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Orchestrator ユーザー ガイド
Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
Last updated 2024年11月4日

Cloud ロボット - 仮想マシンを使用して無人オートメーションを実行する

前提条件

重要:
すべての Cloud ロボット仮想マシンには、ハイパーバイザー エージェント (hvagent または UiPath VM Agent) が含まれており、これによって仮想マシンを確実に実行します。ハイパーバイザー エージェントは CSP のインストール フォルダーにあります。このエージェントを許可リストに追加し、ご使用のセキュリティ エージェントによって削除またはブロックされないようにしてください。

ビデオ チュートリアル

以下のビデオ チュートリアルでは、UiPath の組織内での新しいテナントの作成や作成したテナントへのロボット ユニットの割り当てから、Cloud ロボット - 仮想マシンでのジョブの実行までの手順を詳しく説明していますので、ご覧ください。

手順 1. Cloud ロボット プールを作成する

Cloud ロボット - 仮想マシン」の新しいマシン テンプレートを作成する必要があります。

マシン テンプレートを使用すると、プロパティを設定して、テンプレートから作成されるすべての Cloud ロボット - 仮想マシンに適用できます。このためマシンが必要な時はいつでも、テンプレートと全く同じマシンを必要な数だけ作成できます。

  1. [テナント] > [マシン] に移動します。
  2. 画面右上の [マシンを追加] をクリックして、[Cloud ロボット - 仮想マシン] を選択します。

    [Cloud ロボット - 仮想マシンを追加] ページが開きます。



  3. [全般設定] の下の [名前] フィールドを入力し、必要に応じてマシン テンプレートの [説明] フィールドを入力します。
  4. [マシン管理の詳細] で、マシン プールの管理の種類を次のオプションから選択します。
    • 手動 - マシンの作成と削除、リモート デスクトップの使用、カスタム ソフトウェアの追加、マシンに対するカスタム設定の実装を行うことができます。ユーザーが加えた変更は将来のログインでも保持されます。
    • 自動 - UiPath がマシンの作成と削除を行います。これらのマシンにリモート ログインできるのは、ジョブの開始によってマシンの作成がトリガーされた後です。ユーザーが加えた変更はログアウト時に廃止されます。

      注:
      • マシン プールが作成されるとマシン管理の詳細情報または VPN ゲートウェイの IP 範囲が最終確定され、編集できなくなります。特に VPN ゲートウェイは、プールの作成時に設定する必要があります。ゲートウェイによってプールのアドレス空間が設定されますが、この情報はプールの使用中には変更できないためです。
      • 自動プールからプロビジョニングされたマシンでは、リモート デスクトップ プロトコル (RDP) を使用できません。これは、自動プールの仮想マシンはジョブが割り当てられたタイミングで作成されるためです。代わりに、手動プールの仮想マシンからカスタム イメージを作成し、手動プールまたは自動プールのカスタム イメージとしてアップロードできます。その後、自動プールで仮想マシンが作成されたら、管理者資格情報をリセットして、RDP で仮想マシンにアクセスできます。

  5. [次へ] をクリックして次のステップに進みます。[仮想マシンとランタイムの詳細] ページが表示されます。
  6. [仮想マシン (VM) の詳細] > [プールの環境] で、ロボットを運用環境で実行するか、テスト/非運用環境で実行するかを選択します。選択したオプションに応じて、異なる RU の使用率が適用されます。詳しくは、「ロボット ユニット」をご覧ください。
  7. [仮想マシンのサイズ] リストから、必要な技術仕様を持つマシンの種類を選択します。詳しくは、「どのマシン サイズを選択すればよいですか?」をご覧ください。
  8. [マシン イメージ] で次の操作を行います。
    1. マシンのオペレーティング システムを選択します。
      • Windows Server マシン - オペレーティング システムとして Windows Server 2019 を使用します。

      • Windows Desktop マシン - Windows 10 または Windows 11 ライセンスのいずれかを使用します。
        注:

        仮想マシンを作成して Windows OS をインストールする前に、マルチテナント ホスティングを使用できる適切な Windows 10/11 ライセンスを所有していることを確認するよう求められます。作成する仮想マシンと同じ数の Windows Desktop ライセンスを所持していることを確認してください。

    2. マシン イメージの種類を選択します。
      • 標準 - 標準の仮想マシンを使用する場合です。

      • カスタム - 既存のカスタマイズされたマシンのいずれかを使用する場合です。

    3. ドロップダウン リストからイメージ名を選択します。
  9. [IP アドレス] で、マシンが動的な IP アドレスを使用するか静的な IP アドレスを使用するかを選択します。

