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レポートをフィルター処理する
[レポート] でフィルターを適用して、データに関する洞察を強化できます。
必要なユーザー権限:「ソースの表示」および「ラベルの表示」
[レポート] では、フィルター バーを使用してグラフを操作し、表示される統計情報の要約を更新できます。
フィルター バーは、[探索] のフィルター バーとほぼ同じように機能します。主な違いとして、[レポート] では、スレッド (メール スレッド、チャット、通話の文字起こしなど) を含む会話のデータセットにスレッド フィルターを使用できます。スレッド フィルターについて詳しくは、以下をご覧ください。
[レポート] (および [探索]) では複数のフィルター (複数のメタデータ フィールドを含む) を追加できること、および対象となるメッセージはすべてのフィルターで決定されることに注意してください (ページの上部にある概要の統計情報で示されます)。
ラベル固有のグラフに表示するラベルを選択するときは、[傾向] ページまたは [セグメント] ページの上部バーにある [グラフに表示されているラベル] ドロップダウン メニューを使用します。
[レポート] のラベル フィルター バーは、[探索] と同じように機能します。高度な予測フィルターの詳細については、「高度な予測フィルター」をご覧ください。
ラベル固有のグラフに実際にプロットされるラベルは、ラベル フィルターでは決定されません。これは、[グラフに表示されているラベル] セレクターで決まります。詳しくは以下をご覧ください。
フィルター バーの上部で、[メッセージ] と [スレッド] を切り替えることができます。これにより、個々のメッセージではなく、会話レベルで分析を適用できます。
スレッド フィルターは、メールのスレッド、通話、ライブ チャットなど、長い形式の会話に適用できます。スレッド フィルターを選択すると、[レポート] ページの 4 番目のタブが利用できるようになり、スレッドのプロパティとラベル量に関連するグラフを確認できます。
添付ファイルに基づくプロパティは、添付ファイルをサポートする各メッセージで利用可能です。
これらのプロパティは次のとおりです。
- 添付ファイルあり (はい/いいえ)
- 添付ファイルの数
- 添付ファイルのサイズ (Mb)
- 添付ファイルの合計サイズ (Mb)
- 添付ファイルの名前に次が含まれる - あいまい検索機能を提供します。
[レポート] 内で時系列をフィルター処理する方法は 2 つあり、フィルター バーの時系列フィルターを使用するか、時系列グラフで領域を選択します。
これにより、対象となるメッセージにフィルターが適用されて選択した期間のみに絞り込まれると同時に、時系列グラフもフィルター処理された期間に合わせて調整されます。
フィルター バーの時系列フィルターの使用方法は [探索] の場合と同じです。[開始日] や [終了日] を選択するか、[過去 7 日間] などの既定のカスタム範囲を選択します。
時系列グラフで領域を選択するには:
- 経時的な傾向を示すグラフを選択します。
- フィルター処理する期間の開始時点をマウスでクリックし、終了する時点までドラッグして、グラフ上で期間を強調表示します。
- グラフがフィルター処理されて、強調表示した特定の期間が表示されます。
グラフが更新されると、選択した期間が [フィルター] バーのタイムスタンプに自動的に適用されます。期間は、ページ上部の統計情報の概要で確認できます。
高度な予測フィルターにより、プラットフォームの [探索] ページと [レポート] ページの両方でラベル フィルターの動作が大きく進化しました。
プラットフォームの機能が大幅に拡張され、ラベルの予測でインテリジェントなフィルターを組み合わせて使用できるようになりました。
ラベルの予測でフィルター処理するときに実行できる操作の一部を次に示します。
- [探索] と [レポート] の両方で複数のラベル フィルターを同時に適用する
- フィルターを適用し、選択した複数のラベルの 1 つが予測されているメッセージに絞り込む (つまり、ラベル X OR ラベル Y OR ...)
- フィルターを適用し、複数の異なるラベルが予測されているメッセージに絞り込む (つまり、ラベル X AND ラベル Y AND ...)
