
Process Mining リリース ノート
2024.10
追記: 2025 年 1 月 14 日
既知の問題
Median または Percentile の集計の種類を使用するメトリック
group by に含まれる一連のフィールドとメトリックが同じテーブル上にあるダッシュボードで、集計の種類として Median および Percentile を使用すると、誤った結果が生成される可能性があります。
追記: 2024 年 12 月 18 日
既知の問題
データ・ロード実行時のデッドロック
dbt バージョン 1.7 の問題が原因で、アプリのデータ読み込みの実行時にデッドロックが発生する可能性があります。
Automation Suite 2024.10.1 以降の Process Mining では、dbt プロジェクトは dbt バージョン 1.8.4 で実行されます。このバージョンでは、この問題は発生しません。詳しくは、2024.10.1 のリリース ノートをご覧ください。
この問題を回避するには、影響を受けるアプリの dbt プロジェクトに小さな変更を加えます。
- [データ変換] に移動してアプリのデータ変換を編集します。
- [変換] セクションを見つけて、dbt プロジェクトの dbt_project.yml ファイルと同じレベルに
macrosという名前のフォルダーを作成します。 macrosフォルダーに、information_schema_hints.sqlという名前の新しいファイルを追加します。- 次のコードをコピーして、
information_schema_hints.sqlファイルに貼り付けます。{% macro sqlserver__information_schema_hints() %}with (nolock){% endmacro %}{% macro sqlserver__information_schema_hints() %}with (nolock){% endmacro %}

これにより、情報スキーマへのクエリに「nolock」を追加する専用の内部 dbt マクロが上書きされます。5. 変換を実行し、データを再度取り込みます。
公開日: 2024 年 11 月 11 日
パブリッシュ済みのプロセス アプリ
比較
比較モードを開く際にフィルターを選択済みの場合、そのフィルターがシナリオ A とシナリオ B の両方で使用されます。シナリオ B が自動的にシナリオ A の反転として設定されることはありません。
適合性チェック
新しい適合性チェック プロセス グラフには、実際のプロセスと参照プロセス モデルとの不一致が表示されます。適合性チェック プロセス グラフには、アクティビティを適合性ステータスでマークすることによって、参照モデルからの逸脱が示されます。実際のプロセスでのみ発生するアクティビティとエッジは「非適合のログのみ」とマークされ、参照モデルでのみ発生するアクティビティは「非適合のモデルのみ」とマークされます。
[適合性チェック] ダッシュボードのその他の機能強化
- [適合率] グラフと [逸脱の経時的推移] グラフが 1 つのグラフに統合されたので、それぞれのタブで確認できます。
- 既定では [逸脱の種類] が [逸脱] グラフに表示されなくなりました。
- 逸脱の種類 アクティビティの再作業 の名前を アクティビティのリトライに変更しました。
ダッシュボードのグラフ
- 折れ線グラフのラベルとビン分割の機能を強化したことで、グラフに表示されるデータが読みやすく、わかりやすくなりました。
- グラフのすべての時間値が正確に「00:00」の場合、折れ線グラフ、KPI 折れ線グラフ、タイムフレーム フィルターのラベルには時刻 ("00:00") が表示されなくなります。
フィルター パネル
- [フィルター] パネルのレイアウトを改良しました。
- [フィルター] 検索フィールドからフィルターを選択することで、新しいフィルターを容易に追加できるようになりました。
- [フィルター] 検索フィールドからフィルター コレクションを利用できるようになりました。
フィルターの操作について詳しくは「フィルター」をご覧ください。
プロセス アプリに関するプロセス固有の用語
[適合性チェック]、[根本原因分析]、[プロセス フィルター] などの場所には、「ケース」の代わりにケース オブジェクトの名前 (Purchase order item など) が表示されるようになりました。
ビジネス ニーズに適合するように、データ マネージャーでプライマリ テーブル Cases の名前を必要に応じて編集できます。
[プロセスのトリミング] フィルター
[プロセスのトリミング] フィルターが追加されました。このフィルターを使用することで、プロセスの特定の部分へのフォーカス配置やズームインによって詳しい分析ができます。
詳しくは「プロセス フィルター」をご覧ください。
既存のプロセス アプリに [プロセスのトリミング] フィルターを使用する場合は、そのプロセス アプリを最適化しておく必要があります。詳しくは「アプリを最適化する」をご覧ください。