    既定では、仮想マシンでは動的な IP アドレスが使用されます。つまり、仮想マシンの起動のたびに異なる IP アドレスが取得されます。同じ IP アドレスを使用するには、この設定を [静的] に変更します。

    注:

    プールが作成され、仮想マシンが追加された後、仮想マシン グリッド上の [列] メニューから [プライベート IP] 列を選択すると、仮想マシンのプライベート IP を確認できます。

    docs image
  10. プールの [マシン可用性プロファイル] を選択します。これにより、選択した時間を超えてアイドル状態が続いているマシンをシャットダウンできます。オプションは以下のとおりです。
    • バランス – 既定のプロファイルです。アイドル状態が 30 分を超えると、マシンがシャットダウンします。
    • 速度を優先 – アイドル状態が 60 分を超えると、マシンがシャットダウンします。[バランス] のコスト プロファイルに加えて 500 RU が消費されます。
    • 常時 – アイドル期間を問わず、マシンはシャットダウンされません。[バランス] のコスト プロファイルに加えて 1,000 RU が消費されます。
    注:
    • オプションを選択するとロボット ユニットの消費量が直ちに更新されるため、選択したプロファイルを実行するのに十分な数のロボット ユニットがあることを確認してください。

    • マシンの可用性プロファイルは、サイズに関係なく、プール内のすべてのマシンに適用されます。

    • [ジョブの受け入れ] オプションがオフになっている場合、マシンの可用性プロファイルとして何を選択したかにかかわらず、マシンは 12 時間後にシャットダウンされます。

    [ランタイム ライセンス: ロボット ユニット (RU)] セクションには、プール内に作成された各マシンの RU の消費量が表示されます。テナントに十分なロボット ユニットが割り当てられていることを確認してください。割り当てられていない場合、マシンを作成できません。
    注: RU の消費については、手動管理のマシンが自動管理のプールよりも優先されます。すべてのマシンに対して十分なロボット ユニットがない場合、利用可能な RU は手動管理のマシンに割り当てられます。
  11. (自動プールの場合) [ランタイムの詳細] で、ユーザーに代わって UiPath 側が作成する仮想マシンの最大数を入力します。この値は、自動プールの作成に必要なロボット ユニットの数に影響します。
  12. [マシン 1 台あたりの Automation Cloud ランタイム] フィールドに、プール内の単一の仮想マシンで同時に実行させるジョブの数を入力します。
    • マシンの初期コストにはランタイムが 1 つ含まれます。複数のランタイムを選択した場合 (つまり、マシン上で複数のジョブを同時に実行する場合)、プールの環境に応じて以下のコストが適用されます。

      • 運用環境: 5,000 RU/ランタイム

      • テスト環境: 2,000 RU/ランタイム

    たとえば、運用環境の標準マシンで 3 つのジョブを同時に実行するとします。

    (1) 運用環境の標準マシン (ランタイムを 1 つ含む): 6,000 RU

    (2) 追加のランタイム 2 つ: 5,000 RU/ランタイム * 2 = 10,000 RU

    この構成の RU の合計コストは (1) + (2) = 16,000 RU/仮想マシンです。

    注:

    複数のランタイムで実行できるのはバックグラウンド プロセスのみです。

  13. [次へ] をクリックしてプールを設定します。
  14. (オプション) マシン上の UiPath ソフトウェアの遅延更新を設定するには、[ソフトウェア更新の設定] トグルをオンにします。次のオプションが表示されます。
    オプション説明

    インスタント自動更新 (推奨)

    これは既定の推奨オプションです。お使いのマシン上の UiPath ソフトウェア (UiPath Robot、Studio、Assistant など) は、2 週間以内に最新の Enterprise バージョンに更新されます。

    この更新プログラムは、プール内のすべてのマシンに適用されます。

    遅延自動更新

    マシン上の UiPath ソフトウェアを最新バージョンより前のバージョンに更新するには、このオプションを選択します。

    遅延自動更新は、プールのマシンを追加した時点で存在するソフトウェアのバージョンによって異なります。たとえば、バージョン 2023.4 が最新のときにマシンを追加した場合、遅延自動更新では 2022.10 のソフトウェア バージョンがインストールされます。v2023.10 のリリース後は、遅延自動更新によって v2023.4 ソフトウェア版がインストールされます。

