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Orchestrator のホストの設定
システム管理者は Orchestrator のホスト ポータルで、Orchestrator の複数のグローバル設定にアクセスできます。このページでは、このポータルで利用可能なオプションとその使用方法について説明します。
フィールド |
説明 |
---|---|
アプリケーション設定 |
タイム ゾーン - すべてのテナントのタイム ゾーン。既定では、このフィールドは UTC に設定されます。 タイムゾーンのリストはマシンによって異なります。マルチノード インストールの Orchestrator の場合、すべてのインスタンスで同じタイムゾーンのリストが使用されるように、同じバージョンのオペレーティング システムを使用する必要があります。 言語 - メール通知やアラートを含む、すべてのテナントの Orchestrator のユーザー インターフェイスの言語です。この設定は、ロボット ログにもイベント ログにも影響を及ぼしません。どちらのログでも Windows の言語が使用されます。
カスタム ロゴ - Orchestrator ウィンドウのヘッダーに表示される、好みのロゴをアップロードします。使用可能なフォーマットは
.png と .svg で、ファイル サイズは最大 1MB です。
カスタムのヘッダーの色 - Orchestrator ウィンドウのヘッダーの色を選択できます。複数の Orchestrator テナントを見分けるのに便利です。ヘッダーの色は、色付きの正方形をクリックし、マシンの色セレクターを表示させて選択します。 |
クライアント バイナリ (Robot、Studio、Assistant) の自動更新設定 |
利用可能な製品バージョンを自動入力 - 組織内のすべてのテナントの更新ポリシーに最新バージョンのクライアント バイナリが含まれるようにするか、それとも手動で設定するのかを設定します。更新バージョンを手動で管理する必要がある場合は、このオプションを無効化して、『Orchestrator ガイド』の「クライアント コンポーネントを自動更新する」で説明されている手順に従ってください。 |
モダン フォルダー |
アカウントとマシンのマッピングを有効化 - アカウントとマシンのマッピングの設定について詳しくは、こちらをご覧ください。 |
クラシック フォルダー (非推奨) |
クラシック フォルダーをアクティブ化 - クラシック フォルダーを有効化します。 クラシック フォルダーは非推奨となるため、この設定は注意して使用してください。 |
メールの設定 |
アラート メールを有効化 - Orchestrator が Fatal および Error アラートに関するメール メッセージを送信できるようにします。 メール アラートを受信するには、管理者がメールの設定を行う必要があります。 |
フィールド |
説明 |
---|---|
利用規約の URL |
[ログイン] ページに表示される利用規約に URL を追加します。 |
カスタム タイトル |
[ログイン] ページに表示される Orchestrator インスタンスを識別するために、カスタム名を追加します。 |
パッケージとライブラリのフィードを設定し、セキュリティで保護できるようにします。Automation Ops を使用して、すべてのテナントのフィードを一元管理できます。詳しくは、『Automation Ops ガイド』の「フィードの管理について」をご覧ください。
ここでの設定は、テナント フィードにのみ影響します。フォルダー フィードと個人用ワークスペース フィードは常に内部フィードであり、各フォルダーまたは個人用ワークスペースのコンテキストでのみ使用できます。
オートメーション パッケージを維持できる内部フィードまたは外部フィードを設定できます。既定では、内部フィードが使用されます。基本認証の資格情報を定義するか、API キーを使用して、フィードのセキュリティを保護できます。
フィールド |
説明 |
---|---|
内部 |
内部フィードを使用します。フィードは、[セキュリティで保護されたデプロイ] オプションまたは API キーを使用してセキュリティ保護できます。
|
外部 |
外部フィードを使用します。フィードは、API キーまたは基本認証資格情報を使用してセキュリティ保護できます。
[API キー] オプションで指定するユーザー名とパスワードの両方をここでも使用する必要があることに注意してください。 [外部] を選択すると [デプロイ URL] フィールドが表示されます。このフィールドに、NuGet フィードがある場所のアドレスを入力する必要があります。 |