- フィルターを適用し、特定のラベルが予測されていないメッセージに絞り込む (つまり、NOT ラベル Y)
- ラベル フィルターを適用しながら、特定の検索語句を含むメッセージを検索する
基本的に、新しいフィルターでは、複数のラベル フィルターを適用する場合、「AND」「OR」「NOT」を任意に組み合わせて適用できます。これらのフィルターにより、データのトレーニングや解釈をさらに柔軟に行うことができ、コミュニケーション チャネルで何が起こっているかについて、より深い洞察を得ることができます。
上記の変更を受けて、[探索] でのトレーニング時に並べ替えの基準となるラベルを選択する方法と、[レポート] のグラフに表示するラベルを選択する方法も更新されています。
[探索] でフィルターを適用して特定のラベルに絞り込んでも、トレーニング モードや、現在のトレーニング モードの並べ替え順序は決定されなくなりました。代わりに、この並べ替え順序はタクソノミーのドロップダウン メニューで決定します。このメニューは、特定のラベルに固有のトレーニング モード (例: [ラベルを確認] または [見逃されたラベル]) を選択すると表示されます。
この目的は、トレーニング モードのために特定のラベルで並べ替え、さらに追加のラベル フィルターを適用できるようにするためです。
これが実際にどのように機能するかについては、この記事の後半で詳しく説明します。
同様に、[レポート] でフィルターを適用してラベルを絞り込んだ場合も、グラフに表示するラベルは決定されません。これはフィルターとしてのみ機能し、グラフに表示するラベルは、ドロップダウンの [グラフに表示されているラベル] メニューで決定します。これが実際にどのように機能するかについても、この記事の最後で詳しく説明します。
ラベル フィルターを適用する方法は 2 つあり、これらを互いに組み合わせて使用することで、適切な種類のクエリを作成できます。
タクソノミー バー
ラベルのタクソノミーは通常のフィルター バーとして機能します。各ラベルを 1 回クリックするだけで、複数のラベルを一度に選択できます。
タクソノミーから複数のラベルを選択すると、「OR」の種類のクエリが作成されます。
タクソノミーでラベル A、ラベル B、ラベル C を選択した場合、「ラベル A、ラベル B、またはラベル C が予測されているメッセージを表示する」という意味のクエリが作成されます。
以下の例は、選択した 3 つのラベルのうち、少なくとも 1 つを含むメッセージを返します。
ラベル フィルターを追加する
2 番目のフィルター オプションは、タクソノミー バーの上にある [+ ラベル フィルターを追加] ボタンです。
これをクリックすると、ドロップダウンのタクソノミーが有効化され、特定のラベルを考慮対象から除外するなどの、より複雑なフィルターを選択できます。
このドロップダウン メニューから、プラス ボタンまたはマイナス ボタンをクリックして、含めるラベルまたは除外するラベルを複数選択できます。
結果は以下の例のようになり、「Billing/Refund」というラベルが予測されているものの、「Chaser/Urgent」というラベルは予測されていないメッセージが返されます。
[+ ラベル フィルターを追加] を複数回クリックして、クエリにレイヤーを追加できます。2 つの別個のラベル フィルターを設定すると「AND」の種類のクエリが作成されるのに対し、同じラベル フィルターで複数のラベルを選択すると「OR」の種類のクエリが作成されます。
以下の例では、複数のラベル フィルターが個別に適用されています。これにより、1 つ目のフィルターの 2 つのラベルのいずれかに加えて「Policy」ラベルも予測されており、「Quote」ラベルが予測されていないメッセージを返すフィルターが作成されます。
役立つヒントとして、複数のラベルが含まれる個々のフィルターで「&」記号をクリックすると、自動的に別々のフィルターに分割できます。これにより、クエリが「OR」 (これらのラベルのいずれかが予測されている) から「AND」 (これらのラベルがすべて予測されている) に変更されます。
タクソノミー バーのフィルターと追加したラベル フィルターを組み合わせる
タクソノミー バーのフィルターと、個別に追加したラベル フィルターを組み合わせることができます。タクソノミー バーで適用したフィルターは、個別に適用したラベル フィルターとともに「AND」クエリとして扱われます。
トレーニング時にラベル フィルターとラベルによる並べ替えを組み合わせる
また、トレーニング モードでは、ラベル フィルターを適用しながら特定のラベルで並べ替えることができます。
高度な予測フィルターを有効化するためにほかにも多数の更新が行われ、[探索] で、トレーニングするラベルを選択する方法が変わりました。全般的に、これらの変更によってプラットフォーム全体でプラットフォームの一貫性が向上するほか、データに対して詳細なクエリを実行する機能も強化されます。
[探索] の上部のバーの左上に、選択したトレーニング モードと並べ替え順序が表示され、右上に検索バーが表示されるようになりました (以下を参照)。