    この更新プログラムは、プール内のすべてのマシンに適用されます。

    注:

    このオプションは、最新の Enterprise バージョンに移行する前にオートメーションを調整するためのバッファー期間を設定するためのものです。 UiPath ソフトウェアは最新バージョンに更新されるのではなく、以前のバージョンに更新されます。

    重要: [遅延自動更新] オプションでは、提案されたバージョンよりも新しいバージョンの Robot はダウングレードされません。
    警告:

    セキュリティ修正が適用されたバージョンは、選択したソフトウェアの更新オプションに関係なく自動的にインストールされます。

  15. (手動のプールには任意) このテンプレートに属する仮想マシンに、プッシュ更新をインストールするための定期的なタイムフレームを設定する場合は、[メンテナンス ウィンドウを有効化] トグルをオンにします。

    [メンテナンス ウィンドウ] セクションが表示されます。ここでは、このテンプレートに属するすべてのマシンがメンテナンス モードに入り Windows セキュリティ更新などのプッシュ更新を受信できる期間を設定できます。詳しくは、以下の「よくある質問」セクションの、メンテナンス ウィンドウに関するセクションをご覧ください。

    1. [タイムゾーン] のリストから、メンテナンス ウィンドウのスケジュール設定に使用するタイムゾーンを選択します。
    2. [繰り返し] でメンテナンス ウィンドウの頻度を選択し、選択したオプションに対する設定をフィールドに入力します。
    3. [その他のオプション] で、ウィンドウの継続時間を選択します。このウィンドウは [繰り返し] で指定したタイミングで開始し、ここで選択した時間が経過すると終了します。
    4. メンテナンスを確実にスケジュールどおりに実行するには、[ウィンドウの起動時に実行中のプロセスを強制終了] チェックボックスをオンにします。
    (任意) このテナントに VPN ゲートウェイが既に設定されており、このテンプレートに属するマシンにファイアウォールの背後にある企業リソースへのアクセスを許可する場合は、以下の手順を実行します。
  16. [VPN 連携を有効化] トグルをオンにします。

    [VPN ゲートウェイ] セクションが表示され、[ゲートウェイ] フィールドが自動的に設定されます。

  17. [VNet のアドレス空間] フィールドで、ネットワーク管理者から受け取った予約済みの IP アドレスを、CIDR 表記法で /16 から /27 までのマスクを使用して追加します。
  18. [プレビュー] プールの仮想マシンがドメインに自動的に参加できるようにするには、[ドメインに参加しているマシン プールとして作成] チェックボックスをオンにします。
    注:

    このオプションは、プールの作成時に、VPN 連携を有効化している場合にのみ利用可能です。

    マシン プールが作成されると、プール内の仮想マシンが参加しているドメインの名前は編集できなくなります。

    ただし、仮想マシン プールがドメインに参加するために使用するユーザー資格情報は更新できます。

    1. ドメインの種類を選択します。
      • オンプレミス AD - プールは、Active Directory Domain Service のドメイン (AD DS) に VPN ゲートウェイを介して自動的に参加します。

      • Azure AD DS - プールは、VPN ゲートウェイを介して Azure Active Directory Domain Services に自動的に参加します。

    2. ドメインの名前を入力します。
    3. ドメインに参加する権限を持つユーザーのユーザー名を入力します。
    4. 前の手順で指定したユーザーのパスワードを入力します。
  19. [完了] をクリックしてテンプレートを作成します。

[マシン] ページの上部に成功を示すメッセージが表示され、新しいテンプレートがリストに表示されます。

ドメインに参加しているマシン プールに追加された仮想マシンは、自動的にドメインに参加しています。ドメイン資格情報は仮想マシンの作成時に検証されます。ドメインの参加に成功すると、その旨を伝えるメッセージが [マシン] ページの上部に表示されます。

docs image 仮想マシン プールを作成する

Cloud ロボット - 仮想マシン」の新しいマシン テンプレートを作成する必要があります。

マシン テンプレートを使用すると、プロパティを設定して、テンプレートから作成されるすべての Cloud ロボット - 仮想マシンに適用できます。このためマシンが必要な時はいつでも、テンプレートと全く同じマシンを必要な数だけ作成できます。

  1. [テナント] > [マシン] に移動します。
  2. 画面右上の [マシンを追加] をクリックして、[Cloud ロボット - 仮想マシン] を選択します。

