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Chrome 向け拡張機能
Chrome は MV3 拡張機能への移行を再開しています。Chrome 127 以降では、早ければ 2024 年 6 月にプレビュー版 (Dev、Canary、Beta) での Manifest V2 の無効化が開始されます。
組織内で Manifest V2 拡張機能が引き続き機能するように ExtensionManifestV2Availability ポリシーを使用している企業では、組織の Manifest V2 拡張機能の移行に、さらに 1 年間 (2025 年 6 月まで) の猶予があります。ポリシーが有効化されているブラウザーは、それまで非推奨化の影響を受けません。
MV3 に対応する拡張機能への Chrome の移行のタイムラインの全容については、こちらをご覧ください。
UiPathStudio.msi
を使用してインストールした Chrome MV2 に対応する拡張機能が Chrome で動作しなくなります。このような問題が発生する前に、UiPath Studio と Robot のインストールをアップグレードすることを強くお勧めします。
UiPathStudio.msi
から利用できます。
- 2022.10
- 2022.4
- 2021.10.8+
- 2020.10.14+
- 2019.10.9+
これらのバージョンは、以下の場所からダウンロードできます。
- UiPath Customer Portal の製品ダウンロード ページ
- UiPath Automation Cloud の [リソース センター]リソース センターにアクセスするには、お使いの Automation Cloud の組織にログインし、左側のナビゲーション バーにある [ヘルプ] ボタンをクリックします。
この拡張機能を使用すると、Google Chrome ブラウザーの操作を自動化できます。
この拡張機能は、次に示すように、複数の方法でインストールできます。
- Studio を開きます。
- [ホーム] > [ツール] > [UiPath 拡張機能] に移動します。
-
[Chrome] > [インストール] を選択します。ドロップダウンから、利用可能なインストール方法のいずれかを選択します。
- グループ ポリシー (オフライン)
- グループ ポリシー (オンライン)
- すべてのユーザー
- 現在のユーザー
- ネイティブ ホストのみ
- Chrome を開き、
chrome://extensions
に移動します。 - 必要に応じて、 UiPath Web Automation 拡張機能を有効化します。
UiPathStudio.msi
インストーラーを実行します。- インストール モードを選択し、[詳細設定] > [拡張機能] > [UiPath Chrome 拡張機能] を選択します。お使いのマシンに Chrome がインストールされている場合は、既定でオプションが選択されます。
- [インストール] をクリックします。Studio のセットアップが続行され、Chrome 向け拡張機能もインストールされます。
UiPath Chrome 拡張機能は、UiPathStudio.msi のコマンド ラインからインストールすることもできます。
グループ ポリシーを使用して UiPath Chrome 拡張機能をインストールすることもできます。この方法では、拡張機能がサイレントにインストールされて有効化され、ユーザーによる確認は不要です。
グループ ポリシーによるオフライン インストールを実行するには、対象のマシンが Microsoft Active Directory ドメインまたは Azure Active Directory に参加している必要があります。
Chrome ウェブ ストアにアクセスする必要がないため、制御された環境で、インターネット アクセスが制限されているマシンに使用できます。
UiPathStudio.msi
は既定でこのインストール方法を使用します。
また、次のコマンドを管理者特権でのコマンド プロンプトから実行してインストールすることもできます。
&"C:\Program Files\UiPath\Studio\UiPath\SetupExtensions.exe" /chrome-policy-offline /silent
&"C:\Program Files\UiPath\Studio\UiPath\SetupExtensions.exe" /chrome-policy-offline /silent
組織がグループ ポリシーを使用してブラウザー拡張機能を管理している場合は、組織のグループ ポリシーの定義にも次の変更を加える必要があります。
-
ExtensionInstallForceList ポリシーに次の値を追加します。
ndmegdjihnhfmljjoaiimbipfhodnbgf;file:///C:/ProgramData/UiPath/UiPath.Common/ChromeExtension_SelfHosted/extension_manifest_chrome.xml
-
NativeMessagingAllowList ポリシーに値
com.uipath.chromenativemsg_v2
を追加します。 - グループ ポリシー DeveloperToolsAvailability の値を
1
に設定して (デベロッパー ツールの使用を許可)、拡張機能を最大限に活用できるようにします。詳しくは、「Chrome 拡張機能のトラブルシューティング」をご覧ください。
.crx
ファイルは次の場所にあります。
C:\Program Files\UiPath\Studio\UiPath\BrowserExtension\uipath_extension_for_chrome_self_hosted_mv3.crx
https://clients2.google.com/service/update2/crx
