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UiPath Orchestrator

UiPath Orchestrator ガイド

エラスティック ロボット オーケストレーション

概要


エラスティック ロボット オーケストレーションを使用すると、UiPath を使用してロボットをクラウド上でスケーリングおよび管理できるので、Unattended ロボットのスケーリングが自動化されます。ロボットは UiPath によって管理されていますが、ロボット自体はお客様のクラウドに存在しています。ロボット オーケストレーション プロセスをどの程度 UiPath に委任するかは、お客様が選択できます。

以下のような方法により、ロボットの自動スケジューリングの方法をカスタマイズできます。

  • UiPath が作成できるマシンの最大数を設定する
  • スピードとコストのいずれかを優先した、または両者のバランスを取った最適化を選択する
  • スピード要件が例外的に高いまたは低い期間など、特定の期間だけ異なる設定を適用するようにスケジュールを設定する

サポート対象のクラウド プロバイダー

エラスティック ロボット オーケストレーションでは、以下のクラウド サービス プロバイダーのクラウドで仮想マシン (VM) をホストできます。

  • アマゾン ウェブ サービス (AWS)
  • Google Cloud Platform (GCP)
  • Microsoft Azure

マシンのプロビジョニングのオプション

次のことが可能です。

  • ロボットでジョブを実行する必要が発生したときにオンデマンドでマシンを作成するために、テンプレートとして UiPath で使用する汎用的な仮想マシン イメージを作成します。このようなマシンの作成台数の上限や作成条件を設定すれば、目的のジョブの実行は UiPath に任せることができます。
  • ロボットでプロセスを実行することが必要になったときに使用する、カスタムの仮想マシンを追加します。

これら 2 つのオプションの相違点をまとめた表を以下に示します。

Manually Create MachinesAutomatically Create Machines
Create and delete machinesyou create and delete the machines yourselfwe can automatically create new machines when needed for better performance and delete any machines not in use
Machine scalinglimited to the number of machines providedwe create as many machines as needed to optimally handle the workload, within parameters you set
Virtual machine setupset up multiple individual VMsset up a single VM image
Install and set up UiPath Robot on each machineautomatedautomated
Connect to Orchestratorautomatedautomated
Run jobsautomatedautomated
Start and stop VMsautomatedautomated
VM customizationcustomize the VMs you use (domain-joined, machine size, machine name, network options, and more)VM image must be configured as recommended:
For Azure | For AWS | For GCP

 

構成例

どちらのクラウド サービス プロバイダーを使用する場合でも、Orchestrator では同様の手順で設定できます。主な相違点は、各プロバイダーの設定方法と仮想マシンの作成方法です。
Microsoft Azure をクラウド サービス プロバイダーとして、汎用的な仮想マシンを使用する場合の手順を、次の動画で簡単に説明します。

 

要件


エラスティック ロボット オーケストレーションの機能を使用するには、次のいずれかの要件を満たす必要があります。

Azure の要件

Cloud ロボットをホストするには、Microsoft Azure のサブスクリプションが必要です。
Azure を設定し、Orchestrator に接続するための以下の情報を Azure 管理者から取得する必要があります。

  • クライアント ID ー クライアント アプリ登録のための一意の識別子です。
  • クライアント シークレット キー ー アプリ登録のためのパスワードです。
  • サブスクリプション ID ー 組織の Azure サブスクリプションに使用する一意のキーです。
  • ディレクトリ (テナント) ID ー Azure サブスクリプションで使用するテナントの一意のキーです。

See Setup in Azure for instructions.

AWS の要件

Cloud ロボットをホストするには、アマゾン ウェブ サービス (AWS) での Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) のアマゾン ウェブ サービス (AWS) のサブスクリプションが必要です。
AWS を設定して、AWS 管理者から AWS アクセス キーを取得する必要があります。アクセス キーの内容は次のとおりです。

  • アクセス キー ID - Orchestrator 接続の一意の識別子です。
  • シークレット アクセス キー - この接続のパスワードです。

これらはユーザー名やパスワードのように長期的に使用する資格情報であり、Orchestrator は AWS API に対する要求を認証するために、アクセス キー ID とシークレット アクセス キーを一緒に使用する必要があります。

See Setup in AWS for instructions.

GCP の要件

Cloud ロボットをホストするための Compute Engine を含む Google Cloud Platform (GCP) のサブスクリプションが必要です。
GCP プロジェクトを設定し、Orchestrator に接続するための以下の詳細情報を GCP 管理者から取得する必要があります。

  • クライアント ID - GCP プロジェクトの一意の識別子です。
  • 秘密キー - 連携に使用する GCP サービス アカウントのキーです。

See Setup in GCP for instructions.

 

クラウド プロバイダーの設定


Azure での設定

クラウド サービス プロバイダーが Microsoft Azure の場合は、このセクションの指示に従って Orchestrator を Azure に接続する準備をします。

If you are not the Azure administrator, skip this section and instead reach out to your IT team to perform these steps and ask them to provide the details listed under Azure Requirements.

