システム管理者を管理する

システム管理者 (ホスト管理者) は、ホストレベルのあらゆる設定を行うために必要な権限を持っています。ホストレベルの設定とは、すべての組織とテナントに適用される設定のことです。

最初のシステム管理者

インストールが完了すると、システム管理者の権限を持つユーザーアカウント admin が自動的にプロビジョニングされます。

資格情報の確認方法

初期システム管理者アカウントのユーザー名は常に admin で、パスワードはインストール時に設定したパスワードです。詳しくは、インストールに関するドキュメントをご覧ください: Windows インストーラー - ウィザード (UI) | Windows インストーラー - コマンドライン (CLI) | Azure - スクリプト。

このアカウントを使用してホストポータルにログインできます。必要に応じて、このアカウントを使用して追加のシステム管理者アカウントを作成することもできます。

システム管理者を追加する

システム管理者を追加する場合、それらの管理者が使用するローカルアカウントを作成するか、ディレクトリアカウントを追加することができます。

システム管理者のアカウントで管理ポータルにログインします。

管理ポータルが表示されます。
左側にあるメニューから [ユーザー] タブを選択します。
ページ右上の [ユーザーを追加] をクリックします。
[ユーザーを追加] パネルがウィンドウの右側に表示されます。
- 新しいアカウントによるログインでユーザー名とパスワードを使用する場合は (基本認証)、アカウントのパスワードを入力します。セキュリティ設定によっては、システム管理者が最初のログインでパスワードのリセットを求められる場合があります。
- 新しいアカウントによるログインで Google または Azure Active Directory を使用する場合は、メールアドレスの入力が必要です。このアドレスは、外部プロバイダーのアカウントに関連付けられているものと同じでなければなりません。
- SAML による新規ログインの場合、フィールドは選択した SAML ユーザーマッピングに一致します。ユーザーマッピングが [ユーザーのメールアドレスによって] に設定されている場合、メールアドレスを入力する必要があります。ユーザーマッピングが [ユーザー名で] に設定されている場合、そのユーザー名は、SAML ID プロバイダーでのユーザー名に一致している必要があります。
- Windows 認証 (Active Directory) による新規ログインの場合、ユーザー名は user@domain 形式である必要があります (例: john.doe@uipath)。
新しいシステム管理者アカウントに関する詳細をフィールドに入力します。

アカウントのパスワードを定義する必要があります。セキュリティ設定によっては、システム管理者が最初のログインでパスワードのリセットを求められる場合があります。
[保存] をクリックしてアカウントを作成し、パネルを閉じます。

ユーザーリストに新しいアカウントが表示されます。

ホストレベルの SMTP 設定を行っていれば、指定したメールアドレスに通知が送信されます。セキュリティ設定によっては、新しいシステム管理者がメールアドレスの確認を求められる場合があります。
新しいシステム管理者がログインできるように、設定したアカウントのユーザー名 (またはメールアドレス) とパスワードを知らせてください。