テーブルを追加する

業務プロセスには、既定のアプリテンプレートで利用可能なテーブルよりも多くのテーブルを必要とするデータモデルが含まれる場合があるため、データ変換を使用して新しいテーブルを追加できます。この追加したテーブルはプロセスアプリで使用できます。また、このテーブルで作成したフィルターや KPI でダッシュボードを拡充することで、業務プロセスの価値を高めることができます。

重要:

必ず、データモデルが要件に準拠していることを確認してください。「データモデルの要件」をご覧ください。

注:

データモデルに追加できるのは、テーブルとして具体化されたモデルだけです。

新しいプロセスアプリを作成すると、すべてのモデルがテーブルとして具体化されます。既存のプロセスアプリの場合、1_input フォルダー内のモデルはビューとして具体化されます。

新しいテーブルを追加する

データ変換を使用して新しい出力テーブルを作成するには、以下の手順に従います。

注:

新しいテーブルに必要なデータがアプリで利用できることを確認します。詳しくは、「データを読み込む」をご覧ください。

データ変換エディターに移動します。
[モデル] セクションを見つけて、プロセスアプリに公開する変換のテーブルに、新しい .sql ファイルを追加します。
新しいファイルのクエリを実行します。[プレビュー] パネルで新しい表のデータを確認できます。
[データモデル] を選択して、プロセスアプリのデータモデルを表示します。
[+ テーブルを追加] を選択します。[テーブルを追加] ダイアログが表示されます。
手順 2 で追加したテーブルを [テーブルを選択] リストから選択します。
新しいテーブルの主キーを選択し、[完了] を選択します。

[テーブルを編集] パネルが表示されます。

データモデルが要件を満たしていないことを示す通知が表示されます。

テーブルを接続する

新しいテーブルをデータモデルに接続するためのリレーションを作成するには、次の手順に従います。

注:

リレーションを追加するときは、データモデルの要件を順守してください。

[テーブルを編集] パネルで、[+ 新規追加] を選択して新しいリレーションを作成します。
テーブルを結合するための主キーとして使用するフィールドを選択します。
[外部キー] を選択し、[適用] を選択します。

複合キー

現在、データモデルのリレーションは、あるフィールドから別のフィールドに対して行われます。ただしデータモデルによっては、複合キー、つまり複数のフィールドで構成されるキーが必要な場合があります。この場合、次の操作を行います。

データ変換エディターに移動します。
複合キーが必要なテーブルを見つけます。
select ステートメント内のすべての複合フィールドを結合するフィールドを追加します。以下の例をご覧ください。
```
Select 
  {{ pm_utils.concat('"Field_A"', '"Field_B"') }} as CompositeKey,
     table1.*
from table1Select 
  {{ pm_utils.concat('"Field_A"', '"Field_B"') }} as CompositeKey,
     table1.*
from table1
```
[ファイルを実行] を選択してテーブルを設定します。
複合キーが必要なテーブルごとに、手順 3 と 4 を繰り返します。
[データモデル] タブに移動します。
複合キーを定義したテーブル間にリレーションシップを追加し、各テーブルのキーリストの一覧から CompositeKey として定義したフィールドを選択します。

新しいテーブルをダッシュボードで使用できるようにする

データモデル エディターで [保存] を選択して、データモデルへの変更を保存します。
[ダッシュボードに適用] を選択し、変換を実行して新しいテーブルをダッシュボードで使用できるようにします。

注:
これには数分かかる場合があります。実行が正常に完了した場合にのみ、新しいテーブルがデータマネージャーに表示されます。
[ダッシュボードを編集] を選択して、データマネージャーを開きます。
新しいテーブルが追加されたことを示すメッセージが表示されます。
[確認] を選択して続行します。
データマネージャーを開きます。