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Order-to-Cash アプリ テンプレート
Order-to-Cash アプリ テンプレートを使用すると、プロセス オーナー、ビジネス ユーザー、そして RPA チームは受注から入金回収 (Order-to-Cash) プロセスの KPI を監視できるため、自動化候補のプロセスを発見したり、プロセス改善のイニシアチブを加速させたりできます。このツールには、事前定義済みのメトリック (スループット タイムや納品率など) や、各部署の業務の成功に不可欠なビジネスの成果を示すようにカスタマイズできるダッシュボードが用意されているため、プロセスの分析や監視を簡単に行うことができます。また、エンドツーエンドのプロセスを、各関係者のニーズに合わせてカスタマイズされた複数の表示画面で確認できます。
Order-to-Cash プロセス アプリは、ソース システムから取得したプロセスの生データを、次のアクションに繋げたり、自動化したりできる分析情報へと変換します。Automation Hub と連携すれば、自動化の候補として最適なアクティビティを発見して優先的に RPA を実装し、Order-to-Cash プロセスにおける自動化の成果を確認できます。
Order-to-Cash は、商品やサービスに対する受注の受領および処理から支払いまでの一連の業務プロセスに関するものです。Order-to-Cash プロセスは、オーダーから始まり、顧客から受け取った支払いで完了します。Order-to-Cash プロセスの最も重要な成果物は、受注、商品の納品、請求、支払いです。
Order-to-Cash プロセスにはいくつかのバリアントがあります。Order-to-Cash アプリ テンプレートは、在庫から販売まで (Sales from Stock) のバリアントに基づいています。これはメイン プロセスの最も標準的なバリアントであり、以下のステップで構成されます。つまり、商品が最初に受注または製造される必要のあるプロセスは対象外です。
ステップ 1: 受注
プロセスはまず、システムが顧客から注文を受け取るところから開始します。これはメール、Web ショップ、セールス担当者、電子データ交換 (Electronic Data Interchange) など、さまざまな方法で行われます。注文は、1 つの特定の製品に対する簡単な購入リクエストの場合もあれば、さまざまな製品や数量が含まれる場合もあります。
ステップ 2: 納品
注文は文書化され、企業はその注文に応じる作業を開始します。つまり、顧客への出荷の準備が整えられます。その後、注文は顧客に出荷されます。
ステップ 3: 請求
製品が出荷・納品されると、このサイクルで最も重要な、キャッシュ管理に関する段階が始まります。支払いを求めるために請求書が作成され、顧客に送信されます。
Step 4: Accounting
顧客が請求書に対する支払いを行います。支払いは、上がってきた注文に対する売掛金の一部として帳簿に記録されます。
上記のプロセスは、顧客が製品やサービスを取得し、企業が期限内に支払いを受け取る理想的なシナリオを表しています。ただし多くの場合、この理想とは異なることが発生します。
企業における運用費のかなりの部分が、Order-to-Cash プロセスの管理に費やされています。このプロセスに非効率的な部分が多いほど、企業のキャッシュ流入に悪影響を及ぼすリスクが高くなります。一貫性のある Order-to-Cash プロセスを管理することが、堅実・健全な企業の実現につながります。
Order-to-Cash activities impact operations throughout the organization such as inventory management and supply chain management. Optimizing the Order-to-Cash process eliminates inefficiencies and can lead to benefits throughout the entire organization.
Order-to-Cash アプリ テンプレートを使用すれば、Order-to-Cash プロセスの実際の実行に関する洞察を深め、受注、納品、請求、支払いのステータスを分析するための詳細な情報を確認できます。