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Orchestrator ユーザー ガイド
タグ管理の一元化 タグを集中管理するための場所を探している場合は、[ 管理] ページの「 タグ 」ページでテナント レベルでの管理に関するページをご覧ください。
タグは、リソースを分類するのに役立ちます。タグにより、ガバナンスが改善され、さまざまなリソース間の関連付けが可視化されて、会社内のすべてのユーザーがリソース間の依存関係を容易に把握できるようになります。
利用するロボットの台数が増えると、消費・管理するリソースの数も増えます。その結果、ビジネスにおいて以下のような重要な課題に直面することがあります。
- 様々なオブジェクトが互いにどう作用するのかを把握することが難しい
- 手作業の負荷が増える。たとえば、Excel スプレッドシートのようなオブジェクト間の依存関係を分類・追跡するために、面倒な作業を手動で行う必要が出てくる
- プロセスの実行などの操作が、他のリソースにどう影響するのかを可視化できない
- 特定のアプリがどのプロセスによって自動化されているのか確認しづらいため、自動化対象のアプリケーションをアップグレードすることで発生するダウンタイムを可視化できない
このため、以下のような領域でタグの機能が役立ちます。
- 開発者の生産性の向上: 開発者が自身の開発業務に関連するリソースを特定しやすくなります。このため、開発の影響を受けるプロセスの部分的なリソースを時間をかけて探す必要がなくなり、価値の高い作業に集中できます。
- 管理者の生産性の向上: 組織全体で一貫性のあるタグ構造を採用することで、統一的な分類方法を導入できます。これにより、すべてのユーザーがすばやくリソースを見つけられるようになります。
タグの仕組み
タグはリソース カタログ サービスに保存され、オブジェクトに適用されるラベルおよび/またはキーと値のプロパティで構成されます。たとえば、会社の財務部門の SAP オートメーションに関係するすべてのオブジェクトに、ラベル SAP およびキーと値 Department: Finance を適用できます。
これらのフィールドはユーザーが自由に設定することができますが、誰もが適切なリソースをすばやく簡単に見つけられるように、一貫性のあるタグ付け規則を定義し、使用することをお勧めします。一貫性がなければ、タグ ライブラリはまとまりがなくなり、逆効果となることがあります。
図 1. タグの使用
[タグ] ページでは、管理レベルでタグを一括管理できます。
また Orchestrator では、オブジェクト レベルでタグを作成、編集、削除することができます。
タグは作成後に編集することはできないため、スペルや大文字の使用には注意を払ってください。完全に削除してから、正しいタグを作成して、すべてのオブジェクトに再び追加しなければならなくなります。
タグ付けできるオブジェクト
タグ付けは、Orchestrator のいくつかのオブジェクト、Studio パッケージ、および Action Center のアクションで利用できます。オブジェクトに追加したタグは、複数の製品間でタグをサポートするすべてのオブジェクトで利用できるようになります。たとえば、SAP ラベルを Orchestrator のアセットに追加すると、アクションでも利用できるようになります。
| 製品 | タグ付けできるオブジェクト |
|---|---|
| Orchestrator | アセット プロセス キュー ストレージ バケット マシン |
| Studio | パッケージ |
| Action Center | アクション |
タグを管理する
タグ管理の一元化 以下のすべてのアクションは、[ 管理 ] ページからすべてのタグに対してテナント レベルで一元的に実行できます。これは タグと呼ばれ、タグの作成、編集、削除の操作を集約するだけでなく、追加機能も提供します。
新しいタグを作成する
タグは、以下の場所から作成できます。
- テナント レベルの [管理] ページの [タグ] ページ。
- Orchestrator - 詳しい方法については、以下をご覧ください。
新しいタグを作成するには、オブジェクト レベルでタグを作成して、オブジェクトに適用する必要があります。それにより、タグをサポートする他のすべてのリソースでこのタグを使用できるようになります。
- タグでは、大文字と小文字が区別されません。
- 各オブジェクトには、最大 100 万個のキーと値のペアを設定できます。
- ラベルおよびキーと値のプロパティに使用できる文字数は、最大 256 文字です。
- タグ名に使用できない文字は、
<、>、%、&、\)\)、?、/、:です。 - 次のタグは UiPath® Studio 固有のタグであり、オブジェクトで定義および使用することはできません。
UiPathStudioProcess、UiPathStudioTest、UiPathStudioTask、UiPathStudioLibrary、UiPathObjects、UiPathActivities、UiPathStudioX、UiPathTestCases、UiPathEntities、UiPathWebServices、UiPathStudioTemplate、UiPathStudioLocalizedTemplate、C#、CSharp、VB、VisualBasic、GettingStartedTemplate
