Automation Suite
2021.10
偽
- 概要
- 要件
- インストール
- インストール後
- クラスターの管理
- 監視とアラート機能
- 移行とアップグレード
- 製品固有の設定
- ベストプラクティスとメンテナンス
- トラブルシューティング
- 移行後にログインできない
- 管理ポータルのタイムアウト期間を設定する
- 基になるディレクトリ接続を更新する
- Kinit: Cannot Find KDC for Realm <AD Domain> While Getting Initial Credentials
- kinit: Keytab contains no suitable keys for *** while getting initial credentials
- GSSAPI operation failed with error: An invalid status code was supplied (Client's credentials have been revoked).
- Login Failed for User <ADDOMAIN><aduser>.Reason: The Account Is Disabled.
- Alarm received for failed kerberos-tgt-update job
- SSPI Provider: Server not found in Kerberos database
- Automation Suite 診断ツールを使用する
- Automation Suite サポート バンドル ツールを使用する
- ログを確認する
高可用性 – 3 つの可用性ゾーン
Automation Suite インストール ガイド
最終更新日 2024年4月19日
高可用性 – 3 つの可用性ゾーン
Kubernetes は、単一のクラスターを複数の可用性ゾーンにわたって実行するように設計されています。ゾーンの障害に対する回復性を確保するには、重要なコンポーネント (
kubernetes
や uipath
の製品サービスなど) を高可用性 (HA) モードでデプロイできます。
HA モードでは、3 つの異なる可用性ゾーンにデプロイされた少なくとも 3 つのサーバー ノードが必要です。
注: 可用性ゾーンは、データ センターとして一般化できます。複数のデータ センターにまたがるクラスターは、同じデータセンター内のすべての可用性ゾーンよりも可用性が高くなります。
3 つの可用性ゾーンによる HA を確保するには、次の要件を満たす必要があります。
- 地理的に分離された、近接する 3 つの可用性ゾーンがある
- 可用性ゾーン内の往復時間 (RTT) が最小限 (<10 ms RTT) である
- すべての可用性ゾーンが高可用性 (HA) と冗長性を備えた一連のリソースを提供できる
- 1 つの仮想ネットワークがすべての可用性ゾーンにまたがっている
注:
Orchestrator を Automation Suite 上の 3 つのアクティブな可用性ゾーン トポロジにデプロイするには、High Availability Add-On (HAA) が必要です。
3 つの可用性ゾーンによる HA を備えた構成のアーキテクチャには、次のような特性があります。
- 3 つのゾーンすべてが同じ仮想ネットワーク内でリンクされている
- 各ゾーンでサーバー ノードを少なくとも 1 つホストすることで、Automation Suite にインストールされたサーバー ノードが少なくとも 3 つ存在するようにし、クォーラム要件を維持する必要がある
- 各ゾーンでバランスのとれた数のエージェント ノードを追加でホストし、Automation Suite を実行するための全体的なハードウェア要件を満たす必要がある
注:
- SQL Server は、2 つのゾーンにまたがるフェールオーバー グループとして構成し、デプロイ全体が 1 つのゾーンの障害に対する回復力を持つようにする必要があります。
- 2 つのゾーンの Elasticsearch には、少なくとも 3 つのノードが必要であり、異なるクラスターで構成され、同期されます。
- ロード バランサー レベルで高可用性を確保するには、少なくとも 2 つのロード バランサーが任意の 2 つのゾーンに必要です。
HA と障害復旧の両方を確保するには、次の画像に示すデプロイ モデルを使用できます。この例では、3 つのゾーンすべてがアクティブです。また、トラフィック マネージャーを使用することで、特定のアルゴリズム (ラウンド ロビンやそのバリエーションなど) を使って、任意のロード バランサーにトラフィックを直接転送します。トラフィック マネージャーと同様に、ロード バランサーも任意の可用性ゾーンにトラフィックを転送します。