プロセスのデータ
[プロセスのデータ] ダッシュボードに、データで利用可能なテーブルごとに異なるタブが表示されるようになりました。これにより、データを最も詳細なレベルで分析できます。
詳しくは、「プロセスのデータを表示する」をご覧ください。
プロセス グラフ
- プロセス グラフのレイアウト アルゴリズムを改良しました。プロセス グラフのバックボーン付近にある一部のエッジが左または右へ確定的に配置されて、バックボーンに織り込まれなくなっています。
- ヘッダーとフッターがプロセス グラフのキャンバス上でフローティングするようになりました。
- プロセス グラフのユーティリティ バーを使用してプロセス グラフの凡例を表示できるようになりました。この凡例では、表示するノード メトリックとエッジ メトリックを選択することもできます。
- プロセス グラフのユーティリティ フッター バーのレイアウトを改良しました。
プロセスの非効率な箇所
プロセスが非効率である場合に [再作業] アクティビティも検出されるようになりました。[再作業] アクティビティとは、単一のケース内で繰り返されているアクションのことです。
「プロセス グラフを使用する」をご覧ください。
ダッシュボードの共有
プロセス アプリのヘッダー バーにある [共有] アイコンを使用して、ダッシュボードの URL を他のユーザーと共有できるようになりました。
詳しくは「ダッシュボードを共有する」をご覧ください。
メトリック値をパーセンテージで表示する
[メトリック値をパーセンテージとして表示] アイコン
を使用して、値の数を表すメトリックの表示を数値とパーセンテージの間で切り替えることができます。このようなメトリックとして、イベント数やケースの合計値などがあります。
詳しくは「ダッシュボードとグラフを使用する」をご覧ください。
[タイムフレーム] フィルター
次の 3 種類の新しいタイムフレーム フィルターの種類を活用できるようになりました。
- 最後 - 最後の期間のタイムフレームを指定できます。
- この日時以前 - 特定の日付より前の期間でタイムフレームを指定できます。
- 次の値より後 - 特定の日付から現在の日付までの期間でタイムフレームを指定できます。
詳しくは「フィルター」をご覧ください。
バージョン管理
プロセス アプリのバージョン番号がヘッダー バーに表示されるようになりました。
開発中のプロセス アプリ
自動トリガー
ビジネス ユーザーがプロセス アプリのダッシュボードから手動で開始したオートメーションに加え、自動的にトリガーされるオートメーションも設定できるようになりました。自動トリガーは、プロセス アプリのデータ実行中に事前定義された条件が満たされると開始されます。これらの条件は、指定されたタグによって決定されます。
詳しくは「オートメーション マネージャー」をご覧ください。
コンテキスト メトリック
メトリックを作成または編集するときに、コンテキスト メトリックを追加できるようになりました。コンテキスト メトリックを使用すると、グラフに表示されるメイン メトリックを正確に把握できます。コンテキスト メトリックは、パブリッシュ済みのプロセス アプリでグラフのツールチップとして表示されます。
詳しくは「 フィールドとメトリック 」をご覧ください。
プロセス アプリをカスタマイズする
ダッシュボード エディターとデータ変換で、各アクション ボタンがより論理的な順序で表示されるようになりました。使用頻度が高いアクションが、プライマリ アクションとして強調表示されます。
ダッシュボード エディター
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左側のメニューで選択したエントリから、ダッシュボードとセクションの編集と削除ができるようになりました。

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ダッシュボード エディターの新しいグラフの種類として、ドーナツ グラフ、ピボット テーブル、および KPI 値リストを使用できます。
- ドーナツ グラフを使用すると、1 つのカテゴリ内の特定のメトリックの相対的な割合を比較できます。ドーナツ グラフ内のデータは、グラフを形成する各パートに表示されます。ドーナツ グラフの中央にある穴にはメトリックの合計値が表示されるので、主要なメトリックのコンテキストを知ることができます。
- ピボット テーブルを使用すると、データをグループ化して特定のメトリックを比較できます。フィールドは横方向の行として表示されます。
- KPI 値リストを使用すると、主要な KPI を視覚的に表すダッシュボードを設計できます。このダッシュボードから、プロセスの全体的なパフォーマンスに関する洞察が得られます。 詳しくは「グラフ」をご覧ください。
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これで、グラフに表示する既定のフィールドとメトリックをグラフのプロパティで選択できるようになります。
