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Orchestrator ユーザー ガイド
ロボット
モダン フォルダー内のロボットは、ユーザー プロファイルに基づいて実行されます。つまり、ロボットは常に特定のユーザー ID のコンテキストで実行されます。ユーザー ID、およびユーザー ID とロールとの関連付けにより、Orchestrator のリソースに対して一定レベルのアクセスを許可できます。ユーザーは、1 つまたは複数のロールによって、特定の操作を実行するために必要な権限を得られます。
Attended ロボットは現実の人間を真似たものであるため、ユーザー アカウントに基づいて実行する必要があります。Unattended ロボットは、ロボット アカウントに基づいて実行する必要があります。このアカウントは、アプリケーションまたは仮想マシン専用の特別なサービス アカウントであり、ユーザー用ではありません。
ロボットの管理は [ユーザー] ページで行います。その際、対象のユーザー ID に対してロボットの自動作成を有効化する必要があります。設定に従って、ロボットが自動作成されます。ロボットの管理は自動的に行われます。つまり、ユーザー レベルでのロボットの自動作成を有効化し、その実行設定と認証資格情報を定義することで、フローティング ロボットが自動的に作成されます。
UiPath Robot は、ユーザー (および Unattended の場合はマシン) がアクセス権限を持つフォルダー内に存在するリソースにアクセスできます。
Attended ロボット (または有人モードで使用される Unattended ロボット) は、[ロボット] ページで、テナント レベルで監視できます。無人マシンとランタイムは、フォルダー レベル ([監視] > [マシン]) で監視できます。
ロボットの自動管理は、ディレクトリ ユーザーまたはディレクトリ グループに対しても設定できます。Orchestrator に追加されたディレクトリ グループの自動ロボット プロビジョニングの設定は、その Active Directory グループのメンバーであるすべてのユーザーに継承されます。ロボットの自動プロビジョニングは、Attended ロボットに対してのみ有効です。
テナント レベルの [ロボット] ページには、Orchestrator で設定が完了したロボットと、そのロボットと有人・無人のシナリオとのマッピングが表示されます。確認したい情報の種類に応じて選択できる 4 つのタブがあります。
このセクションには、モダン フォルダーで設定されたロボットが表示されます。具体的には、[このユーザーに対して Attended ロボットを自動的に作成] オプションおよび/または [このユーザーに対して Unattended ロボットを自動的に作成] オプションによりユーザーに対して作成された、すべてのロボットを確認できます。
列名 |
説明 |
---|---|
ユーザー (User) |
ロボットの実行に使用するユーザーのユーザー名です。 |
ドメイン \ ユーザー名 |
ロボットの実行に使用するユーザーのドメイン\ユーザー名です。 |
入力 |
Orchestrator でユーザーに対して有効化されているロボットの種類 (attended、unattended) です。括弧内にライセンスの種類も表示されます。 |
このセクションでは、すべての無人セッションと、その関連情報の概要を確認できます。
列名 |
説明 |
---|---|
接続済みのマシン |
ホスト マシンの名前です。 |
マシン |
対応するホスト マシンを Orchestrator に接続するために使用された、マシン テンプレートです。 |
ランタイム |
マシン テンプレートに関連付けられたランタイムの数です。このマシン テンプレートを使用して接続されたホスト マシンごとに、表示された数のライセンスがテナントのライセンス プールから確保されます。 |
使用中 |
このホスト マシンに対して確保されているランタイムのうち、現在消費されているランタイムの数です。ランタイムは、ジョブの実行中に消費されます。 |
ライセンスの種類 |
ライセンスの種類です。 |
サービス ユーザー名 |
無人ジョブが実行される ID です。サービス アカウントの場合、この値は空です。 |
Status |
各ホスト マシンの接続ステータスです。 |
直近のハートビート |
最後のハートビートから経過した時間です。このフィールドにカーソルを合わせると、最後のハートビートの正確な時刻が表示されます。 |
バージョン |
Robot のバージョンです。 |
このセクションでは、Assistant から開始されたすべてのユーザー セッションと、その関連情報の概要を確認できます。
列名 |
説明 |
---|---|
ユーザー (User) |
ロボットの実行に使用するユーザーのユーザー名です。 |
ドメイン \ ユーザー名 |
ロボットの実行に使用するユーザーのドメイン\ユーザー名です。 |
接続済みのマシン |
ロボットが存在するホスト マシンの名前です。 |
Status | |
入力 |
ロボットの種類です。括弧内にライセンスの種類も表示されます。無人プロセスに使用するマシンで Assistant セッションを開始した場合は [Unattended] と表示されます。 |
バージョン |
Robot のバージョンです。 |