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フォルダーにマシン オブジェクトを割り当てる
マシン オブジェクトをフォルダーに割り当てると、そのマシン オブジェクトを使用して Orchestrator に接続しているすべての Unattended ワークステーションで、そのフォルダーに含まれるプロセスを実行できるようになります。
無人実行の場合、マシン オブジェクトだけをフォルダーに割り当てるのでは不十分です。実行に使用されるユーザー アカウントも割り当てる必要があります。これは、ユーザーのロボットがフォルダー内のオートメーション リソースにアクセスできるようにするために必要なことです。
ユーザーをフォルダーに追加する方法については、こちらをご覧ください。
モダン フォルダーでの無人実行設定の手順については、こちらをご覧ください。
マシンはテナント リソースであり、テナント レベルで作成されて複数のフォルダーで使用することのできるグローバル リソースです。
管理者は、すべてのフォルダーのマシンの割り当てをテナント レベルで一元的に実行するか ([テナント] > [フォルダー])、各フォルダーのコンテキストで実行することができます (フォルダーのコンテキスト > [設定] > [マシン])。
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テナント コンテキスト
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フォルダー コンテキスト
マシンの直接割り当てでは、管理者がマシン オブジェクトを一度に 1 つずつフォルダーに割り当てることができます。
1 つのフォルダーだけに直接割り当てられているマシン オブジェクトについては、[マシンの割り当て] 列に [直接] と表示されます。
そのフォルダーに直接割り当てられていて、そのフォルダーの下のすべてのサブフォルダーに反映されているマシン オブジェクトは、[マシンの割り当て] 列に [直接 ] と表示されます。
管理者は、フォルダー内に存在するマシン オブジェクトをすべての子サブフォルダーにプッシュして、すべての子サブフォルダーへのマシンの割り当てを 1 回実行できます。フォルダーごとの割り当ては不要です。
割り当てを継承したマシン オブジェクトの場合は、[マシンの割り当て] 列に [継承] と表示されます。
フォルダーに直接割り当てられ、そのフォルダーの下のすべてのサブフォルダーに反映されているマシン オブジェクトは、[マシンの割り当て] 列に [直接] と矢印が表示されます。
反映されたマシンの割り当ては、カスタムのアカウントとマシンのマッピングには対応していません。
- アカウントとマシンのカスタム マッピングが設定されたマシン オブジェクトを子フォルダーにプッシュすることはできません。固有のマッピングは、続行する前にすべて削除してください。
- 継承されたマシンの割り当ては、同じマシンの直接割り当てよりも優先されます。つまり、マシンを子フォルダーにプッシュすると、直接割り当てモデルが継承された割り当てモデルに切り替わり、直接割り当てモデルで指定されていたフォルダー レベルのカスタム マッピングはすべて削除されます。
- 継承されたマシンの割り当てによって、アカウントとマシンの新しいカスタム マッピングを作成することはできなくなります。
以下に、テナント レベルでフォルダーへのマシンの割り当てを解除する方法を、順を追って説明します。フォルダー レベルでの割り当て解除も同様の方法で行います。
- [フォルダー] ページの [フォルダーを管理] ペインで、マシンを削除するフォルダーをクリックします。
- フォルダー コンテキストが表示されている右側のペインで、[マシン] タブを選択します。そのフォルダー内のすべてのマシン オブジェクトの一覧が表示されます。
- 子フォルダーから削除するマシンの横の [その他のアクション] > [サブフォルダーから削除] をクリックします。
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[削除] をクリックして操作を確定します。
注: 継承されたマシンの割り当てを子フォルダーから個別に削除することはできません。親フォルダーから削除する必要があります。この操作により、マシン オブジェクトとマシンのプッシュ先の残りの子フォルダーとの間の、その他の既存の割り当ても削除されます。
フォルダーを新しいフォルダー構造に移動すると、最初の親フォルダーから継承したマシンの割り当ては失われます。新しい階層に割り当てが反映されている場合、移動後のフォルダーは新しい階層からマシンの割り当てを継承します。
マシンの直接割り当てと、アカウントとマシンのカスタム マッピングは (ある場合)、フォルダーを移動するときに保持されます。ただし、それらのマシンがターゲットのフォルダー構造の上位フォルダー レベルから反映された場合は除きます。その場合、直接割り当ては継承された割り当てに置き換えられ、カスタム マッピングはテナント マッピングに置き換えられます。
新しい場所でマッピングが機能するには、マッピングでマシンに関連付けられているアカウントが、ターゲットのフォルダー構造にもアクセスできる必要があります。
以下に、2 つのフォルダー構造とその初期設定を示します。
[Travel Loans] フォルダーを [Relocation Expenses] フォルダーの下に移動すると、その変更による影響を知らせる次のウィンドウが表示されます。
移動を確定すると、移動後のフォルダーが新しいフォルダー階層に次のように表示されます。
結論
- マシンの直接割り当てと、関連するアカウントとマシンのマッピングは、フォルダーを移動するときに保持されます。ただし、同じマシンのステートが移動元のフォルダーと移動先のフォルダーとの間で競合している場合は除きます。つまり親フォルダーで直接割り当てられたマシンが、継承によってターゲット フォルダーにプッシュされると、直接割り当てモデルとそれに付随するすべてのアカウントとマシンのマッピングが移動の際にすべて失われます。
- フォルダーを移動するときに、最初に継承されたマシンの割り当ては保持されません。