    [Cloud ロボット - 仮想マシンを追加] ページが開きます。



  3. [全般設定] の下の [名前] フィールドを入力し、必要に応じてマシン テンプレートの [説明] フィールドを入力します。
  4. [マシン管理の詳細] で、マシン プールの管理の種類を次のオプションから選択します。
    • 手動 - マシンの作成と削除、リモート デスクトップの使用、カスタム ソフトウェアの追加、マシンに対するカスタム設定の実装を行うことができます。ユーザーが加えた変更は将来のログインでも保持されます。
    • 自動 - UiPath がマシンの作成と削除を行います。これらのマシンにリモート ログインできるのは、ジョブの開始によってマシンの作成がトリガーされた後です。ユーザーが加えた変更はログアウト時に廃止されます。

      注:
      • マシン プールが作成されるとマシン管理の詳細情報または VPN ゲートウェイの IP 範囲が最終確定され、編集できなくなります。特に VPN ゲートウェイは、プールの作成時に設定する必要があります。ゲートウェイによってプールのアドレス空間が設定されますが、この情報はプールの使用中には変更できないためです。
      • 自動プールからプロビジョニングされたマシンでは、リモート デスクトップ プロトコル (RDP) を使用できません。

  5. [次へ] をクリックして次のステップに進みます。[仮想マシンとランタイムの詳細] ページが表示されます。
  6. [仮想マシン (VM) の詳細] > [マシン イメージ] で、次の手順を実行します。
    1. マシンのオペレーティング システムを選択します。
      • Windows Server マシン - オペレーティング システムとして Windows Server 2019 を使用します。

      • Windows Desktop マシン - Windows 10 ライセンスを使用します。
        注:

        仮想マシンを作成して Windows OS をインストールする前に、マルチテナント ホスティングを使用できる適切な Windows 10 ライセンスを所有していることを確認するよう求められます。作成する仮想マシンと同じ数の Windows Desktop ライセンスを所持していることを確認してください。

    2. マシン イメージの種類を選択します。
      • 標準 - 標準の仮想マシンを使用する場合です。

      • カスタム - 既存のカスタマイズされたマシンのいずれかを使用する場合です。

    3. ドロップダウン リストからイメージ名を選択します。
  7. [ランタイムの詳細] で、次の手順を実行します。
    1. (自動プールの場合) ユーザーに代わって UiPath 側が作成する仮想マシンの最大数を入力します。​​
      重要:

      作成する仮想マシンの最大数と同じ数のライセンスが必要です。

    2. 無人オートメーションを実行するために必要な、マシンごとの Unattended ランタイムの数を入力します。1 つの Unattended ランタイムで 1 つのオートメーションが実行されます。
    3. オートメーションをテストまたはデバッグするために必要な、マシンごとの Testing ランタイムの数を入力します。1 つの Testing ランタイムで 1 つのオートメーションが実行されます。
  8. [次へ] をクリックしてプールを設定します。
  9. (オプション) マシン上の UiPath ソフトウェアの遅延更新を設定するには、[ソフトウェア更新の設定] トグルをオンにします。次のオプションが表示されます。
    オプション説明

    インスタント自動更新 (推奨)

    これは既定の推奨オプションです。お使いのマシン上の UiPath ソフトウェア (UiPath Robot、Studio、Assistant など) は、2 週間以内に最新の Enterprise バージョンに更新されます。

    この更新プログラムは、プール内のすべてのマシンに適用されます。

    遅延自動更新

    マシン上の UiPath ソフトウェアを最新バージョンより前のバージョンに更新するには、このオプションを選択します。

    遅延自動更新は、プールのマシンを追加した時点で存在するソフトウェアのバージョンによって異なります。たとえば、バージョン 2023.4 が最新のときにマシンを追加した場合、遅延自動更新では 2022.10 のソフトウェア バージョンがインストールされます。v2023.10 のリリース後は、遅延自動更新によって v2023.4 ソフトウェア版がインストールされます。

    この更新プログラムは、プール内のすべてのマシンに適用されます。

    注:

    このオプションは、最新の Enterprise バージョンに移行する前にオートメーションを調整するためのバッファー期間を設定するためのものです。 UiPath ソフトウェアは最新バージョンに更新されるのではなく、以前のバージョンに更新されます。

    重要: [遅延自動更新] オプションでは、提案されたバージョンよりも新しいバージョンの Robot はダウングレードされません。
    警告:

