ID 管理ポータル

ID 管理ポータルは、Identity Server のインターフェイスです。外部 ID プロバイダーの設定と、UiPath の他のオンプレミス製品やサービスとの統合に使用するインストール アクセス トークンの生成が可能です。[ハブ]、[外部プロバイダー]、[インストール アクセス トークン] という 3 つのメニューが用意されています。

注: [ID 管理ポータル] には、System Administrator のホスト レベルでだけアクセスできます。

ID 管理ポータルにアクセスする

1. https://[OrchestratorURL]/account/hostlogin に移動します。
2. ライセンス購入時に UiPath から提供される資格情報を使用して、システム管理者として Orchestrator にログインし、[テナント名] フィールドに「host」と入力します。
   
   

   

   
   
3. [設定] > [セキュリティ] に移動します。
4. [Identity Management] セクションの [Manage External Providers] または [Manage Installation Keys] をクリックします。ID 管理ポータルが表示されます。
   
   

   

   
   

   重要: ID 管理ポータルからログアウトすると、Identity Server からはサインアウトされますが、Orchestrator からはサインアウトされません。Orchestrator からログアウトするには、Orchestrator にアクセスしてログアウトを実行する必要があります。

ハブ メニュー

このメニューには、Identity Server に統合されたアプリへのリンクのリストが表示されます。既定では、Orchestrator のみが Identity Server に統合されます。

注: [ハブ] メニューには、テナント レベルのユーザーもアクセスできます。Orchestrator にログイン後、ブラウザーのアドレス バーに表示される既存の URL を変更します。Orchestrator の URL の後ろに /identity を追加してください。たとえば、変更後のアドレスは、https://Orchestrator/identity のようになります。

Identity Server で認証された後、ここに表示されたアプリのいずれかをクリックすると、そのアプリにリダイレクトされます。

外部プロバイダー メニュー

このメニューは [外部プロバイダー] ページを開きます。各外部 ID プロバイダーに固有の設定を行えます。Identity Server はフェデレーション ゲートウェイとして機能し、外部 ID プロバイダーをサポートしています。これにより、これらの外部 ID プロバイダーへの接続方法に関する詳細がクライアント アプリケーションに隠されるようになりますつまり、外部 ID プロバイダーの設定が、Orchestrator の UiPath.Orchestrator.dll.config ファイルではなく、このページの各 ID プロバイダー固有のセクションで行われるようになります。

Identity Server は、以下の ID プロバイダーを使用するように設定できます。

• Google

• Windows

• Azure AD

• SAML

Orchestrator を古いリリースから更新した場合に必要となる、固有の設定や追加の手動設定については、こちらをご覧ください。

インストール アクセス トークン メニュー

このメニューは、アクセス トークンを生成したりコピーしたりすることのできる、[インストール アクセス トークン] ページを開きます。このトークンを使用すると、UiPath の他のオンプレミス製品に Orchestrator からシングル サインオンするための API にアクセスできます。

このトークンについて詳しくは、こちらをご覧ください。

ローカライズ

ID 管理ポータルの表示言語は、ページ左下のドロップダウンを使用して変更できます。次の言語を使用できます。

• 英語 (既定)
• 日本語
• Deutsch
• español
• español (México)
• français
• 한국어
• português
• português (Brasil)
• русский
• Türkçe
• 中文 (简体)