概要
[ログ] ページには、アクセスできるすべてのフォルダー内のロボットによって生成されたログが表示されます。
Elasticsearch にアクセスするには、フォルダー コンテキストから Orchestrator の [オートメーション] タブに移動し、表示されるオプションから [ログ] を選択します。
注:
フォルダーのコンテキスト外で生成されたログは、Orchestrator データベースと Elasticsearch でのみ表示できます。
フィルター処理
指定したジョブについて、ロボットの生成したログをすべて表示するには、[ジョブ] ページに移動し、関心のあるジョブに対応する 3 点リーダー メニューをクリックして、[ログを表示] を選択します。
アクセス可能なすべてのフォルダーにあるロボットの生成したログをフィルター処理するには、[ログ] ページに移動し、目的のフィルターを使用します。既定では、[時間] ([過去 1 日] に設定) などのいくつかのフィルターが適用されます。すべてのログを表示するには、すべてのフィルターを確実に削除してください。
ログが生成されたホスト マシンの名前でログをフィルター処理するには、[ログ] ページの [マシン] フィルターを使用します。フィルターは Elasticsearch に格納されているログに対しては機能しますが、データベースに格納されているログについては新規のログ エントリに対してのみ機能します。
ログストレージ
Orchestrator が利用できない場合は、接続が復元するまで、ローカル データベース形式 (C:\Windows\SysWOW64\config\systemprofile\AppData\Local\UiPath\Logs\execution_log_data
) で、利用可能なディスク スペース内に保存されます。接続が復元すると、ログは生成された順番に分割して送信されます。
注
データベースは、ログが Orchestrator に正常に送信された後も削除されません。
ジョブのステータスは UiPath Robot サービスのメモリ内に保存されます。Orchestrator が利用可能になると、ジョブ ステータスに関連する情報は両者の間で同期されます。ただし、Orchestrator が利用できない状態で UiPath Robot サービスを再起動しても、これらの情報は失われます。つまり、Orchestrator が利用可能になったときに、いつでもジョブが再実行されます。
Logs can be sent to ElasticSearch, a local SQL database, and/or Insights, thus enabling you to have non-repudiation logs. They are independent of each other and, as such, an issue encountered in one does not affect the other(s).
ログページには、ログが Elasticsearch または SQL データベースに送信されるときにロボットが Orchestrator に送信するエントリが表示されます。ログが Elasticsearch と SQL の両方に送信される場合、ログページには Elasticsearch に送信されるエントリのみが表示されます。
重要
SQL データベースに週ごとに蓄積されるロボットのログ件数が 200 万を超える場合、古いログを削除しないまま数か月が経過すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。そのような大量のログには、Elasticsearch を使用することを推奨します。ログに関するデータベース メンテナンス手順については、こちらをご覧ください。
Elasticsearch を使用してロボット ログを保存する場合、状況によってはクエリできるのは 1 万項目のみとなります。
Elasticsearch の制限により、Cloud Platform の Orchestrator テナントは、50 KB を超えるロボット ログを無視するように構成されています。ログの大部分は平均して約 2 KB です。
ログ レベル
メッセージは、Trace、Debug、Info、Warn、Error、および Fatal というレベルでログに記録されます。
[メッセージをログ] アクティビティを使用して、独自のメッセージを Studio からこのページに送信することもできます。メッセージは上述したいずれかのレベルで記録され、診断用に使用します。
たとえば、次のスクリーンショットでは、独自のメッセージが Fatal の重要度レベルで記録されたことがわかります。

ログ レベルの詳細については、こちらをご覧ください。
ログをエクスポートする
[Export] ボタンとクリックすると、すべてのログを .csv ファイルにエクスポートすることができます。このファイルの生成時には、このページに適用されているフィルターが考慮されます。たとえば、Info の重要度レベルを持つ直前の 30 日のログのみを表示するように設定している場合は、その条件を満たすエントリのみがダウンロードされます。
最高のパフォーマンスを得るためにエクスポートされたエントリは日付の新しい順に並んでいないため、注意が必要です。

次の場合には、ログが正しい順序で記録されない可能性があります。
- ほぼ等しいタイム スタンプを持つロボット ログ エントリが 2 つ以上あります - それらはミリ秒まで等しく (
yyyy-MM-dd HH\:mm\:ss.fff
として表現される時間は同じ)、ミリ秒の下のサブユニットは一致していません (yyyy-MM-dd HH\:mm\:ss.fffffff
の最後の 4 つの値が異なります)。 - ログは、Orchestrator で既定の順序のグリッド形式で表示されます (時間の降順)。
ただし、データベースおよびエクスポートされる .csv ファイルは影響されません。
注
Orchestrator とスタック トレースからのサーバー例外は両方とも、[ジョブの詳細] ウィンドウに英語で表示されます。ユーザーが選択した言語には関係ありません。
アクセス許可
フォルダー内に生成されたログにアクセスするには、フォルダー コンテキスト内のログに対する表示権限が必要です。
1 年前に更新