Orchestrator
2020.10
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サポート対象外
Orchestrator ユーザー ガイド
最終更新日 2023年12月12日

ログについて

概要

[ログ] ページには、アクセスできるすべてのフォルダー内のロボットによって生成されたログが表示されます。

Elasticsearch にアクセスするには、フォルダー コンテキストから Orchestrator の [オートメーション] タブに移動し、表示されるオプションから [ログ] を選択します。

注: フォルダーのコンテキスト外で生成されたログは、Orchestrator データベースと Elasticsearch でのみ表示できます。

フィルター処理

指定したジョブについて、ロボットの生成したログをすべて表示するには、[ジョブ] ページに移動し、関心のあるジョブに対応する 3 点リーダー メニューをクリックして、[ログを表示] を選択します。

アクセス可能なすべてのフォルダーにあるロボットの生成したログをフィルター処理するには、[ログ] ページに移動し、目的のフィルターを使用します。既定では、[時間] ([過去 1 日] に設定) などのいくつかのフィルターが適用されます。すべてのログを表示するには、すべてのフィルターを確実に削除してください。

ログが生成されたホスト マシンの名前でログをフィルター処理するには、[ログ] ページの [マシン] フィルターを使用します。フィルターは Elasticsearch に格納されているログに対しては機能しますが、データベースに格納されているログについては新規のログ エントリに対してのみ機能します。

ログストレージ

Orchestrator が利用できない場合は、接続が復元するまで、ローカル データベース形式 (C:\Windows\SysWOW64\config\systemprofile\AppData\Local\UiPath\Logs\execution_log_data) で、利用可能なディスク スペース内に保存されます。接続が復元すると、ログは生成された順番に分割して送信されます。
注: データベースは、ログが Orchestrator に正常に送信された後も削除されません。

ジョブのステータスは UiPath Robot サービスのメモリ内に保存されます。Orchestrator が利用可能になると、ジョブ ステータスに関連する情報は両者の間で同期されます。ただし、Orchestrator が利用できない状態で UiPath Robot サービスを再起動しても、これらの情報は失われます。つまり、Orchestrator が利用可能になったときに、いつでもジョブが再実行されます。

Elasticsearch、ローカル SQL データベース、または UiPath Insights にログを送信できるので、否認不可のログを保持することができます。それぞれのログは相互に独立しているので、1 つのログに問題が発生しても、他のログに影響を及ぼしません。

ログページには、ログが Elasticsearch または SQL データベースに送信されるときにロボットが Orchestrator に送信するエントリが表示されます。ログが Elasticsearch と SQL の両方に送信される場合、ログページには Elasticsearch に送信されるエントリのみが表示されます。

注:

SQL データベースのパフォーマンスはロボットのログが 200 万に達すると低下し始め、600 万のしきい値に達すると大幅に低下します。パフォーマンスが低下するとログの検索が遅くなり、オートメーションのパフォーマンスに影響が出ます。

これらのしきい値は、UiPath で観察された平均を示しています。データベース サーバーのハードウェアによっては、この値は増減する場合があります (最大 2 倍から 3 倍)。

データベースを定期的にクリーンアップして、制限内に収まるようにする必要があります。

ただし、業務上これらのしきい値を超える必要がある場合は、パフォーマンスを維持するために Elasticsearch を使用する必要があります。

Elasticsearch を使用してロボット ログを保存する場合、状況によってはクエリできるのは 1 万項目のみとなります。

Elasticsearch の制限により、Cloud Platform の Orchestrator テナントは、50 KB を超えるロボット ログを無視するように構成されています。ログの大部分は平均して約 2 KB です。

ログ レベル

メッセージは、TraceDebugInfoWarnError、および Fatal というレベルでログに記録されます。

[メッセージをログ] アクティビティを使用して、独自のメッセージを Studio からこのページに送信することもできます。メッセージは上述したいずれかのレベルで記録され、診断用に使用します。

たとえば、次のスクリーンショットでは、独自のメッセージが Fatal の重要度レベルで記録されたことがわかります。



ログをエクスポートする

[Export] ボタンとクリックすると、すべてのログを .csv ファイルにエクスポートすることができます。このファイルの生成時には、このページに適用されているフィルターが考慮されます。たとえば、Info の重要度レベルを持つ直前の 30 日のログのみを表示するように設定している場合は、その条件を満たすエントリのみがダウンロードされます。

最高のパフォーマンスを得るためにエクスポートされたエントリは日付の新しい順に並んでいないため、注意が必要です。



次の場合にのみ、ログが正しい順序で記録されない可能性があります。

  • ほぼ等しいタイム スタンプを持つロボット ログ エントリが 2 つ以上あります - それらはミリ秒まで等しく (yyyy-MM-dd HH\:mm\:ss.fff として表現される時間は同じ)、ミリ秒の下のサブユニットは一致していません (yyyy-MM-dd HH\:mm\:ss.fffffff の最後の 4 つの値が異なります)。
  • ログは、Orchestrator で既定の順序のグリッド形式で表示されます (時間の降順)。

ただし、データベースとエクスポートされる .csv ファイルに対する影響はありません。

注: Orchestrator とスタック トレースからのサーバー例外は両方とも、[ジョブの詳細] ウィンドウに英語で表示されます。ユーザーが選択した言語には関係ありません。

権限

フォルダー内に生成されたログにアクセスするには、フォルダー コンテキスト内のログに対する表示権限が必要です。

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  • フィルター処理
  • ログストレージ
  • ログ レベル
  • ログをエクスポートする
  • 権限

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