および https://clients2.googleusercontent.com/crx
) にアクセスできるようになっている必要があります。
UiPathStudio.msi
はこのインストール方法を使用します。
また、次のコマンドを管理者特権でのコマンド プロンプトから実行してインストールすることもできます。
&"C:\Program Files\UiPath\Studio\UiPath\SetupExtensions.exe" /chromepolicyglobal /silent
&"C:\Program Files\UiPath\Studio\UiPath\SetupExtensions.exe" /chromepolicyglobal /silent
組織がグループ ポリシーを使用してブラウザー拡張機能を管理している場合は、組織のグループ ポリシーの定義にも次の変更を加える必要があります。
-
ExtensionInstallForceList ポリシーに次の値を追加します。
jfcmnbofjlffnejneillkgbniiidiigd;https://clients2.google.com/service/update2/crx
-
NativeMessagingAllowList ポリシーに次の値を追加します。
com.uipath.chromenativemsg_v2
- グループ ポリシー DeveloperToolsAvailability の値を
1
に設定して (デベロッパー ツールの使用を許可)、拡張機能を最大限に活用できるようにします。詳しくは、「Chrome 拡張機能のトラブルシューティング」をご覧ください。
UiPath Chrome 拡張機能をアンインストールするには、次のコマンドを管理者権限でのコマンド プロンプトから実行します。
&"C:\Program Files\UiPath\Studio\UiPath\SetupExtensions.exe" /chromecleanup /silent
&"C:\Program Files\UiPath\Studio\UiPath\SetupExtensions.exe" /chromecleanup /silent
また、Studio の [ホーム] > [ツール] > [UiPath 拡張機能] に移動し [Chrome] > [アンインストール] を選択してアンインストールすることもできます。拡張機能は、インストールに使用された方法と同じ方法でアンインストールされます。この方法は、[アンインストール] ボタンの横にある無効なドロップダウンリストに表示されます。
Chrome MV2 に対応する UiPath 拡張機能は、Chrome バージョン 64 以降を必要とします。
Chrome MV3 に対応する UiPath 拡張機能は、Chrome バージョン 98 以降を必要とします。
上記のいずれかの方法でインストールを行うと、ブラウザーのバージョンが確認され、適切な形式の拡張機能 (MV2 または MV3) が自動的にインストールされます。
UiPathStudio.msi
から、UiPath Chrome 拡張機能を使用して Chrome アプリを自動化できるようになりました。
バージョン 2023.10 以降の UiPath では、UiPath Chrome 拡張機能は複数のユーザー プロファイルで同時に実行される複数のブラウザー インスタンスの自動化をサポートしています。
2023.10 より前のバージョンでは、UiPath Chrome 拡張機能は、複数のユーザー プロファイルで同時に実行される複数のブラウザー インスタンスの自動化をサポートしていませんでした。そのため、ブラウザーを自動化する場合は、Chrome のアクティブなインスタンスをすべて閉じてから、単一のユーザー プロファイルを使用してブラウザーを再起動する必要がありました。バージョン 2023.10 以降では、複数のブラウザー プロセスが異なるブラウザー プロファイルで実行される場合の自動化もサポートするようになりました。たとえば、特定のアプリケーションを専用のプロファイルで実行して、機密データを他のアプリケーションから分離する必要がある場合などです。
UiPathStudio.msi
でインストールしたブラウザー拡張機能が必要です。
[アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティの使用時に、特定のプロファイルでブラウザーを開けるようになりました。ブラウザーの起動時にプロファイルを指定するには、ブラウザーのコマンドラインに引数を追加する必要があります。それには、[統合アプリケーション ターゲット] 入力セクションの [引数] プロパティを使用します。
--profile-directory="profile_path"
です。
profile_path
は、[アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティに指定した [ユーザー データ フォルダー パス] への相対パスです。[ユーザー データ フォルダー パス] が指定されていない場合、プロファイル パスは既定の ユーザー データ ディレクトリ %LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\User Data%
に対する相対パスです。プロファイル パスを確認するには、chrome://profile-internals/
に移動し、[Profile Path] エントリから取得します。
システム管理者が設定したグループ ポリシーが原因で、UiPath Chrome 拡張機能が機能しない場合があります。拡張機能を有効化するには、「Chrome グループ ポリシー」に記載されている手順を行ってください。
UiPath Chrome 拡張機能に関するその他の問題については、「Chrome 拡張機能のトラブルシューティング」の詳しい記載をご覧ください。