Automation Suite
2021.10
偽
- 概要
- 要件
- インストール
- インストール後
- クラスターの管理
- 監視とアラート機能
- 移行とアップグレード
- 製品固有の設定
- ベストプラクティスとメンテナンス
- トラブルシューティング
- 移行後にログインできない
- 管理ポータルのタイムアウト期間を設定する
- 基になるディレクトリ接続を更新する
- Kinit: Cannot Find KDC for Realm <AD Domain> While Getting Initial Credentials
- kinit: Keytab contains no suitable keys for *** while getting initial credentials
- GSSAPI operation failed with error: An invalid status code was supplied (Client's credentials have been revoked).
- Login Failed for User <ADDOMAIN><aduser>.Reason: The Account Is Disabled.
- Alarm received for failed kerberos-tgt-update job
- SSPI Provider: Server not found in Kerberos database
- Automation Suite 診断ツールを使用する
- Automation Suite サポート バンドル ツールを使用する
- ログを確認する
ノードの起動とシャットダウン
Automation Suite インストール ガイド
最終更新日 2024年4月19日
ノードの起動とシャットダウン
このページでは、Automation Suite の手動および自動の起動時とシャットダウン時の動作について説明します。
rke2-service
が開始した後、node-drainer
と node-uncordon
が開始します。node-drainer
は起動時に何も実行せず、サービスが稼働しているという確認を返すだけです。
node-uncordon
は 1 回だけ実行され、ノードの遮断を解除する /opt/node-drain.sh nodestart
を開始します。シャットダウン時に発生するドレイン手順の一部として、ノードが遮断され、スケジュールできなくなります。この状態は、rke2 サービスの開始後も維持されます。そのため、rke2-service
の再起動後にノードの遮断を解除する必要があります。
手動の起動
このサービスは Automation Suite によって自動的に開始されます。ただし、手動で
rke2-service
を停止した場合は、次のコマンドを実行してサービスを再開する必要があります。
- サーバー ノードで実行されている Kubernetes プロセスを開始します。
systemctl start rke2-server
systemctl start rke2-server - サーバー ノードで実行されている Kubernetes プロセスを開始します。
systemctl start rke2-agent
systemctl start rke2-agent rke2
サービスが開始したら、ノードの遮断を解除して、Kubernetes がこのノードでワークロードをスケジュールできるようにします。systemctl restart node-uncordon
systemctl restart node-uncordon- ノードが起動したら、ノードのドレインを行う必要があります。
systemctl start node-drain.service
systemctl start node-drain.service重要:手順 4 をスキップすると、システムの再起動時に Kubelet サービスが異常な方法でシャットダウンする可能性があります。
シャットダウン中、
systemd
は開始時の順序でサービスを停止します。node-drain
サービスには After=rke2-server.service
または After=rke2-agent.service
ディレクティブが設定されているため、rke2-service
をシャットダウンする前にシャットダウン シーケンスを実行します。つまり、適切に構成されたシステムでは、単にノードを正常にシャットダウンするのは安全な操作です。
手動の再起動
rke2 サービスを停止してマシンを再起動する場合は、次の手順を実行します。
-
ノード メンテナンス アクティビティの実行中にクラスターの健全性を確保するためには、そのノードで実行されているワークロードを他のノードにドレインする必要があります。ノードのドレインを行うには、次のコマンドを実行します。
systemctl stop node-drain.service
systemctl stop node-drain.service - サーバー ノードで実行されている Kubernetes プロセスを停止します。
systemctl stop rke2-server
systemctl stop rke2-server - エージェント ノードで実行されている Kubernetes プロセスを停止します。
systemctl stop rke2-agent
systemctl stop rke2-agent -
rke2 サービスと containerd およびすべての子プロセスを強制終了します。
これはすでにパスに存在するはずですが、rke2-killall.sh
rke2-killall.sh/bin/rke2-killall.sh
にあります。
- インストール中に、次のユニット ファイルが作成されます。
rke2-server.service
(サーバーのみ)。rke2-server
を開始します。これにより、サーバー ノードが開始されます。rke2-agent.service
(エージェントのみ)。rke2-agent
を開始します。これにより、エージェント ノードが開始されます。node-drain.service
。シャットダウン時に使用されます。rke2-agent
またはrke2-server
をシャットダウンする前に実行され、ドレインを実行します。タイムアウトは 300 秒です。node-uncordon.service
。起動時にノードの遮断を解除するために使用されます。var-lib-kubelet.mount
。fstab ジェネレーターによって自動生成されます。var-lib-rancher-rke2-server-db.mount
。fstab ジェネレーターによって自動生成されます。var-lib-rancher.mount
。fstab ジェネレーターによって自動生成されます。
ユニット ファイル間に強い依存関係はありません。ただし、
node-drain
と node-uncordon
には After=rke2-server.service
または After=rke2-agent.service
ディレクティブが設定されています。つまり、これらのサービスは rke2-service
の後に開始されます。