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Orchestrator ユーザー ガイド

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
最終更新日時 2024年12月4日

アカウントとマシンのマッピングを設定する

このページでは、管理者がいつも特定のホスト マシンのログインに使用しているアカウントを、関連するマシン テンプレートにリンクさせて、特定のアカウントとマシンのペアを唯一有効な実行ターゲットとして設定する手順を、段階を追って説明します。

アカウントとマシンのマッピング機能により、管理者はユーザーが自分がログインしているマシンでのみオートメーションを実行できるように制限して、ジョブの実行ターゲットをきめ細かく制御できます。具体的には、特定のアカウントによるプロセスの無人実行を特定のマシン テンプレートに関連付けることができます。つまり、ジョブを開始したりトリガーを設定したりするときに、それらのアカウントとマシンのペアのみを実行に使用できます。

範囲に応じて、アカウントとマシンのマッピングには 2 つの種類があります。

  • テナント範囲のマッピング - テナント内のすべてのフォルダーに影響します。
  • フォルダー範囲のアカウントとマシンのマッピング - 特定のフォルダーに関連付けられています。

テナント範囲のアカウントとマシンのマッピングを設定する

注: テナント全体でアカウントとマシンのマッピングを変更するには、マシンに対する [表示] 権限と [編集] 権限、またはマシンに対する [表示] 権限と [作成] 権限が必要です。
  1. [新しいマシンを追加] または [マシンを編集] をクリックして、新しいマシン テンプレートを作成するか、既存のマシン テンプレートを編集します。
  2. 全般設定を設定します。
  3. [アカウントとマシンのマッピング] タブをクリックします。
  4. マッピング方法を選択します。
    • すべてのアカウントにこのマシンの使用を許可 - 特定のマッピングはありません。
    • 特定のアカウントのみをこのマシンに割り当て - 実行が許可される、特定のアカウントとマシンのペアを設定します。
  5. 特定のマッピング方法について、当該マシンでの実行が許可されるアカウントを選択します。


アカウントは、Unattended ロボットの資格情報 (ドメイン\ユーザー名) を使用して [アカウントとマシンのマッピング] ページに示されます (作成されている場合)。



テナント範囲のマッピングに対して行われた変更はすべて、フォルダー レベルで次のように反映されます。

  • テナントから継承 - テナント マッピングに対して行われたアカウント設定の変更はすべて、フォルダー レベルでも反映され、テナント マッピングでアカウントを追加/削除すると、ユーザーはフォルダー マッピングでも追加/削除されます。
  • このフォルダーに対する特定のアカウントとマシンのマッピング - アカウントをテナント マッピングに追加しても、フォルダー マッピングで使用できるようにはなりません。アカウントは、フォルダー マッピングからは除外されます。テナント マッピングからアカウントを削除すると、アカウントはフォルダー レベルでも削除されます。

フォルダー範囲のアカウントとマシンのマッピングをテナント レベルで設定する

注: フォルダー レベルでアカウントとマシンのマッピングを変更するには、フォルダーに対する [編集] 権限またはサブフォルダーに対する [編集] 権限が必要です。
重要: 反映されたマシンに対して、アカウントとマシンのマッピングを設定することはできません。

フォルダー範囲のマッピングはテナント範囲のマッピングのサブセットで、フォルダー内でオートメーションを実行できるアカウントとマシンのペアを制御します。フォルダー範囲のマッピングを設定しない場合は、テンプレート範囲のマッピングが既定で適用されます。

フォルダー範囲のマッピングは、テナント レベルで設定するか ([テナント] > [フォルダー])、フォルダー レベルで直接設定することができます ([フォルダー] > [マシン])。

  1. [テナント] > [フォルダー] に移動し、[フォルダーを管理] ペインで、マッピングを変更するフォルダーをクリックします。
  2. [マシン] タブで、[その他のアクション] > [フォルダーのアカウント マッピングを更新] をクリックします。[アカウントのマッピングを編集] ウィンドウが表示されます。
  3. マッピング方法を選択します。
    • テナントから継承 - テナントに定義されたマッピングの他に、このフォルダーに対する特定のマッピングはありません。
    • このフォルダーに対する特定のアカウントとマシンのマッピング - このフォルダーでの実行が許可される、特定のアカウントとマシンのペアを設定します。
  4. 特定のマッピング方法について、当該マシンでこの特定のフォルダーに対して実行が許可されるアカウントを選択します。


以下の短いビデオで、テナント レベルでフォルダー範囲のアカウントとマシンのマッピングを設定する方法を説明しています。

フォルダー範囲のアカウントとマシンのマッピングをフォルダー レベルで設定する

  1. マッピングを変更するフォルダーに移動し、[設定] タブを選択します。
  2. [マシン] タブをクリックし、特定のアカウントとペアにするマシン オブジェクトの [その他のアクション] > [フォルダーのアカウント マッピングを更新] をクリックします。[アカウントのマッピングを編集] ウィンドウが表示されます。
  3. マッピング方法を選択します。
    • テナントから継承 - テナントに定義されたマッピングの他に、このフォルダーに対する特定のマッピングはありません。
    • このフォルダーに対する特定のアカウントとマシンのマッピング - このフォルダーでの実行が許可される、特定のアカウントとマシンのペアを設定します。
  4. 特定のマッピング方法について、当該マシンでこの特定のフォルダーに対して実行が許可されるアカウントを選択します。

以下の短いビデオで、フォルダー レベルでフォルダー範囲のアカウントとマシンのマッピングを設定する方法を説明しています。

重要:
  • アカウントとマシンのマッピングにフォルダーに追加されたアカウントは、既存のマッピングには追加されません。そのため、それらのアカウントではそのマシンを使用できません。使用できるようにするには、アカウントをマシンに手動でマップします。
  • トリガーに使用されるマッピングの一部であるアカウントを削除したり、トリガーが存在するフォルダーへの割り当てを解除したりすることはできません。アカウントがトリガーで実行ターゲットとして設定されておらず、削除できるようになっていることを確認します。

アカウントとマシンのマッピングを有効化/無効化する

  1. テナント レベルで、[設定] > [全般] に移動します。
  2. [フォルダー] セクションで、[ユーザーとマシンのマッピングを有効化] チェックボックスをオンにします。


    注: アカウントとマシンのマッピング機能を無効化すると、UI にマッピングが表示されない場合も、ジョブの実行時に既存のアカウントとマシンのマッピングが保持されます。

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