タグを Orchestrator の既存のアセットに追加して、新しいタグを作成する例を見てみましょう。
- フォルダー > [アセット] に移動します。[アセット] ウィンドウに、そのフォルダーで作成されたすべてのアセットのリストが表示されます。
- [その他のアクション] > [編集] に移動して、既存のアセットを編集します。[アセットを編集] ウィンドウが表示されます。
- [ラベル] フィールドで、新しいラベルの名前の入力を開始します。終了したら、プラス記号とラベル名のエントリをクリックして追加します。
図 2. [ラベル] フィールド
- [プロパティ (キーと値のペア)] フィールドで、[新規追加] をクリックします。
Orchestrator から作成するプロパティはすべて既定で String 型になります。ただし、目的のテナントの Automation Cloud の管理セクションで [タグ] にアクセスすると、Number 型、Boolean 型、またはカスタム型のプロパティを作成できます。
- 適切なフィールドに新しいキーと値を追加します。
値フィールドをクリックしたときにリストされる既存の値の 1 つを選択し、それを編集して新しい値を作成できます。
図 3. [プロパティ (キーと値のペア)] フィールド
- 完了したら、[更新] をクリックします。アセットが更新され、新たに作成したタグを他のオブジェクトで使用できるようになります。
タグを一括作成する
次のスクリプトは、タグを含む CSV ファイルを読み取って、それぞれのタグを持つダミー アセットを Orchestrator で作成します。そうすることで、それらのタグを、複数の製品間でタグをサポートするすべてのオブジェクトで利用できるようになります。
パラメーターの説明
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
-TagsFilePath | CSV ファイルのパスです。 |
例
次の例では、Add-DummyAsset-WithTags.ps1 スクリプトを呼び出して、<pathToFile にある CSV ファイルを読み取ります。
スクリプトを実行する前に、UiPath.PowerShell モジュールをインポートし、Get-UiPathAuthToken を使用して自分を認証します。
.\Add-DummyAsset-WithTags.ps1 -TagsFilePath '<pathToFile>'
.\Add-DummyAsset-WithTags.ps1 -TagsFilePath '<pathToFile>'
既存のタグを削除する
タグは、関連付けられている各オブジェクトから手動で削除することによってのみ削除できます。キーと値のペア Department: Finance を持つ 3 つのマシン テンプレートと、キーと値のペア Department: Accounting を持つ 3 つのマシン テンプレートがあるとします。キーと値のペア Department: Finance と Department: Accounting を完全に削除するには、これら 6 つのキーと値のペアをすべてマシン オブジェクトから削除する必要があります。
オブジェクトからタグを削除する方法について詳しくは、下記の「オブジェクトからタグを削除する」セクションをご覧ください。
特定のタグを持つオブジェクトを表示する
タグを持つすべての Orchestrator オブジェクトを表示するには、以下の手順を実行します。
- Orchestrator のヘッダーで、テナント内を検索アイコンをクリックします。[テナント内を検索] ウィンドウに、そのテナントのすべてのオブジェクトの一覧が表示されます。
図 4. テナント内を検索アイコン
- [ラベル] ドロップダウンから、関連するオブジェクトを表示するためのラベルを選択します。オブジェクトのリストは、選択した値に基づいてフィルター処理されます。そのラベルを持つすべてのオブジェクトが表示されます。
図 5. [ラベル] ドロップダウン
- [プロパティ] ドロップダウンから、関連するオブジェクトを表示するためのキーと値のペアを選択します。オブジェクトのリストは、選択した値に基づいてフィルター処理されます。そのキーと値のペアを持つすべてのオブジェクトが表示されます。
図 6. [プロパティ] フィールド
- 結果をさらに絞り込むには、[種類] ドロップダウンからオブジェクトの種類でフィルター処理するか、[場所] ドロップダウンから格納フォルダーでフィルター処理します。
図 7. [種類] ドロップダウンと [場所] ドロップダウン
テナント検索機能の動作について詳しくは、「テナント内でリソースを検索する」をご覧ください。
オブジェクトのタグを表示する
Orchestrator オブジェクトのタグを表示するには、特定のオブジェクトのページの [ラベル] 列と [プロパティ] 列を探します。たとえば、マシン オブジェクトに適用されているタグを確認するには、[テナント] > [マシン] に移動します。
図 8. [ラベル] 列と [プロパティ] 列
同様に、任意のページの右上隅にあるテナント内を検索アイコンをクリックして、[テナント内を検索] ページに移動し、[種類] ドロップダウンを使用してマシンでフィルター処理します。
