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Studio ガイド
最終更新日 2023年12月20日

DateTime 変数の使用例

DateTime 変数の操作例を紹介するため、現在の日付と時刻を取得し、特定の日時との差を求めて、その結果を Microsoft Excel スプレッドシートに書き込むオートメーションを作成します。

  1. 新しいシーケンスを作成します。
  2. 2 つの DateTime 変数 TodayLastTime を作成します。
  3. Span という TimeSpan 変数を作成し、[Default] フィールドに「1.02:10:04」と入力します。
    注: Span 変数に適用される既定値では day.hh:mm:ss の形式が使用されます。
  4. デザイナー パネルに [代入] アクティビティを追加します。
  5. [プロパティ] パネルの [左辺値 (To)] フィールドに、Today 変数を追加します。
  6. [右辺値 (Value)] フィールドに、「Now」と入力します。これで、プロジェクトの実行時の日付と時刻が dd/MM/yyyy および hh:mm:ss の形式で与えられます。
  7. 上記の [代入] の下にもう 1 つ [代入] アクティビティを追加します。
  8. [プロパティ] パネルの [左辺値 (To)] フィールドに、LastTime 変数を追加します。
  9. [右辺値 (Value)] フィールドに「Today.Subtract(Span)」と入力します。これで、現在の日付と Span 変数の既定値との差が計算され、Today 変数に格納されます。
  10. 最後の [代入] アクティビティの下に [Excel アプリケーション スコープ] アクティビティを追加します。
    注: Excel のアクティビティがまだインストールされていない場合は、パッケージの管理機能を使用してダウンロードしてください。
  11. [プロパティ] パネルの [ブック パス] フィールドに、書き込み先の Excel ファイルのパスを引用符で囲んで入力します。この例では、「"%HOMEPATH%\Desktop\urgent_invoice.xlsx"」と入力します。
    注: 指定したパスにファイルが存在しない場合はファイルが作成されます。
  12. [Excel アプリケーション スコープ] アクティビティに [セルに書き込み] アクティビティを追加します。
  13. [プロパティ] パネルの [範囲] フィールドに、Excel セルの座標を引用符で囲んで入力します。この例では、「"E3"」と入力します。
  14. [Sheet Name] フィールドに、書き込み先のシートの名前を入力します。この例では、「"Invoice"」と入力します。シートが存在しない場合は作成されます。
  15. [右辺値 (Value)] フィールドに、「LastTime.ToString」と入力します。これで、LastTime 変数の値が文字列に変換され、前に指定した座標に書き込まれます。

    最終的なプロジェクトは、次のスクリーンショットのようになります。



  16. F5 キーを押して、オートメーションを実行します。
  17. Excel ファイルに移動し、日付を追加したセルをダブルクリックします。前に設定したセルの座標に日付と時刻の情報が表示されます。


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