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制御フローのアクティビティ
[代入] アクティビティは頻繁に使用する重要なアクティビティであり、変数に値を代入することができます。
[代入] アクティビティを使用すると、ループ内で変数の値をインクリメントする (「[繰り返し (後判定)] アクティビティ」の例を参照)、2 つ以上の変数の値の和を計算してその結果を別の変数に代入する (「ジェネリック型変数」の例を参照)、配列に値を代入する (「配列変数」を参照) などが行うことができます。
既定では、このアクティビティは [お気に入り] グループにも含まれています。このアクティビティを削除するには、右クリックして [お気に入りから削除] を選択します。
[待機] アクティビティでは、オートメーションの実行を指定した時間間隔 (hh:mm:ss の形式) だけ一時停止することができます。このアクティビティは、特定のアプリケーションが起動されるまで待つ場合や、別のアクティビティで使用できるように何らかの情報が処理されるまで待つ場合など、プロジェクトで適切なタイミングを必要とする場合にとても役に立ちます。
[繰り返し (後判定)] アクティビティでは、条件が満たされている間、オートメーションの指定した部分を実行することができます。指定した条件が満たされなくなると、プロジェクトがループから抜け出します。
この種のアクティビティは、配列のすべての要素を順に処理する場合や、特定のアクティビティを複数回実行する場合に使用されます。カウンターをインクリメントして、配列のインデックスを順に参照したり、項目のリストを一通り処理したりすることができます。
[繰り返し (後判定)] アクティビティの使用例を紹介します。整数変数を 0 から 10 までインクリメントし、インクリメントのたびに数値の増加が分かるためのメッセージを表示するオートメーションを作成してみましょう。
[条件分岐 (if)] アクティビティには 1 つのステートメントと 2 つの条件が含まれています。1 つ目の条件 ([Then] セクション内のアクティビティ) はステートメントが True の場合に実行され、2 つ目の条件 ([Else] セクション内のアクティビティ) はステートメントが False の場合に実行されます。
[条件分岐 (if)] アクティビティは、変数の値に基づいて決定を下す場合に役立ちます。
[条件分岐 (if)] アクティビティの使用例を紹介します。ユーザーに 2 つの数字の入力を求め、一方が他方で割り切れるかどうかをチェックし、その結果に基づいて異なるメッセージを [出力] パネルに表示するオートメーションを作成してみましょう。
[条件分岐 (switch)] アクティビティでは、指定した式の値に基づいて複数の選択肢から 1 つを選択することができます。
既定では、[条件分岐 (switch)] アクティビティでは整数引数が使用されますが、[プロパティ] パネルの [TypeArgument] のリストから変更することができます。
[条件分岐 (switch)] アクティビティは、処理データを指定した複数の条件分岐にカテゴライズさせる場合に役立ちます。例としては、データを複数のスプレッドシートに格納する処理や社員の名前をカナ順で分類する処理等に使用されます。
[条件分岐 (switch)] アクティビティの使用例を紹介します。ユーザーに数字の入力を求め、数字が奇数か偶数かをチェックし、その結果に基づいて異なるメッセージを [出力] パネルに書き込むオートメーションを作成してみましょう。
すべての奇数は 2 で割った余りが 1 になるため、このプロジェクトで必要なケースの数は 2 つ (0 と 1) のみですが、このアクティビティはさらに多くのケース数をサポートしています。
[繰り返し (前判定)] アクティビティでは、特定の条件が満たされている間、特定の処理を繰り返し実行することができます。このアクティビティと [繰り返し (後判定)] アクティビティの主な違いは、前者はループの本体が実行される前に条件が評価 (判定) されるということです。
この種のアクティビティは、配列のすべての要素を順に処理する場合や、特定のアクティビティを複数回実行する場合に使用されます。カウンターをインクリメントして、配列のインデックスを順に参照したり、項目のリストを一通り処理したりすることができます。
[繰り返し (前判定)] アクティビティの使用例を紹介します。整数変数を 10 から 100 までインクリメントし、すべての数字を Microsoft Word 文書に書き込むオートメーションを作成してみましょう。
[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティでは、配列、リスト、データ テーブルその他のコレクションを順に処理することができ、データやプロセスを個々の情報ごとに繰り返し処理できます。
[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの使用例を紹介します。整数配列の各要素を順に処理し、配列の長さと各要素を[出力] パネルに書き込むオートメーションを作成してみましょう。
[繰り返しを終了] アクティビティでは、選択したポイントでループを停止し、ループの次のアクティビティから処理を続けることができます。
[繰り返しを終了] アクティビティは、[繰り返し (コレクションの各要素)]、[繰り返し (前判定)]、または [繰り返し (後判定)] アクティビティのいずれかの内部でのみ使用できます。
[繰り返しを終了] アクティビティの使用例を紹介します。[繰り返し (コレクションの各要素)] で作成したプロジェクトをベースとしたプロジェクトを作成してみましょう。この新しいプロジェクトでは、ループの 1 回目の繰り返しと少数の配列要素のみを [出力] パネルに書き込みます。
- [代入] アクティビティ
- [待機] アクティビティ
- [待機] アクティビティの使用例
- [繰り返し (後判定)] アクティビティ
- [繰り返し (後判定)] アクティビティの使用例
- [条件分岐 (if)] アクティビティ
- [条件分岐 (if)] アクティビティの使用例
- [条件分岐 (switch)] アクティビティ
- [条件分岐 (switch)] アクティビティの使用例
- [繰り返し (前判定)] アクティビティ
- [繰り返し (前判定)] アクティビティの使用例
- [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティ
- [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの使用例
- [繰り返しを終了] アクティビティ
- [繰り返しを終了] アクティビティの使用例