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Orchestrator ユーザー ガイド

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
最終更新日時 2023年12月12日

フォルダー

フォルダーは、プロジェクトを別途保存しておくための領域です。それにより、オートメーションとその固有のエンティティ、および組織全体の従業員をきめ細かく制御できるようになります。

Orchestrator リソースは、それぞれ特定のフォルダーに分類されて格納されます。また、テナント レベルで作成され、複数のフォルダーで使用できるグローバル リソースもあります。

グローバル エンティティ

フォルダー エンティティ

これらのエンティティは、階層構造内の複数のフォルダーに含められるほか、各フォルダーまたはサブフォルダーに固有のものとすることもできます。Orchestrator では、アクティブ フォルダーに存在するエンティティのみを表示できます。アクティブ フォルダーを切り替えると、そこにあるエンティティとその内容が更新され、それを Orchestrator で確認できます。

フォルダー パッケージ

ルート フォルダーは専用のパッケージ フィードによって設定できます。その場合、パッケージはフォルダー固有のリソースになります。つまり、他とは分けられて、パブリッシュ先のフォルダー内でのみ使用できるということです。

専用パッケージ フィードを伴うフォルダーは、フォルダー名の下にフォルダー パッケージと表示されます。



フォルダー アクセス

この組織構造でユーザー アクセスを管理するために、上記のカテゴリのそれぞれに専用の権限のセクション、つまりテナントの権限フォルダーの権限があります。1 つのロール内では 1 種類の権限のみを使用することをお勧めします。多くの場合、許可するアクセス レベルに応じて、複数のロールを組み合わせて使用する必要があります。Orchestrator のアクセス制御モデルの詳細については、「ロールについて」のページをご覧ください。

フォルダーは階層構造をサポートしており、第 1 レベルの各フォルダーの下に最大 6 つのサブフォルダーを持つことができます。ユーザー アクセスは親フォルダーから継承されるため、割り当てられたフォルダー下のすべてのサブフォルダーにアクセスできます。

重要: ユーザーが割り当てられているフォルダーが 1,000 を超える場合、[フォルダー] の選択メニューを読み込むと、パフォーマンスが低下しエラーが発生する可能性があります。

フォルダーの権限

フォルダーに関するユーザーの権限を規定する 2 つの権限セットとして、フォルダーサブフォルダーがあります。

フォルダーの権限

サブフォルダーの権限

  • 第 1 レベル フォルダーの作成 / 編集 / 削除
  • ユーザーをフォルダーに割り当てる
  • サブフォルダーの作成 / 編集 / 削除
  • ユーザーをフォルダーに割り当てる

[フォルダー パッケージ] 権限セットは、フォルダー パッケージへのアクセスを制御します。

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