    セキュリティ修正が適用されたバージョンは、選択したソフトウェアの更新オプションに関係なく自動的にインストールされます。

  10. (手動のプールには任意) このテンプレートに属する仮想マシンに、プッシュ更新をインストールするための定期的なタイムフレームを設定する場合は、[メンテナンス ウィンドウを有効化] トグルをオンにします。

    [メンテナンス ウィンドウ] セクションが表示されます。ここでは、このテンプレートに属するすべてのマシンがメンテナンス モードに入り Windows セキュリティ更新などのプッシュ更新を受信できる期間を設定できます。詳しくは、以下の「よくある質問」セクションの、メンテナンス ウィンドウに関するセクションをご覧ください。

    1. [タイムゾーン] のリストから、メンテナンス ウィンドウのスケジュール設定に使用するタイムゾーンを選択します。
    2. [繰り返し] でメンテナンス ウィンドウの頻度を選択し、選択したオプションに対する設定をフィールドに入力します。
    3. [その他のオプション] で、ウィンドウの継続時間を選択します。このウィンドウは [繰り返し] で指定したタイミングで開始し、ここで選択した時間が経過すると終了します。
    4. メンテナンスを確実にスケジュールどおりに実行するには、[ウィンドウの起動時に実行中のプロセスを強制終了] チェックボックスをオンにします。
    (任意) このテナントに VPN ゲートウェイが既に設定されており、このテンプレートに属するマシンにファイアウォールの背後にある企業リソースへのアクセスを許可する場合は、以下の手順を実行します。
  11. [VPN 連携を有効化] トグルをオンにします。

    [VPN ゲートウェイ] セクションが表示され、[ゲートウェイ] フィールドが自動的に設定されます。

  12. [完了] をクリックしてテンプレートを作成します。

[マシン] ページの上部に成功を示すメッセージが表示され、新しいテンプレートがリストに表示されます。

ドメインに参加しているマシン プールに追加された仮想マシンは、自動的にドメインに参加しています。ドメイン資格情報は仮想マシンの作成時に検証されます。ドメインの参加に成功すると、その旨を伝えるメッセージが [マシン] ページの上部に表示されます。

手順 2. 手動プールに仮想マシンを追加する

手動管理のクラウド ロボット プールの構成が完了したら、マシンをプールに追加できます。

  1. [テナント] > [マシン] に移動します。
  2. プールの行の右に表示される [その他のアクション] をクリックし、[仮想マシンを追加/管理] を選択します。


    [Cloud ロボット - 仮想マシンを管理] ページが開きます。

  3. 右上の [仮想マシンを追加] をクリックします。

    [仮想マシンを追加] ページが開きます。

    注:

    ページの下部に赤字で [コスト] と表示されている場合、テナントに存在するロボット ユニット (RU) の数が不十分であるため、新しいマシンを作成できません。

    Automation Cloud の組織管理者の場合は、[テナントにロボット ユニットを追加してください。] をクリックして、[管理] > [テナント] に移動し、必要な RU をこのテナントに割り当てることができます。

    管理者でない場合は、組織管理者に問い合わせて追加の RU をリクエストしてください。

    [マシン イメージ] のオプションが [Windows Desktop] - [標準] イメージの場合、マルチテナント ホスティング機能を持つ Windows 10/11 の有効なライセンスを所有していることの確認を求められます。

    docs image
  4. (任意) [エイリアス] フィールドにマシンを区別するための名前を入力します。十分な RU がある場合は、[仮想マシンをさらに追加] オプションが利用可能になり、プールに複数のマシンを追加してプロビジョニングできます。

    4.1. (任意) [仮想マシンをさらに追加] をクリックして、必要な数の仮想マシンを追加します。

    4.2. 仮想マシンの数を再度検討する場合は、エイリアス名フィールドのごみ箱アイコンをクリックすると、不要な仮想マシンを削除できます。

    注: RU のコストは直ちに更新され、仮想マシンの数が反映されます。コストが RU の残数を超える場合は、[仮想マシンをさらに追加] オプションが利用できなくなります。


  5. [ユーザー名] フィールドと [パスワード] フィールドに、仮想マシンの接続に使用する管理者資格情報を入力します。プール内のすべての仮想マシンが同じ資格情報を共有します。
  6. [プロビジョニング] をクリックします。プロビジョニングするマシンの数を確認するポップアップ ボックスが表示されます。

[Cloud ロボット - 仮想マシンを管理] ページに戻ると、成功を示すメッセージが画面上部に表示され、マシンが [プロビジョニング] ステータスでリストに表示されます。

