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Studio ガイド
モダン デザイン エクスペリエンス
UiPath v2020.4 では UI Automation Next アクティビティ パッケージが導入されました。このパッケージでは、新しいアクティビティ、一体型レコーダー、新しいデータ スクレイピング ウィザードを使用してターゲット UI 要素を識別、設定、検証するための新たな方法が提供されます。v2020.10 以降、UI Automation Next パッケージは非推奨となっており、UI Automation Next でこれまで利用可能だった最新の機能をすべて含めるよう、既存の UI Automation パッケージが拡張されています。
オートメーション プロジェクトでモダン デザイン エクスペリエンスを有効にすることによって、新しい機能を使用できるようになります。モダン デザイン エクスペリエンスがもたらす変化については、「モダン エクスペリエンスとクラシック エクスペリエンスの違い」をご覧ください。
StudioX プロファイルで作成されたすべてのプロジェクトで、モダン デザイン エクスペリエンスが既定で使用されます。
モダン デザイン エクスペリエンスは既定では有効化されていません。Studio v2020.4 以前のリリースで利用可能だったアクティビティ、ウィザード、レコーダーを含むクラシック デザイン エクスペリエンスが、このバージョンの Studio で作成されたプロジェクトでも既定で有効化されています。
各プロジェクトでモダン エクスペリエンスを有効化して、すべての新しいプロジェクトの既定のエクスペリエンスにするようグローバル設定を行うことができます。プロジェクト レベルの設定がグローバル設定よりも優先されます。
-
プロジェクトでモダン エクスペリエンスを有効化するには、[プロジェクト] パネルで [プロジェクト設定] を選択し、さらに [全般] タブから [モダン デザイン エクスペリエンス] を選択して、プロジェクトを再読み込みします。
注: v2020.10 よりも前の Studio バージョン (クラシック エクスペリエンスを既定で使用) で作成されたプロジェクトで、モダン エクスペリエンスを有効化できます。 - すべての新しいプロジェクトでモダン エクスペリエンスを既定のエクスペリエンスにするには、[ホーム] (Studio の Backstage ビュー) > [設定] > [デザイン] に移動し、[モダン デザイン エクスペリエンス] を選択します。これにより、新たに作成されたすべてのプロジェクトで、モダン デザイン エクスペリエンス プロジェクトの設定が有効化されます。
- モダン エクスペリエンス - アプリ/Web レコーダーとComputer Vision レコーダーを利用できます。
- クラシック エクスペリエンス - ベーシック、デスクトップ、Web、画像、ネイティブ Citrix、および Computer Vision レコーダーを利用できます。
各エクスペリエンスで個別のアクティビティのセットを既定で利用できます。
プロジェクトで選択されているエクスペリエンスとは関係なく、他のエクスペリエンスで既定でのみ利用可能なアクティビティを有効化することもできます。[アクティビティ] パネルの上部にある [オプションを表示] をクリックし、以下を選択します。
- モダンを表示: クラシック エクスペリエンスを使用するプロジェクト内にモダン アクティビティを表示します。
-
クラシック アクティビティを表示: モダン エクスペリエンスを使用するプロジェクト内にクラシック アクティビティを表示します。
以下の表に、一方のエクスペリエンスでのみ既定で利用可能なアクティビティを示します。表に掲載されていない UI Automation アクティビティは、両方のエクスペリエンスで既定で利用できます。
モダン アクティビティ |
クラシック アクティビティ |
---|---|
N/A |
オブジェクト リポジトリは、モダン エクスペリエンスのモダン アクティビティでのみ利用可能です。