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Studio ガイド
Last updated 2023年12月20日

RPA テスト

RPA テストは、ワークフローを直接テストし、実行時のアクティビティ カバレッジを確認するために設計されています。このようなテスト プロセスによって、実行が行われ、実行中の決定内容にかかわらず、めったに発生しない厄介なケースもすべてカバーされることを保証します。

テスト ケースを作成する

RPA テスト ファイルは、プロジェクトからワークフローを呼び出すことで作成できます。[プロジェクト] パネルでワークフローを右クリックし、[テスト ケースを作成] または [データ ドリブン テスト ケース] を選択します。



特定のアクティビティをモックできるワークフローのコピーを作成する場合は、テスト ケースを作成するときに [テスト用にモック ワークフローを作成] を選択できます。詳細については、「モック テスト」をご覧ください。

テスト ケース .xaml は、ワークフローを呼び出し、3 つの追加のコンテナー GivenWhenThen があれば作成されます。ファイルは、When コンテナーに含まれる、[ワークフロー ファイルを呼び出し] アクティビティ内で呼び出されます。


ワークフローからの引数は自動的にインポートされます。その他の引数を表示または追加するには、[ワークフロー ファイルを呼び出し] アクティビティに含まれる [引数をインポート] ボタンをクリックします。

ヒント:

アクティビティ カバレッジ

ワークフローのアクティビティ カバレッジを確認するには、新規作成したテスト ケースをデバッグし、カバーされているテスト ケースとカバーされていないテスト ケースを [アクティビティ カバレッジ] パネルで参照します。

今回の例でこの作業を行ったところ、以下のカバレッジが得られました。



メッセージによると、このテスト ケースはワークフローのアクティビティの 53% しかカバーしていません。自動化のニーズに応じて、実行時の各シナリオをカバーする、独立したテスト ケースを作成できます。たとえば、上記のフローチャートでは、[フロー スイッチ] アクティビティを使用しています。このような場合は、たとえば低額のローンの場合など、もう 1 つのシナリオの実行をたどるテスト ケースを別に作成します。

もう 1 つの方法は、ワークフローのすべてのセクションをカバーするテスト ケースを 1 つ作成します。今回のワークフローでは、すべてのアクティビティをテストしつくすために、別々のデータ セットを使用することに決定しました。したがって、.csv ファイルからデータをインポートし、[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティを使用してワークフローの各アクティビティに順に渡しました。


デバッグ時に、アクティビティ カバレッジ率が 100% に達したということは、テスト ケースで使用されるデータ セットが、アクティビティを追加したこともあって、プロジェクト内の可能なシナリオのすべてをカバーできたことを意味します。



テスト ケースをパブリッシュする

テスト ケースは [パブリッシュ可能として設定] された場合にのみパッケージ化されます。[プロジェクト] パネルでテスト ケースを右クリックして、[パブリッシュ可能として設定] を選択します。テスト ケースをパブリッシュ可能として設定する方法の詳細は、こちらをご覧ください。

パブリッシュは、[パブリッシュ] または [テスト ケースをパブリッシュ] リボン オプションを選択することで実行できます。

  • [パブリッシュ] - プロジェクト全体をテスト ケースとともにパブリッシュします。
  • [テスト ケースをパブリッシュ] - プロジェクトを、Orchestrator の [テスト ケース] ページで管理されるテスト ケースとしてパブリッシュします。



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