プロビジョニングの完了までには数分かかる場合があります。マシンがプロビジョニングされるまで、すべてのマシン オプションを利用できません。

プロビジョニングが完了すると、マシンのステータスは [実行中] に変わります。

docs image 手動プールに仮想マシンを追加する

手動管理のクラウド ロボット プールの構成が完了したら、マシンをプールに追加できます。

  1. [テナント] > [マシン] に移動します。
  2. プールの行の右に表示される [その他のアクション] をクリックし、[仮想マシンを追加/管理] を選択します。

    [Cloud ロボット - 仮想マシンを管理] ページが開きます。

  3. 右上の [仮想マシンを追加] をクリックします。
  4. (任意) [エイリアス] フィールドにマシンを区別するための名前を入力します。
  5. [ユーザー名] フィールドと [パスワード] フィールドに、仮想マシンの接続に使用する管理者資格情報を入力します。プール内のすべての仮想マシンが同じ資格情報を共有します。
  6. [プロビジョニング] をクリックします。プロビジョニングするマシンの数を確認するポップアップ ボックスが表示されます。

[Cloud ロボット - 仮想マシンを管理] ページに戻ると、成功を示すメッセージが画面上部に表示され、マシンが [プロビジョニング] ステータスでリストに表示されます。

プロビジョニングの完了までには数分かかる場合があります。マシンがプロビジョニングされるまで、すべてのマシン オプションを利用できません。

プロビジョニングが完了すると、マシンのステータスは [実行中] に変わります。

手順 3. 手動プールの仮想マシンをカスタマイズする

マシンの実行中に、Windows リモート デスクトップを使用してマシンに接続し、設定をカスタマイズすることができます。

  1. [テナント] > [マシン] に移動します。
  2. プールの行の右に表示される [その他のアクション] をクリックし、[仮想マシンを追加/管理] を選択します。
  3. [Cloud ロボット - 仮想マシンを管理] ページで、そのマシンの [マシン ステータス] 列に [実行中] と表示されていることを確認します。

    マシンが停止している場合は、マシンを選択してから、仮想マシン グリッドの上部にある [仮想マシンを起動] ボタンをクリックします。ステータスが [実行中] に変わるまで数分待ちます。

    docs image
  4. (任意) マシンの [ジョブの受け入れ] 列に [有効] と表示されている場合は、マシンを選択してから、仮想マシン グリッドの上部にある [ジョブを無効化] ボタンをクリックします。ステータスが [無効] に変わるまで数分待ちます。

    接続中に自動スケーリング エンジンがマシンをシャットダウンしないように、この操作を行うことをお勧めします。マシンのシャットダウンは、たとえユーザーがマシンに接続されていても、マシンがアイドル状態になった時に発生する可能性があります。

    docs image
  5. マシンの [リモート デスクトップ] 列に [有効] と表示されていることを確認します。

    無効な場合は、行の右にある [その他のアクション] をクリックして [リモート デスクトップを有効化] を選択します。[リモート デスクトップ] の値が [有効] に変わるまで待ちます。

  6. [リモート デスクトップ] 列でインフォ アイコンをクリックしてマシンの IP アドレスを表示し、それをコピーします。

    この手順では、リモート デスクトップへのアクセスに使用する IP アドレスを編集できます。既存の値と異なる値を入力すると、リモート デスクトップにアクセスできるのは、新しく保存した IP アドレスからのみになります。

    注:

    [アクセス IP] は、仮想マシンへのアクセスに使用するマシンの IPv4 アドレスです。

    [パブリック IP] は、仮想マシンの IPv4 アドレスです。

    注:

    Orchestrator で認識されるのは IPv4 のアドレスのみです。種類が IPv6 のアドレスが検出された場合は、エラー メッセージが表示され、対応する IPv4 アドレスを入力するようポップアップ ウィンドウで促されます。お使いの IPv4 アドレスが何であるかを知る方法の 1 つは、この Web サイトで確認することです。

    docs image
  7. Windows リモート デスクトップを使用してマシンに接続します。次のようにします。
    • マシンの IP アドレスを使用する
    注:

    パブリック IP アドレスが null の場合、仮想マシンがオフになっている可能性があります。この場合、仮想マシンを再起動し、仮想マシン リストを更新します。

    docs image
    • マシンに定義した管理者資格情報を使用する。資格情報を覚えていない場合はリセットできます。
  8. これで、必要に応じてソフトウェアのインストールや更新、または構成の変更によってマシンをカスタマイズできるようになりました。
    注:
    • UiPath が提供するマシンには、UiPath Studio および Robot のソフトウェアとサポート対象の Web ブラウザーがあらかじめインストールされています。

