- 概要
- 要件
- インストール
- インストール後
- クラスターの管理
- 監視とアラート機能
- 移行とアップグレード
- 製品固有の設定
- ベストプラクティスとメンテナンス
- トラブルシューティング
- 移行後にログインできない
- 管理ポータルのタイムアウト期間を設定する
- 基になるディレクトリ接続を更新する
- Kinit: Cannot Find KDC for Realm <AD Domain> While Getting Initial Credentials
- kinit: Keytab contains no suitable keys for *** while getting initial credentials
- GSSAPI operation failed with error: An invalid status code was supplied (Client's credentials have been revoked).
- Login Failed for User <ADDOMAIN><aduser>.Reason: The Account Is Disabled.
- Alarm received for failed kerberos-tgt-update job
- SSPI Provider: Server not found in Kerberos database
- Automation Suite 診断ツールを使用する
- Automation Suite サポート バンドル ツールを使用する
- ログを確認する
クラスターからノードを削除する
Automation Suite のインストール後に、マシンのメンテナンスや未使用リソースの解放のために、クラスターから任意のノードを削除できます。サーバー、エージェント、Task Mining、GPU の各ノードをクラスターから削除できます。
クラスターからノードを削除できるのは、マルチノードの高可用性対応の運用設定のみです。
クラスターからノードを削除しても、ダウンタイムは発生しません。ただし、HAA が設定されていない場合、内部キャッシュ コンポーネントに影響する可能性があります。
Task Mining ノードまたは GPU ノードの削除は、スケジュール済みのジョブ (トレーニング パイプラインや分析など) が完了するまで待機しません。ノード削除プロセスでこれらのジョブが削除された場合、新たに開始する必要があります。削除する予定のノードでプロセスが実行されていないことを確認してください。
以下の手順を実行すると、単にノードがクラスターから削除されます。マシンは完全に消去されるわけではなく、残余ファイルがいくつか残るため、そのマシンは以降のインストールに使用できなくなる可能性があります。
「マシンを構成する」の手順に従って、マシンをフォーマットし、インストールの準備、または既存クラスターへの追加の準備を行ってください。
クラスターからノードを正常に削除するには、次の要件を満たす必要があります。
- 作成されるクラスターの容量は、ノードの削除前にスケジュールされていたワークロードを実行するために必要な合計容量と一致する必要があります。たとえば、合計ワークロードで 32 個の vCPU と 64 GiB のメモリが必要な場合、ノードの削除後に、クラスター内の残りのノードに少なくとも同じ量のリソースが必要です。そうでない場合、ノードを削除することはできません。
- 作成されるクラスターにはサーバー ノードが 3 つ以上必要です。また、サーバー ノードの数が奇数である必要もあります。
- マルチゾーン設定の場合、作成されるクラスターの 3 つのゾーンそれぞれにサーバー ノードが必要です。
- クラスターは正常なステートである必要があります。つまり、すべてのノードまたはポッドが正常である必要があります。ポッドが異常になるのは、そのステートが
Pending
、Error
、Init
、Crashloopbackoff
、Terminating
のいずれかである場合です。 - Task Mining ノードと GPU ノードは、対応する追加の Task Mining ノードと GPU ノードが利用可能でない限り、削除できません。
クラスターからノードを削除するには、次の手順を実行します。
スクリプトによって、ノードをシャットダウンまたは終了するよう警告が表示されます。ノードがシャットダウンされるまで、このスクリプトはノードをクラスターから削除しません。スクリプトは、ノードがシャットダウンされるまで 5 分待ってからタイムアウトします。スクリプトにより、どのノードをどの順序でシャットダウンするかについて指示が示されます。要求された時間内にノードをシャットダウンしなかった場合は、スクリプトを再実行することもできます。
ノード削除プロセス全体を自動化するには、次の手順を実行します。
- 手順 3 で、スクリプトの最後に
--skip-node-deletion
フラグを追加します。 - スクリプトが成功したら、最初のターゲット ノードをシャットダウンしてから、今度は
--skip-node-deletion
を指定せずにスクリプトを再実行します。スクリプトに指定された順序でノードをシャットダウンしていない場合、スクリプトは失敗します。予定のノードがシャットダウンされたら、いつでもスクリプトを再実行できます。 - すべてのノードが正常に削除されるまで、前の手順を繰り返します。
削除するノードの名前を取得するには、「ノード名を取得する方法」をご覧ください。