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エンティティをフィルター処理する
必要なユーザー権限:「ソースの表示」および「エンティティの表示」
ラベルの場合と同様に、[探索] と [レポート] のどちらでも、エンティティが予測されているか、割り当てられているかどうかでメッセージをフィルター処理できます。
複数のエンティティ フィルターを適用する場合、「AND」「OR」「NOT」を任意に組み合わせて適用できます。これらのフィルターにより、データのトレーニングや解釈をさらに柔軟に行うことができ、コミュニケーション チャネルで何が起こっているかについて、より深い洞察を得ることができます。
エンティティの予測でフィルター処理するときに実行できる操作の一部を次に示します。
- [探索] と [レポート] の両方で複数のエンティティ フィルターを同時に適用する
- フィルターを適用し、選択した複数のエンティティの 1 つが予測されているメッセージに絞り込む (つまり、エンティティ X OR エンティティ Y OR ...)
- フィルターを適用し、複数の異なるエンティティが予測されているメッセージに絞り込む (つまり、エンティティ X AND エンティティ Y AND ...)
- フィルターを適用し、特定のエンティティが予測されていないメッセージに絞り込む (つまり、NOT エンティティ Y)
- エンティティ フィルターを適用しながら、特定の検索語句を含むエンティティを検索する
以下のように、データセットで有効化されているすべてのエンティティがフィルター バーに表示されます。エンティティの割り当てについては、次のセクションのこちらの記事で詳しく説明します。
エンティティ フィルターを適用する方法は 2 つあり、これらを互いに組み合わせて使用することで、適切な種類のクエリを作成できます。
上の図は既定のステートを示しています。ここではフィルターは適用されておらず、すべてのメッセージが表示されています (ただし、別のフィルターが適用されている場合を除きます)。
エンティティ フィルターを更新するには、以下で説明するボタンを使用します。選択すると色が変わります。
割り当てられたエンティティがあるメッセージを選択します。 | |
予測されたエンティティがあるメッセージを選択します。 |
メッセージにフィルターを適用して、いずれかのエンティティが割り当てられている、または予測されているメッセージに絞り込む場合は、上部にあるボタンを使用します (上図を参照)。エンティティにフィルターを適用して、特定のエンティティが割り当てられている、または予測されている逐語データに絞り込む場合は、対象のエンティティにホバーすると、同じ 2 つのボタンが右側に表示されます。
エンティティにフィルターを適用して、割り当てられているか予測されているエンティティに絞り込む場合は、エンティティの名前をクリックすると、いいずれかを含むメッセージが表示されます。
選択項目を削除するには、ボタンをもう一度クリックします。複数の選択項目を削除するには、[すべて] をクリックします。フィルター バーの上部にある [すべてクリア] をクリックすることもできますが、この場合、エンティティ フィルターだけでなく選択したすべてのフィルターがクリアされます。
エンティティのタクソノミーは通常のフィルター バーとして機能します。各エンティティを 1 回クリックするだけで、複数のエンティティを一度に選択できます。
リストから複数のエンティティを選択すると、「OR」の種類のクエリが作成されます。
エンティティ バーでエンティティ A、エンティティ B、エンティティ C を選択すると、「エンティティ A、エンティティ B、またはエンティティ C が予測されているメッセージを表示」という意味のクエリが作成されます。
フィルターを適用して特定のエンティティに絞り込む場合、複数のエンティティを選択できます。たとえば、フィルターを適用して、住所エンティティが割り当てられているメッセージ、または市区町村エンティティ (以下を参照) が予測されているメッセージに絞り込んで表示できます。
2 番目のフィルター オプションは、エンティティ バーの上にある [+ エンティティ フィルターを追加] ボタンです。
これをクリックすると、ドロップダウンのエンティティ バーが有効化され、特定のエンティティを対象から除外するなどの、より複雑なフィルターを選択できます。
このドロップダウンから、含める/除外するエンティティを複数選択できます。その場合、エンティティの名前をクリックするか (割り当てられていて、かつ予測されている場合)、または個々のボタンをクリックします (このエンティティが割り当てられておらず、予測もされていない場合にマイナス ボタンをクリックすることを含みます)。
結果は以下の例のようになり、エンティティ「Address Line 1」があると予測されていると同時に、エンティティ「Town & City」が割り当てられていない、あるいは予測されていないメッセージが返されます。
[+ エンティティ フィルターを追加] を複数回クリックして、クエリにレイヤーを追加できます。エンティティ フィルターを 2 つ設定すると「AND」の種類のクエリが作成されるのに対し、同じエンティティ フィルターで複数のエンティティを選択すると「OR」の種類のクエリが作成されます。
以下の例では、複数のエンティティ フィルターが個別に適用されています。これにより、1 つ目のフィルターの 3 つのエンティティのいずれかに加えて「Policy Number」エンティティが含まれると予測されており、「UK Postcode」エンティティは含まれないと予測されている、または「UI Postcode」エンティティが割り当てられていないメッセージを返すフィルターが作成されます。
役立つヒントとして、複数のエンティティが含まれる個々のフィルターで「&」記号をクリックすると、自動的に別々のフィルターに分割できます。これにより、クエリが「OR」 (これらのエンティティのいずれかが予測されている) から「AND」 (これらのエンティティがすべて予測されている) に変更されます。
エンティティ バー フィルターと、個別に追加したエンティティ フィルターを組み合わせることができます。エンティティ バーで適用したフィルターは、個別に適用したエンティティ フィルターとともに「AND」クエリとして扱われます。
たとえば、次の図に示すクエリの組み合わせは、「Address Line 1」エンティティが予測されていて、かつ (AND) 「Town & City」または (OR) 「Policy Number」のいずれかが予測されているメッセージを返します。
エンティティ バーと、個別に追加したエンティティ フィルターを使用して組み合わせたエンティティ フィルター