    • 問題が発生する可能性があるため、マシン上の UiPath ソフトウェアは変更しないでください。

    重要:
    仮想マシンのホスト名 (具体的には %COMPUTERNAME% 変数) は、変更しないことをお勧めします。変更した場合、フェールオーバーが発生する可能性があります。
  9. (任意) 設定が完了したら、マシンからログアウトしてマシンのリモート デスクトップを Orchestrator から無効化します。
    注: 24 時間経過すると、リモート デスクトップはマシン上で自動的に無効化されます。
  10. 以前にマシンのジョブを無効化した場合は、[Cloud ロボット - 仮想マシンを管理] ページで再び有効化します。そのためには、そのマシンを選択してから、仮想マシン グリッドの上部にある [ジョブを有効化] ボタンをクリックします。
    docs image

このカスタマイズされたマシンをマシン テンプレートに使用する場合、カスタマイズしたイメージを作成できます。

その後、以下の場合に、カスタマイズしたイメージを標準マシン イメージの代わりに使用できます。

  • 新しい Cloud ロボット プールを作成する

  • 同じプール内に新しい Cloud ロボット プールまたは新しい仮想マシンを作成する

プールを編集して [マシン イメージ] オプションを変更することで、仮想マシン イメージを更新できます。更新したマシン イメージは、新たにプロビジョニングされた仮想マシンにのみ適用されます。

docs image 手動プールの仮想マシンをカスタマイズする

マシンの実行中に、Windows リモート デスクトップを使用してマシンに接続し、設定をカスタマイズすることができます。

  1. [テナント] > [マシン] に移動します。
  2. プールの行の右に表示される [その他のアクション] をクリックし、[仮想マシンを追加/管理] を選択します。
  3. [Cloud ロボット - 仮想マシンを管理] ページで、そのマシンの [マシン ステータス] 列に [実行中] と表示されていることを確認します。

    マシンが停止している場合は、マシンを選択してから、仮想マシン グリッドの上部にある [仮想マシンを起動] ボタンをクリックします。ステータスが [実行中] に変わるまで数分待ちます。

  4. (任意) マシンの [ジョブの受け入れ] 列に [有効] と表示されている場合は、マシンを選択してから、仮想マシン グリッドの上部にある [ジョブを無効化] ボタンをクリックします。ステータスが [無効] に変わるまで数分待ちます。

    接続中に自動スケーリング エンジンがマシンをシャットダウンしないように、この操作を行うことをお勧めします。マシンのシャットダウンは、たとえユーザーがマシンに接続されていても、マシンがアイドル状態になった時に発生する可能性があります。

  5. マシンの [リモート デスクトップ] 列に [有効] と表示されていることを確認します。

    無効な場合は、行の右にある [その他のアクション] をクリックして [リモート デスクトップを有効化] を選択します。[リモート デスクトップ] の値が [有効] に変わるまで待ちます。

  6. [リモート デスクトップ] 列でインフォ アイコンをクリックしてマシンの IP アドレスを表示し、それをコピーします。

    この手順では、リモート デスクトップへのアクセスに使用する IP アドレスを編集できます。既存の値と異なる値を入力すると、リモート デスクトップにアクセスできるのは、新しく保存した IP アドレスからのみになります。

    注:

    [アクセス IP] は、仮想マシンへのアクセスに使用するマシンの IPv4 アドレスです。

    [パブリック IP] は、仮想マシンの IPv4 アドレスです。

    Orchestrator で認識されるのは IPv4 のアドレスのみです。種類が IPv6 のアドレスが検出された場合は、エラー メッセージが表示され、対応する IPv4 アドレスを入力するようポップアップ ウィンドウで促されます。お使いの IPv4 アドレスが何であるかを知る方法の 1 つは、この Web サイトで確認することです。

  7. Windows リモート デスクトップを使用してマシンに接続します。次のようにします。
    • マシンの IP アドレスを使用する
    注:

    パブリック IP アドレスが null の場合、仮想マシンがオフになっている可能性があります。この場合、仮想マシンを再起動し、仮想マシン リストを更新します。

    • マシンに定義した管理者資格情報を使用する。資格情報を覚えていない場合はリセットできます。
  8. これで、必要に応じてソフトウェアのインストールや更新、または構成の変更によってマシンをカスタマイズできるようになりました。
    注:
    • UiPath が提供するマシンには、UiPath Studio および Robot のソフトウェアとサポート対象の Web ブラウザーがあらかじめインストールされています。

