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Process Mining
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Last updated 2024年11月11日

グラフ

はじめに

ダッシュボードには、グラフを使用してさまざまなレベルでグループ化できるデータが含まれます。Process Mining では、ビジネスのニーズに合わせてグラフを編集してカスタマイズできます。異なるフィールドを使用したり、メトリックを変更したりして、さまざまなビューを作成できます。

グラフを設計する場合、以下の手順を実行します。

  1. グラフにどのフィールドの値を表示させるか決定します。
  2. 表示する情報に最も適したグラフの種類を決定します。
  3. グラフで使用するメイン メトリックを定義します。
  4. グラフで使用する、関連する可能性があるその他のメトリックを定義します。

グラフの種類

以下に、利用可能なグラフの種類とその目的の概要を示します。

グラフの種類

説明

データをグループ化したり、特定のメトリックを比較したりするために使用します。

数値フィールドの値の分布を表示するために使用します。

行と列を持つ表として値を表示するために使用します。

ピボット テーブル グラフデータをグループ化したり、特定のメトリックを比較したりするために使用します。

折れ線グラフ (履歴グラフ)

期間別にデータを分割して経時的な傾向を示すために使用します。

データに基づいてイベントが発生する順序を視覚的に表すために使用します。

プロセスの主要な KPI をグラフィカルに表示するために使用します。

KPI 値リストプロセスの主要な KPI をグラフィカルに表示するために使用します。

データを円グラフで表示するために使用します。

カテゴリで特定のメトリックの相対的な比率を比較するために使用します。

グラフを編集する

グラフを定義する際は、グラフのプロパティを定義できます。新しいグラフの場合、すべてのプロパティは空の状態です。プロパティを編集してグラフを最初から定義できます。詳しくは「ダッシュボード」をご覧ください。既存のグラフのプロパティを編集することもできます。

グラフを編集するには以下の手順に従います。

  1. ダッシュボード エディターで、グラフを編集するダッシュボードに移動します。
  2. 編集するグラフをクリックして選択します。

右側に [プロパティ] パネルが開き、グラフの編集可能なプロパティが表示されます。

タブ

タブを編集する

タブを編集するには、以下の手順に従います。

  1. ダッシュボード エディターで、タブを編集するグラフに移動します。
  2. [タブを選択] セレクターから、編集するタブを選択します。
タブ セレクターの例を次に示します。


新しいタブを追加する

タイルにタブを追加するには以下の手順に従います。

  1. ダッシュボード エディターで、タブを追加するタイルに移動します。
  2. [タブを編集] パネルで [新しいタブを追加] アイコン 新しいタブ アイコンを追加する を選択します。

選択したタイルに新しい空のタブが作成されます。新しいタブにはグラフを追加できます。グラフの名前を編集すると、その名前がタブのラベルに表示されます。詳しくは、「ダッシュボード」をご覧ください。

注: グラフに含められるタブは最大で 3 つです。グラフにタブが既に 3 つ含まれている場合は、[新しいタブを追加] ボタンが無効化されます。

タブを削除する

タブを削除するには、以下の手順に従います。

  1. ダッシュボード エディターで、タブを削除するグラフに移動します。
  2. [タブを選択] セレクターから、削除するタブを選択します。
  3. [タブを削除] アイコン タブを削除 を選択します。

選択したタブがグラフから削除されます。

表示フィールドを切り替える

エンドユーザーがグラフのさまざまなビューを選択できるようにするため、セレクターに追加するさまざまなフィールドを選択できます。次の図は、パブリッシュ済みプロセス アプリのフィールド セレクターの例を示しています。


ヒント:

データ マネージャー[フィールド] リストで、列として表示されるフィールドを有効化し、並べ替えることができます。「フィールドを表示/非表示にする」を参照してください。

値を切り替える

エンドユーザーがグラフ内の異なる値に切り替えられるようにするには、セレクターに追加する別のメトリックを選択できます。グラフのメトリックを選択すると、プロセスに対して定義されている利用可能なすべてのメトリックがリストに表示されます。

注: リスト内の複数のメトリックに同じ名前を付けることができます。この場合、メトリックの計算方法は異なります。たとえば、基にするフィールドが異なります。情報アイコン メトリック情報アイコン。 上にカーソルを合わせると、そのメトリックのコンテキスト情報が表示されます。以下の画像で例をご確認ください。


コンテキスト情報の要素についての説明は以下のとおりです。

要素

説明

集計

メトリックの計算に使用される関数です。

カウント - レコードの合計数です。

個別の値のカウント - 一意のレコードの合計数です。

平均値 - フィールドの平均値です。

最小値 - フィールドの最小値です。

最大値 - フィールドの最大値です。

割合 - True の値の割合です。

合計 - フィールド値の合計です。

引数

メトリックの計算に使用する引数またはフィールド

コンテキスト メトリック

メイン メトリックにコンテキストを提供する、単一または複数のメトリックです。たとえば、メイン メトリックが Average item value (項目の平均値) として定義されている場合、通常役に立つコンテキストは、平均量を計算する対象の Number of items (項目の数) です。

グラフ フィルターを追加する

グラフ フィルターを使用すると、表のデータをフィルター処理してからグラフに表示することができます。グラフ フィルターでは、データのサブセットを作成して、ビジネス ユーザーが使用できる、より絞り込んだビジュアリゼーションを作成できます。ビジネス ユーザーがグラフ フィルターの設定された 1 つ以上のグラフを含むプロセス アプリを開くと、それらのグラフ フィルターに従ってデータがグラフに表示されます。

グラフに 1 つ以上のフィルターが定義されている場合は、そのグラフの上部にグラフ フィルター グラフ フィルター アイコン アイコンが表示されます。ビジネス ユーザーはそのアイコンを選択して、適用されているグラフ フィルターを表示できます。

グラフ フィルター
注:

ビジネス ユーザーは引き続き、グラフ フィルターの上に適用されるグローバル フィルターを追加できます。ただし、グラフ フィルターを変更することはできません。

グラフ フィルターを追加する

グラフ フィルターを追加するには、以下の手順に従います。

手順

操作

1

グラフ フィルターを追加するグラフを選択します。

2

グラフの [プロパティ] パネルで [フィルターを追加] を選択します。

3

フィルターのリストからフィルターを選択するか、追加するフィルターを検索します。

グラフのフィルターを定義すると、そのグラフの上部に docs image アイコンが表示されます。
ヒント:

グラフ フィルターは、グローバル フィルターと似ています。利用可能なフィルター、プロセス フィルター、およびフィルターの種類について詳しくは、「フィルター」をご覧ください。

グラフにカスタム ツールチップを追加する

グラフにカスタム ツールチップを追加できます。ユーザーがパブリッシュ済みプロセス アプリのグラフのタイトル上でマウスをホバーすると、ツールチップが表示されます。

グラフにカスタム ツールチップを追加するには、以下の手順に従います。

手順

操作

1

ツールチップを追加するグラフを選択します。

2

[ツールチップ] フィールドに、グラフのツールチップとして表示するテキストを入力します。

カスタム ツールチップ

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