ライブラリおよびアクティビティ パッケージに使用されるフィードを設定できます。ライブラリは Studio からパブリッシュすることも、Orchestrator でユーザーが手動でアップロードすることもできます。どちらの場合も、選択したフィード内にライブラリが格納されます。
フィールド |
説明 |
---|---|
内部 |
内部フィードをテナント フィードとして使用する場合に選択する必要があります。フィードは、[セキュリティで保護されたデプロイ] オプションまたは API キーを使用してセキュリティ保護できます。
このキーは、外部プロバイダーによって「ユーザー名:パスワード」の形式で生成されます。 (例:
admin:2652ACsQhy )。
|
外部 |
外部フィードをテナント フィードとして使用する場合に選択する必要があります。このフィードは API キーを使用してセキュリティ保護できます。
このキーは、外部プロバイダーによって「ユーザー名:パスワード」の形式で生成されます。 (例:
admin:2652ACsQhy )。
[外部] を選択すると [デプロイ URL] フィールドが表示されます。このフィールドに、NuGet フィードがある場所のアドレスを入力する必要があります。 |
テナント ユーザーによるフィードへのアップロードを許可 |
ユーザーがホスト フィードにパッケージをアップロードできるようにします。 |
Windows 上でプロキシサーバーを設定した状態で外部フィードを使用する場合は、あらかじめ次の手順を行っておく必要があります。
-
Orchestrator のアプリケーション プール ([インターネット インフォメーション サービス] > [アプリケーション プール] で [ユーザー プロファイルの読み込み]) オプションを
True
に設定します。 -
アプリケーション プール ID アカウント (
C:\Users\[YourAppPoolIdentityAccountName]\AppData\Roaming\NuGet\NuGet.Config
) に関連付けられたNuGet.config
に使用するプロキシ設定を追加します。<config> <add key="http_proxy" value="http://ipaddress:port" /> </config>
<config> <add key="http_proxy" value="http://ipaddress:port" /> </config>
Robot サービスが Orchestrator の SignalR チャネルをサブスクライブするかどうかを指定したり、最適なトランスポート プロトコルを設定したりします。これらの設定はアップグレード時に保持されます。
フィールド |
説明 |
---|---|
有効 |
このトグルは、Robot サービスが Orchestrator の SignalR チャネルにサブスクライブするかどうかを指定します。既定では、この設定は有効で、すべてのチャネルが選択されています。
すべてのトランスポート チャネルが有効化されている場合、最適なトランスポートが自動的に選択されます。優先順位は、WebSocket > サーバー送信イベント > ロング ポーリングです。何らかの理由で最初のプロトコルが使用できない場合は、Orchestrator とロボット間の通信を容易にするために、次のプロトコル (有効化されている場合) が使用されます。 |
WebSocket |
選択すると、WebSocket トランスポート プロトコルを使用して、ロボットを Orchestrator の SignalR チャネルに接続できます。これは、そのパフォーマンス、および Robot サービスから Orchestrator へ、またはその逆の両方向の同時通信をサポートしていることから、優先度順で使用される最上位のプロトコルです。 [SignalR (ロボット)] 機能が有効でない場合は、このオプションは使用できません。 |
サーバー送信イベント (SSE) |
選択すると、サーバー送信イベント (SSE) プッシュ テクノロジを使用して、ロボットを Orchestrator の SignalR チャネルに接続できます。これは、WebSockets が何らかの理由で使用できない場合の最初のバックアップです。 [SignalR (ロボット)] 機能が有効でない場合は、このオプションは使用できません。 |
ロング ポーリング |
選択すると、ロング ポーリング プロトコルを使用して、Robot を Orchestrator の SignalR チャネルに接続できます。このプロトコルは、WebSockets プロトコルと SSE プロトコルが使用できない場合に使用されます。 [SignalR (ロボット)] 機能が有効でない場合は、このオプションは使用できません。 |