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Orchestrator ユーザー ガイド
自動マシン テンプレートを定義する際は、マシンを実行するための十分なロボット ユニット (RU) があることを確認してください。
RU が不足している場合は、以下の消費制限が適用されます。
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プールで定義された仮想マシンの最大数にロボット ユニットの数が一致していない場合、プール内のすべてのマシンは削除され、マシンの最大数をサポートする十分な数のロボット ユニットをユーザーが割り当てるまでは、新しいマシンの作成が停止されます。
注: ロボット ユニットを追加する代わりに、プールの仮想マシンの最大数を減らすことをお勧めします。 - 十分な RU が割り当てられていないマシンでジョブを実行すると、次のアラートが生成されます。「No VMs in <Pool_name> due to insufficient robot units. (ロボット ユニットが不足しているため、<プール名> に仮想マシンが存在しません。)」
- 十分な数のロボット ユニットが利用可能になると、ロボット ユニットは自動的に消費されます。
- 複数のプールでユニットが枯渇している場合、利用可能なロボット ユニットは、直近で作成されたプールのサブセットに割り当てられます。
例: 5 つのプールがあり、それぞれに最大数である 3 台のマシン、合計 15 台が割り当てられているとします。お持ちの RU がサポートできるマシンは 2 台です。つまり、5 つのプールはすべて RU が枯渇しており使用できません。
- さらに 5 台のマシンをサポートできるだけの RU を追加します。これで、合計 7 台のマシンを使用できます。
- 2 つのプールが使用可能になり、マシン 6 台分の RU (2 つのプールでマシンが 3 台ずつ) が消費されます。
- 3 つのプールは枯渇状態のままで、利用可能な RU で実行できるマシンは 1 台です。つまり、2 つのプールは直近で作成されたものです。
自動プールが作成されると、割り当てられた RU は月単位の配分に基づいて消費されます。RU が利用可能な場合は自動更新が適用されます。
仮想マシンが手動プールから削除されるか、自動プールが削除されると、対応する RU は 24 時間以内に解放されます。
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現在の契約月の残りの期間内は、解放された RU を同じテナント内で再利用できます。
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それ以降は、残った RU はテナントをまたいで使用できます。
たとえば、1 月 1 日に開始して 12 月 31 日に終わる 1 年契約で 72,000 RU のバンドルを取得したとします。その場合、以下のタイムラインが含まれます。
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1 月 1 日 - テナント T1 に VM1 を作成します。これにより、6,000 RU が消費されます。
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1 月 15 日 - テナント T1 から VM1 を削除します。
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1 月 16 日 - 6,000 RU が解放され、それらを再利用して同じテナント T1 内に VM2 を作成できます。
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2 月 1 日 - テナント T1 で同じ VM2 を実行し続けると、月単位の配布に基づいてバンドルからさらに 6,000 RU が消費されます。その結果、60,000 RU (1 月に 72,000 - 6,000、2 月にもさらに - 6000) が残ります。
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2 月 15 日 - テナント T1 に同じ VM2 を保持しながら、2 つの異なるテナント (T2 と T3) にさらに 2 つの VM を作成します。これにより、残り 60,000 RU のうち 12,000 RU が消費されます (1 つはテナント T2 の VM 用、もう 1 つはテナント T3 の VM 用)。その結果、48,000 RU が残ります。