    • 問題が発生する可能性があるため、マシン上の UiPath ソフトウェアは変更しないでください。

    重要:
    仮想マシンのホスト名 (具体的には %COMPUTERNAME% 変数) は、変更しないことをお勧めします。変更した場合、フェールオーバーが発生する可能性があります。
  9. (任意) 設定が完了したら、マシンからログアウトしてマシンのリモート デスクトップを Orchestrator から無効化します。
    注: 24 時間経過すると、リモート デスクトップはマシン上で自動的に無効化されます。
  10. 以前にマシンのジョブを無効化した場合は、[Cloud ロボット - 仮想マシンを管理] ページで再び有効化します。そのためには、そのマシンを選択してから、仮想マシン グリッドの上部にある [ジョブを有効化] ボタンをクリックします。

このカスタマイズされたマシンをマシン テンプレートに使用する場合、カスタマイズしたイメージを作成できます。

その後、以下の場合に、カスタマイズしたイメージを標準マシン イメージの代わりに使用できます。

  • 新しい Cloud ロボット プールを作成する

  • 同じプール内に新しい Cloud ロボット プールまたは新しい仮想マシンを作成する

プールを編集して [マシン イメージ] オプションを変更することで、仮想マシン イメージを更新できます。更新したマシン イメージは、新たにプロビジョニングされた仮想マシンにのみ適用されます。

手順 4. Cloud ロボットを使用できるよう準備する

新しい Cloud ロボットでオートメーションを実行できるようにするには、Orchestrator で以下の設定が必要です。

手順 4a. マシン上のジョブを受け入れる

手動作成のプールに新たにプロビジョニングされたマシンは、既定でジョブを受け入れるよう設定されていません。必要な設定が完了し、マシンを使用する準備が整ったら、ジョブを受け入れるよう手動でマシンを設定する必要があります。

マシンをジョブの実行に使用できるようにするには、以下の手順を実行します。

  1. [テナント] > [マシン] に移動します。
  2. プールの行の右に表示される [その他のアクション] をクリックし、[仮想マシンを追加/管理] を選択します。
  3. [Cloud ロボット - 仮想マシンを管理] ページで、マシンを選択してから、仮想マシン グリッドの上部にある [ジョブを有効化] ボタンをクリックします。

上部に成功を示すメッセージが表示され、[ジョブの受け入れ] 列に [有効化中] と表示されます。

しばらくして、ステータスが [有効] に変わると、マシンを使用して、プールが割り当てられたフォルダーでジョブを実行できるようになります。

注:
  • [c] オプションが無効化されている場合、自動スケーリング エンジンが制御を行い、マシンを自動的にシャットダウンまたは起動できます。

  • [ジョブの受け入れ] オプションが有効化されている場合、選択したマシンの可用性プロファイルが制御を行います。

手順 4b. フォルダーにプールを追加する

Cloud ロボットを使用して実行する無人オートメーションが含まれるフォルダーに、Cloud ロボット - 仮想マシンのマシン テンプレートを追加します。

手順 4c. ジョブの実行に Cloud ロボットを使用する

これで、Cloud ロボットを使用して無人オートメーションの実行を開始できるようになりました。

Cloud ロボットを使用してジョブを実行する場合: 通常どおりにジョブを開始しますが、ランタイム ライセンスについては [Cloud ロボット - 仮想マシン] を選択します。

  • 一部のフィールドはランタイムが [Cloud ロボット - 仮想マシン] の場合には適用されず、使用または編集することができません。利用可能なオプションを使用してジョブの実行を設定してください。
  • クラウド ロボットの場合、[ジョブの再開時にアカウントとマシンの割り当てを維持する] チェックボックスをオンにすると、同じテンプレートで作成されたマシン (必ずしも同じマシンであるとは限りません) でジョブが再開されます。

オートメーションで特定のアプリケーションが必要になるため、特定のカスタマイズした仮想マシンで実行する必要がある場合は、それらのアプリケーションがインストールされるアカウントマシンを指定する必要があります。何も選択しない場合は、フォルダーに割り当てられたマシン プール内の利用可能なマシンのいずれかでジョブが実行されるように決定されます。

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