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Orchestrator ユーザー ガイド
個人用ワークスペース
個人用ワークスペースとは、特定の Attended ユーザーがそれぞれ専用に使用できるモダン フォルダーです。Attended モダン ロボットによるロボット アクセスを許可するアカウントやグループに対して、個人用ワークスペースの作成を有効化できます。有効化すると、Orchestrator にユーザーをプロビジョニングしたときに、このワークスペースが自動的に作成されます。
個人用ワークスペースには、既定で独自の専用パッケージ フィードが付属しています。これらのパッケージはパブリッシュ先の固有のワークスペースに隔離され、その中でしか使用できません。ワークスペースに追加されたパッケージは、すべてがワークスペース内のプロセスとして自動的にデプロイされます。
ユーザーの個人用ワークスペースに保存されたパッケージは、Orchestrator のメイン フィード外に存在するため、他のユーザーは参照することもアクセスすることもできません。アップロードされたパッケージごとに、対応するプロセスが自動的に作成されます (既存のパッケージやプロセスの場合は更新されます)。これにより、ユーザーは Orchestrator にアクセスしたり、Orchestrator を操作したりしなくても、パブリッシュ後すぐにオートメーションを起動できます。
Orchestrator は個人用ワークスペースの所有者のマシン テンプレートを自動的に管理します。Studio ランタイム付きのマシン テンプレートが自動的に作成され、新しい個人用ワークスペースごとに割り当てられます。このため不必要な手間が省け、開発者がそのワークスペースのコンテキスト内ですぐに作業を開始できるようになりました。それには、オートメーション プロジェクトのパブリッシュと、Orchestrator からのデバッグを目的としたジョブの開始が含まれます。
個人用ワークスペース以外に別のフォルダーでも作業をしているユーザーは、マシン テンプレートの Orchestrator デバッグ機能を利用できます。この機能を利用するには、作業対象のフォルダー (そのユーザーが割り当てられているフォルダー) にマシン テンプレートを割り当てます。
管理者権限を持つユーザーは、[個人用ワークスペース] ページからテナント内のすべての個人用ワークスペースを管理できます。このページでは、ワークスペース所有者の最新のログイン時刻を確認し、次のような操作を実行できます。
- 使用状況の確認 - ワークスペース内のエンティティの概要や実行中/保留中のジョブを表示できます。
- フォルダーへの変換 - ワークスペースを、その独自パッケージ フィードとともにモダン フォルダーに変換し、同時に変換前のワークスペースに代わる空のワークスペースを作成します。
- コンテンツの探索 - 個人用ワークスペースのコンテンツにアクセスし、ワークスペースのコンテキスト内でジョブを実行できます。ユーザーが探索セッションを開始または終了するときには必ず、個人用ワークスペースの元の所有者に適切な通知が送信されます。
- ワークスペースの削除
- アクティブ - 所有者がアクティブな Orchestrator ユーザーの場合。
- 非アクティブ - 所有者がアクティブな Orchestrator ユーザーではない場合 (つまり非アクティブ化されている場合)。
- 孤立 - 所有者が Orchestrator ユーザーとして存在しなくなっている場合。
場所: [テナント] コンテキスト > [フォルダー] > [個人用ワークスペース] タブ
[アクセス権を管理] ページでアカウント/グループを作成または編集するときに、アカウントまたはグループに対して個人用ワークスペースの作成を有効化できます。
場所: [テナント] > [アクセス権を管理]
特定の Attended ライセンス プロファイルを使用するすべてのアカウントに対して、そのグループ メンバーシップに関係なく一括して個人用ワークスペースを有効化することができます。
場所: [テナント] > [設定] > [全般] > [個人用ワークスペース]
UI プロファイルを使用すると、個人用ワークスペースを持つユーザーの Orchestrator UI の詳細レベルを制御できます。次の 2 つのオプションを利用できます。
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標準インターフェイス - テナント内のすべてのフォルダーと既定の Orchestrator メニューが表示され、ユーザーはフォルダー選択機能により個人用ワークスペースを選択できます。
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個人用ワークスペース - 個人用ワークスペースの内容を示す、変更された UI が表示されます。サイド メニューは表示されません。
注: コア機能を誤って無効化することを防ぐために、UI プロファイルを自分で変更することはできません。