Orchestrator
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Orchestrator ユーザー ガイド
最終更新日 2024年4月19日

トリガーについて

トリガーを使用すると、事前に計画された方法でジョブを実行できます。[トリガー] ページでは、新しいトリガーの作成、既存トリガーの管理、または既存のプロセスに基づいたジョブの即時実行を行うことができます。

トリガーの種類

スコープに基づく分類:

  • タイム トリガー - 定期的に開始するようオートメーションに指示します。詳細はこちらをご覧ください。

  • キュー トリガー - 新しいアイテムがキューに追加されるたびに開始するようオートメーションに指示します。詳細はこちらをご覧ください。

作成場所に基づく分類:

  • ワークフロー外 - Orchestrator のフォルダー管理者が作成します (タイム トリガーとキュー トリガー) 。

  • ワークフロー内 - RPA 開発者が設計時にトリガー アクティビティを使用して作成します。

注:
  • 1 つのワークフローにつき許可されているトリガー アクティビティは 1 つのみです。

  • Orchestrator がパッケージ要件として検証するトリガーの種類は、設計時に Studio で作成されたトリガーだけです。プロセスの作成時に [パッケージ要件] ページから追加した場合にのみ機能します。

非稼働日

それぞれが独自の日付セットを持つ非稼働日の複数のリストをテナントごとに定義し、必要に応じてトリガーを実行しないように設定できます。つまり、祝日、土日など、通常業務がない日には、長期トリガーが起動されないように設定できます。[設定] ページの [非稼働日] タブでは、そのようなカレンダーを定義またはアップロードできます。既定では、BankHoliday カレンダーが作成され、最初の非稼働日を簡単に定義できます。選択されたカレンダーで定義された非稼働日を過ぎると、通常どおりにトリガーが起動されます。

トリガーにこのような制限を適用するには、新規トリガーの作成時または既存トリガーの編集時に、[非稼働日の制限] ドロップダウンから希望するカレンダーを選択する必要があります。トリガーにはカレンダーを 1 つだけ選択できます。[非稼働日] タブでカレンダーの編集を行うと、[非稼働日の制限] ドロップダウン内で既に選択されているトリガーにも影響します。

非稼働日の管理方法の詳細については、こちらをご覧ください。

非稼働日の追加/削除は、テナント レベルで監査されます。監査の詳細については、こちらをご覧ください。

ジョブのカウント方法

Triggers.JobsCountStrategy パラメーターを使用すると、トリガーによるジョブの開始方法を選択できます。次のオプションが利用できます。

  • PerProcess (プロセスごと) - 必要な数のジョブをトリガーが開始するにあたって、指定したプロセスで保留中のジョブの数が考慮されます。たとえば、同じプロセスに対して定義された 2 つのトリガーが、それぞれ 3 個のジョブと 5 個のジョブを開始するよう設定されているとします。ある時点で 1 つ目のトリガーが 3 個のジョブを開始している場合、2 つ目のトリガーが実行される際は、必要なジョブ数 (5 個) に達するように 2 個のジョブが開始されます。
  • PerTrigger (トリガーごと) - 必要な数のジョブをトリガーが開始するにあたって、同じトリガーによってこれまでに開始された既存のジョブの数が考慮されます。たとえば、あるトリガーがある時点で 9 個のジョブを開始するよう定義されているとします。既に 2 個のジョブが正常に完了している状態でトリガーが再び実行されると、必要なジョブ数 (9 個) に達するようにさらに 2 個のジョブが開始されます。
  • NoLimit (制限なし) - 必要な数のジョブをトリガーが開始するにあたって、既存のジョブや保留中のジョブは考慮されません。たとえば、あるトリガーがある時点で 5 個のジョブを開始するよう定義されているとします。同じトリガーが 2 度目に実行される際は、さらに 5 個のジョブが開始されます。
  • トリガーの種類
  • スコープに基づく分類:
  • 作成場所に基づく分類:
  • 非稼働日
  • ジョブのカウント方法

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