図 9. マシンの種類によるフィルター処理
オブジェクトにタグ付けする
タグ管理エクスペリエンスは製品内のすべてのオブジェクトで一貫しているため、さまざまな操作を同じ方法で実行できます。
オブジェクトにタグを追加する
特定のリソースにタグを追加する手順については、以下のリンクをクリックしてください。
オブジェクトからタグを削除する
特定のリソースからタグを削除する手順については、以下のリンクをクリックしてください。
タグの権限
タグには、「タグ」という専用の権限セットがあり、以下のオプションを指定できます。
- 表示 - タグを表示できます。
- 作成 - タグを作成できます。
- 編集 - 管理レベルで、[タグ] ページでタグを編集できます。
- 削除 - 管理レベルで、[タグ] ページからタグを削除できます。
特定のオブジェクトに対するタグ操作は、2 つの権限セット (タグに対する権限と、タグを適用するオブジェクトに対する権限) によって制御されます。この仕組みを説明するために、ユーザーがアセットとタグに対して持っている権限に基づいて、Orchestrator アセットに実行できるタグ操作を見てみましょう。他のオブジェクトにも、この同じ原則が適用されます。
| アクセス許可 | タグの表示 | タグの編集 | タグの作成 | タグの削除 |
|---|---|---|---|---|
| アセットの表示 | アセットに適用されているタグを表示できます。 アセットに適用されているタグを変更できません。 アセットからタグを削除できません。 | アセットに適用されているタグを表示できます。 アセットに適用されているタグを変更できません。 アセットからタグを削除できません。 | アセットに適用されているタグを表示できます。 アセットに適用されているタグを変更できません。 アセットからタグを削除できません。 | アセットに適用されているタグを表示できます。 アセットに適用されているタグを変更できます。 アセットからタグを削除できます。 |
| アセットの編集 | アセットに適用されているタグを表示できます。 タグが既に作成されている場合、 アセットにタグを適用できます。 アセットからタグを削除できます。 | アセットに適用されているタグを表示できます。 新しいタグを作成してアセットに適用できます。 アセットからタグを削除できます。 | アセットに適用されているタグを表示できます。 新しいタグを作成してアセットに適用できます。 アセットからタグを削除できます。 | アセットに適用されているタグを表示できます。 新しいタグを作成してアセットに適用できます。 アセットからタグを削除できます。 |
| アセットの作成(アセットの編集と同じ) | アセットに適用されているタグを表示できます。 タグが既に作成されている場合、 アセットにタグを適用できます。 アセットからタグを削除できます。 | アセットに適用されているタグを表示できます。 新しいタグを作成してアセットに適用できます。 アセットからタグを削除できます。 | アセットに適用されているタグを表示できます。 新しいタグを作成してアセットに適用できます。 アセットからタグを削除できます。 | アセットに適用されているタグを表示できます。 新しいタグを作成してアセットに適用できます。 アセットからタグを削除できます。 |
| アセットの削除 (アセットの編集と同じ) | アセットに適用されているタグを表示できます。 タグが既に作成されている場合、 アセットにタグを適用できます。 アセットからタグを削除できます。 | アセットに適用されているタグを表示できます。 新しいタグを作成してアセットに適用できます。 アセットからタグを削除できます。 | アセットに適用されているタグを表示できます。 新しいタグを作成してアセットに適用できます。 アセットからタグを削除できます。 | アセットに適用されているタグを表示できます。 新しいタグを作成してアセットに適用できます。 アセットからタグを削除できます。 |
制限事項
- すべての種類のリソースがタグをサポートしているわけではありません。その種類のリソースにタグを適用できるかどうかを確認するには、上記の「タグ付けできるオブジェクト」のセクションをご覧ください。
- 各オブジェクトには、最大 100 万個のキーと値のペアを設定できます。
- ラベルおよびキーと値のプロパティに使用できる文字数は、最大 256 文字です。
- タグ名に使用できない文字は、
<、>、%、&、\、?、/、:です。 - タグのログ機能はまだ提供されていません。
- タグに色を指定することはできません。
- 次のタグは UiPath Studio 固有のタグであり、オブジェクトで定義および使用することはできません。
UiPathStudioProcess、UiPathStudioTest、UiPathStudioTask、UiPathStudioLibrary、UiPathObjects、UiPathActivities、UiPathStudioX、UiPathTestCases、UiPathEntities、UiPathWebServices、UiPathStudioTemplate、UiPathStudioLocalizedTemplate、C#、CSharp、VB、VisualBasic、GettingStartedTemplate