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これにより、フィールドとメトリックをグラフのプロパティにドラッグ アンド ドロップできます。この操作で、既定のフィールドやメトリックの設定や、列セレクターに表示されるフィールドやメトリックの順序の定義などができます。
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グラフのドラッグ アンド ドロップでダッシュボードのレイアウトを変更できるようになりました。
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プロセス アプリのバージョン番号がヘッダー バーに表示されるようになりました。
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ヘッダー バーにラベルとして [開発モード] が表示されるようになりました。これは、現在、プロセス アプリが開発用に開いていることを示しています。
ダッシュボード フィルター
開発者がダッシュボード レベルのフィルターを定義して、ダッシュボードに提供する前のデータをフィルター処理できるようになりました。ダッシュボード フィルターが適用されたダッシュボードをビジネス ユーザーが開くと、ダッシュボード フィルターに従ってダッシュボードにデータが表示されます。
ダッシュボード フィルターが定義されていると、ダッシュボードのヘッダーに
アイコンが表示されます。そのアイコンを選択して、適用されているダッシュボード フィルターを表示できます。
「ダッシュボード レベルのフィルターを追加する」および「ダッシュボード レベルで適用されているフィルター」をご覧ください。
データ マネージャー
- フィールドとメトリックの参照を表示できるようになりました。
- フィールドの [削除] アイコンにホバーすると、そのフィールドを使用しているプロセスやメトリックを示すポップアップが表示されます。
- メトリックの [削除] アイコンにホバーすると、そのメトリックを使用しているダッシュボードとグラフを示すポップアップが表示されます。
- メトリックを作成するルールを設定するときに、集計の種類としてパーセンタイルと中央値を選択できるようになりました。
- 新しい [グループ] 集計オプションを使用したメトリック計算で、集計のグループ化を使用できるようになりました。[グループ] 集計を使用すると、合計で 4 つの集計を組み込んだルールを作成できます。
- メトリックの計算のプレビューが [KPI を編集] パネルに表示されるようになりました。
データ モデル エディター
- データ モデル エディターに [プレビュー] パネルが表示されるようになりました。
- 主キーを null に設定できるようになりました。
[開発] タブ
[開発中のプロセス アプリ] リストの [アプリケーションのステータス] 列の名前を [開発データのステータス] に変更しました。
円グラフ
選択したカテゴリのスライスが 5 つを超える場合は、個別に表示されない残りのカテゴリの合計が 6 番目のスライスとして表示されます。6 番目のスライスには、グラフに使用されているメトリックが反映されます。表示されていない残りの値の平均値が単純に表示されるわけではありません。これにより、正確で意味のあるデータ表現になります。
モデルの種類を切り替え
プロセス マネージャーに [モデルの種類を切り替え] ボタンが新たに追加され、プロセス マネージャーからプロセス モデルの種類を直接更新できるようになりました。
詳しくは「プロセス マネージャー」をご覧ください。
[タイムフレーム] フィルター
表示されるようにデータ マネージャーで設定した ([アプリでフィールドを表示]) datetime 型のフィールドのみが、タイムフレーム フィルターによって表示できるようになりました。
データ変換
データ変換に入力テーブルを追加する
データ変換エディターで CSV ファイルをアップロードすることで、入力テーブルを簡単に追加できるようになりました。データ変換エディターで入力テーブルを追加しても、新しいデータ実行はトリガーされません。このため、新しい入力テーブルを追加する際には必要な SQL クエリをステップバイステップで作成できます。
詳しくは「データ変換」をご覧ください。
入力テーブルを削除する
データ変換から入力データ テーブルを削除できるようになりました。
入力テーブルを削除すると、プロセス アプリのデータが削除されます。後でプロセス アプリでデータを使用する場合は、入力テーブルを再アップロードする必要があります。
すべて保存
変換の編集時に、[ファイルを保存] オプションのほかに [すべて保存] オプションも使用できるようになりました。これにより、すべての変換の編集内容を一度に保存できます。
特殊文字