重要な点として、トレーニングする特定のラベルを選択する際に左側のフィルター バーは使用しなくなりました。代わりにトレーニング モードを最初に選択したときにタクソノミーのドロップダウンが表示され、並べ替えの基準にするラベルを選択するよう求められます。
以下の例は、ユーザーが [ラベルを確認] を選択し、並べ替えの基準にするラベルを選択するよう求められている状態を示しています。
また、ピン留めされたラベル数、赤いダイヤル インジケーター、およびラベルのパフォーマンス警告もタクソノミーのドロップダウンに表示され、並べ替えの基準にする適切なラベルを選択するために必要な情報をすべて確認できます。
ラベルを選択すると、そのラベルがトレーニング モードの横に、ピン留めされた例の数およびパフォーマンス警告インジケーターとともに表示されます。
ラベル フィルター バーからラベルを選択すると、選択したラベルをトレーニングする場合は並べ替え順序のドロップダウン メニューからラベルを選択するよう求められるようになりました。
[探索] に「感情」という特定のモードが表示され、肯定的な感情または否定的な感情のみで並べ替えることができます (以下を参照)。ラベルおよび感情で並べ替える場合も、「ラベル」の並べ替え順序を使用して感情フィルターを追加することで、並べ替えることができます。
ラベル フィルターは、考慮対象のメッセージを更新するフィルターとしてのみ機能します (他のユーザー プロパティ フィルターと同様です)。そのために、特定のラベルが予測されているメッセージ、または予測されていないメッセージを含めるか、削除します。
[レポート] ページのグラフに実際に表示するラベルを選択するには、上部のバーの [グラフに表示されているラベル] ドロップダウン メニューを使用します。
表示するラベルの組み合わせを選択するだけで、以下の例のように、異なるラベルを区別してグラフにプロットされます。
この操作は、考慮されるメッセージを変更するものではなく、単にラベル固有のグラフにプロットされるラベルを変更するものであることに注意してください。これは、ページの上部に表示されるメッセージの合計数が [グラフに表示されているラベル] ドロップダウンからラベルを選択しても変わらないことから確認できます。
選択したすべてのラベルは、ページの上部に視覚的なリマインダーとして強調表示され、各ラベル名の横にある「x」アイコンをクリックして簡単に削除できます。
必要なユーザー権限:「ソースの表示」および「ラベルの表示」
[ラベルの概要]、[傾向]、[セグメント]、[スレッド]、[比較] の各ページの右上に、[グラフに表示するラベル] ドロップダウン オプションがあります。このオプションを使用して、[レポート] ページのグラフに表示するラベルと表示しないラベルを選択できます。
表示するラベルの組み合わせを選択する (プラス記号) だけで、以下の例のように、異なるラベルを区別してグラフにプロットされます。または、除外ボタン (マイナス記号) を使用して、表示しないラベルを選択することもできます。
複数のラベルを選択した場合は、ページ上部のバーに、どのラベルを選択してグラフに表示しているかが視覚的なインジケーターとして表示されます (以下を参照)。
選択または除外したすべてのラベルは、ページの上部に視覚的なリマインダーとして強調表示され、各ラベル名の横にある「x」アイコンをクリックして簡単に削除できます。
この操作は、考慮されるメッセージを変更するものではなく、単にラベル固有のグラフにプロットされるラベルを変更するものです。
これは、ページの上部に表示されるメッセージの合計数が [グラフに表示されているラベル] ドロップダウンからラベルを選択しても変わらないことから確認できます。
[セグメント] では、グラフに表示するラベルを選択するのと同じように (上記を参照)、特定の文字列のプロパティ値をグラフに表示することもできます。
グラフにプロットするプロパティ値の数値をクリックすると、プロットされている既定値が上書きされます。既定値は通常、対応するメッセージの量が最も多いプロパティ値です。
以下の例では、メールのプロパティ「Sender Domain」が表示されています。グラフの右上にあるドロップダウンを使用して、表示されている既定値の代わりにプロットする数値を選択できます。
必要なユーザー権限:「ソースの表示」および「ラベルの表示」
各グラフの下にホバーすると、さまざまなボタンが表示されます。これらのボタンを使用すると、グラフ ビューを変更できます。ボタンは各グラフに合わせて調整されます。
利用可能なボタンは、グラフが正確にどの種類であるかによって異なります。ボタンはグラフに表示されている現在のビューを反映するので、場合によっては、ボタンをクリックするとモードが別のビューに変更され、表示されるボタンも更新されます。
グラフの操作ボタンについては、以下の表をご覧ください。
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