起動は高速ですが、すべてのアドインが読み込まれるわけではないため、ブックが適切に機能するためにアドインを必要とする場合には問題が発生する可能性があります。
  • アプリケーション - Excel はユーザーが手動で開いたときのように起動し、Excel の読み込み動作があらゆる面で (アドインなど) 保証されます。

アプリケーション

Excel の開始までの待機時間

(秒)

Excel でファイルが開くまでの待機時間を秒単位で指定します。この時間が経過しても起動しないとエラーが生成されます。

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Excel の表示設定

これらの設定によって、オートメーションの実行中に Excel のウィンドウを表示するかどうかを決定します。

プロパティ名

プロパティの説明

既定の設定

Excel ウィンドウを表示

  • True - プロジェクトによって Excel ファイルが開き、ユーザーに対してウィンドウが表示されます。
  • False - プロジェクトによって Excel ファイルがバックグラウンドで開き、ウィンドウは非表示になります。
: Excel ファイルが既に開いている場合は、このプロパティは無視され、既に開いている Excel インスタンスの表示設定が使用されます (通常は表示)。

True

Excel のアラートを表示

  • True - オートメーション中に Excel アラートがユーザーに対して表示されます。
  • False - オートメーション中に Excel アラートが非表示になります。
: [Excel ウィンドウを表示] オプションが [False] に設定されている場合は、このオプションは [True] に設定できません。

False

Excel プロセス スコープ

これらの設定により、さまざまなシナリオで Excel プロセスと競合を処理する方法、および指定した Excel ファイルでマクロを有効化するか無効化するかが決定されます。

プロパティ名

プロパティの説明

既定の設定

プロセス モード

  • 常に新規作成 - 関連するすべてのファイルを読み込むために、常に新しい Excel プロセスが作成されます。
  • 有人オートメーション ユーザー - マシン上に 1 つの Excel プロセスのみが存在するようにします。複数の Excel プロセスが検出された場合、メッセージが表示されます。
  • 存在する場合は再利用 - 最初の [Excel ファイルを使用] アクティビティの実行時に、開いている Excel プロセスを検索して、ファイルが既に開いているかどうか確認します。開いているファイルが見つかった場合、そのプロセスは Excel プロセス スコープに関連付けられます。
  • 存在する場合のみ - 最初の [Excel ファイルを使用] アクティビティの実行時に、ファイルが既に開いているかどうか確認するために、開いている Excel プロセスを検索します。開いているファイルが見つかった場合、そのプロセスは Excel プロセス スコープに関連付けられます。開いているファイルが見つからなかった場合、例外がスローされます。

存在する場合は再利用

既存のプロセスに対するアクション

  • なし - マシン上の既存のプロセスに関して、何もアクションは実行されません。
  • 強制終了 - ファイルを保存せずに、開いている Excel プロセスを閉じます。

None

ファイルの競合の解決方法

  • None - 競合するファイルが見つかっても、何も行われません。
  • CloseWithoutSaving - 保留中の変更を保存せずに、競合している Excel ファイルを閉じます。
  • PromptUser - ファイルを閉じるよう求めるメッセージが表示されます。
  • ThrowException - 例外がスローされます。この例外は [トライ キャッチ] アクティビティで対処できますが、対処しないとワークフローは終了します。

ThrowException

マクロの設定

  • EnableAll - すべてのマクロが有効化されており、実行できます。
  • DisableAll - 指定された Excel ファイルですべてのマクロが無効化されています。マクロは実行できません。
  • ReadFromExcelSettings - 現在の Excel マクロ設定を読み取ります。

EnableAll

Excel ファイルを使用

これらの設定によって、[Excel ファイルを使用] アクティビティを使用する際に Excel から読み取る値に適用する書式設定を決定します。

プロパティ名

プロパティの説明

既定の設定

読み取る値の書式

  • 既定 - Excel によって返される既定の書式設定を使用します。
  • 生の値 - 生の値を使用し、すべての書式設定を無視します。
  • 表示値 - Excel に表示されているとおりに値を取得します。

既定 (Default)

注: これらの設定は、[プロパティ] パネル[読み込む値の書式] プロパティを変更することで、[Excel ファイルを使用] アクティビティごとに個別に設定できます。
Excel プレビュー

設計時プラス記号 メニューを使用した場合の Excel へのアクセス方法は、以下のオプションで設定できます。

プロパティ名

プロパティの説明

既定の設定

Excel プレビューの種類

  • 既定 ー 使用するプレビューの種類を StudioX が判断します。
  • UseXmlFile ー Excel ファイルの内容を解析します。このオプションを使用できるのは、読み込みにアドインを使用しない .xlsx ファイルのみです。
  • UseExcelInstance ー ファイルの内容の読み込みに Excel を使用します。このオプションを使用すると、Excel で開くことができるすべてのファイルのプレビューが可能になります。ファイルがあらかじめ Excel で開かれていると、プレビューが高速になります。

既定 (Default)

注: 起動方法が [アプリケーション] の場合、プレビューの種類として [UseExcelInstance] を使用するには、ファイルが既に Excel で開かれている必要があります。
  • Excel モダン

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