フィールド名で許可される特殊文字を追加しました。データ変換内のフィールド名を、たとえば日本語の文字でも定義できます。フィールドはデータ モデルに読み込まれ、ダッシュボードで使用できます。
引き続き許可されない文字は、以下のとおりです。
] | 右角括弧 |
" | 二重引用符 |
, | コンマ |
; | セミコロン |
{} | 中括弧 |
\n | 改行 |
\t | タブ |
= | 次の値に等しい |
その他
AI ユニット
すべての AI 製品で使用されているライセンス手法である AI ユニットが、Process Mining でも利用できるようになりました。Process Mining では、利用したデータ容量に基づいて AI ユニットが消費されます。
Process Mining での AI ユニットの消費について詳しくは、「Automation Suite で Process Mining を有効化する」をご覧ください。
新しいアプリの作成ウィザード
[アプリ テンプレートを選択] の手順の [検索] フィールドでアプリ テンプレートの名前を入力し始めると、アプリ テンプレートを簡単に見つけられるようになりました。
データ容量
[アクセス権を管理する] セクションに [データ容量] タブを新たに追加しました。このタブには、Process Mining アプリで使用している行数と利用可能な行数の内訳が表示されます。
詳しくは「データ容量」を参照してください。
イベント ログ、カスタム プロセス、Purchase-to-Pay、Order-to-Cash の各アプリ テンプレート
Event_processing_timeが、イベント ログ、カスタム プロセス、Purchase-to-Pay、Order-to-Cash の各アプリ テンプレートの入力データ セットに追加されました。処理時間をイベント ログ テーブルで直接配信できるほか、アクティビティごとに設定することもできます。- 入力テーブルに追加したフィールドが、Process Mining アプリへ自動的に追加されるようになりました。これにより、SQL の変更が不要になっています。
この動作は、最新の「イベント ログ」、「カスタム プロセス」、「Purchase-to-Pay」、および「Order-to-Cash」のアプリ テンプレートで作成された新しいアプリで確認できます。
データを読み込む
CData Sync または Theobald Xtract Universal を使用してデータをアップロードするときのエクスペリエンスが向上しました。
抽出器の設定に必要なすべての詳細とドキュメントは、アプリを作成するプロセスの「CData を使用してデータをアップロード」または「Theobald を使用してデータをアップロード」の各手順に用意されています。
CData でサポートされているソース システムを使用するアプリ テンプレートでは、[CData 抽出器を使用] が既定のオプションです。SAP ソース システムを使用するアプリ テンプレートでは、[Theobald 抽出器を使用] がデータを読み込むための既定のオプションです。
アクセス権を管理する
変換の編集権限の名前がデータの編集に変更されました。
データの編集権限を持つユーザーは、開発用および運用用のデータをアップロードできます。また、 データ変換に用意されているすべてのアクションを実行できます。このようなアクションとして、テーブルの追加と削除、変換の編集、データ モデルの編集、アプリに対するデータ実行の開始などがあります。
ダッシュボードの編集権限のみを持つユーザーは、データの編集権限を明示的に取得しない限り、アプリにデータをアップロードできません。
詳しくは「プロセス アプリのアクセス権を管理する」をご覧ください。
バグ修正
メトリックの計算
複数のテーブルを使用するグラフ メトリックの計算に伴う問題を修正しました。たとえば、選択したgroup byに関係なく、Case_amountの合計などのメトリックでは、各Case_amountが 1 回だけカウントされます。以前は、[ アクティビティ] などのイベント フィールドでグループ化したグラフでこのメトリックを使用すると、各 Case_amount が複数回カウントされることがありました。
この修正により、既存のメトリックの結果が変わることがあります。
SAP Accounts Payable アプリ テンプレート
SAP Accounts Payable アプリ テンプレートで、1 つの会計伝票に複数の支払いがあるデータが提供されるとエラーが表示されていた問題を修正しました。
既知の問題
[プロセスのトリミング] フィルター
[適合性チェック] で [プロセスのトリミング] フィルターを使用すると、「Assertion failed: Expected "Edge end node" to have a defined value (アサーションの失敗: "エッジ終了ノード" に定義された値が必要です)」というエラー メッセージが表示されることがあります。