  1. 管理者アカウントで Azure にサインインします。
  2. [アプリの登録] に移動し、Orchestrator インスタンスのアプリ登録を作成します。
  3. アプリケーション (クライアント) IDディレクトリ (テナント) ID をコピーし、後で使用するために保存しておきます。
640
  1. [証明書とシークレット] に移動し、クライアント シークレットを作成します。
  2. クライアント シークレットの [値] をコピーし、後で使用するために保存しておきます。
860
  1. [リソース グループ] に移動し、Orchestrator のリソース グループを作成します。
  2. [サブスクリプション ID] をコピーし、後で使用するために保存しておきます。
    使用するリソース グループを既に所有している場合は、その概要を表示して [サブスクリプション ID] を入手します。
575
  1. [アクセス制御 (IAM)] に移動し、Orchestrator のアプリ登録で指定した名前を検索し、[コントリビューター] ロールを割り当てます。

仮想マシンのイメージを用意する


📘

注:

テンプレート VM ではなく、カスタマイズした VM を使用する場合、このセクションは実行せずに、エラスティック ロボット オーケストレーションに使用する VM を作成します。

ロボットには、それが動作するためのマシンが必要です。UiPath は、エラスティック ロボット オーケストレーションの過程でロボットを実行するためのマシンが必要になるたびに、お客様のクラウドがホストする仮想マシン (VM) を使用して、オンデマンドでマシンを作成できます。

Azure に仮想マシンを作成する場合、Microsoft から仮想マシン構築用の一連のイメージが提供されます。これらは、Windows Server や Windows 10 Pro など、各種オペレーティング システムのイメージであり、そこにはオートメーションのジョブの実行に必要なソフトウェアをインストールできます。

仮想マシン イメージをキャプチャするには、以下の手順を実行します。

  1. Azure アカウントに仮想マシンを作成し、接続します。
    a. [仮想マシン] に移動し、先ほど作成したリソース グループ用の仮想マシンを作成します。
    b. 仮想マシンに接続します。

  2. ローカル ユーザーを作成し、必要なオートメーション ソフトウェアをインストールします。
    仮想マシンをドメインに参加させないでください。
    a. Windows を更新し、必要に応じて再起動します。
    b. Unattended ロボットのローカル ユーザーを作成します (例: uirobot)。このローカル ユーザーに [管理者] ロールを割り当て、[ユーザーは次回ログオン時にパスワードの変更が必要] のチェックを外し、[パスワードを無期限にする] を選択します。
    c. ローカル ユーザーに仮想マシンへのリモート アクセス権限を付与します。
    d. 管理者アカウントからログアウトして、ローカル ユーザーとしてログインします。
    e. オートメーションに必要なサポート ソフトウェア (Microsoft Excel や Google Chrome など) をインストールします。UiPath のソフトウェアは自動的にインストールされますので、手動でのインストールは不要です。
    f. ロボット アカウントからログアウトして、管理者としてログインします。

    ロボットをインストール済みの場合 (オプション)、Orchestrator に接続されていないことを確認してください。接続されていると、仮想マシンのイメージを使用できなくなります。

  3. 以下の手順に従い、一般化された仮想マシン イメージを作成します。
    a. Sysprep ツールを使用して仮想マシンを一般化します。
    sysprep.exe によって、セッションが途中で切断されます。

1081
  1. 仮想マシンのステータスが [停止] に変化したら、仮想マシンのマネージド イメージを作成します。
    仮想マシン用と同じリソース グループを選択します。さらに、[いいえ、マネージド イメージのみをキャプチャします。] を選択します。

これで、オートメーション用の新しい仮想マシンの作成に使用可能な、完全に設定済みのイメージが作成されました。

AWS の設定

クラウド サービス プロバイダーがアマゾン ウェブ サービス (AWS) の場合、このセクションの指示に従って、エラスティック ロボット オーケストレーション用に Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) を設定します。

If you are not the AWS administrator, skip this section and instead reach out to your IT team to perform these steps and ask them to provide the details listed under AWS Requirements.

AWS のベスト プラクティス

Choosing the right AWS region: Ensure Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) is located in an appropriate region. We recommend you always pick the AWS region that is closest to the region where your Orchestrator instance is hosted when creating an elastic robot pool. Consider both latency and data transfer costs between Orchestrator, Robots, and the customer application when determining the location of the VPC. Contact the UiPath support team for details on how to allocate all your assets close to each other. Learn more about regions and instances in the Getting Started guide.

Capacity and cost optimization: Ensure Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) resources are sized appropriately according to the deployment, customer requirements, and UiPath best practices. Amazon EC2 passes on to you the financial benefits of Amazon’s scale. See Amazon EC2 Instance Purchasing Options for a more detailed description of Amazon EC2 pricing. UiPath allows you to use your existing machines to take advantage of your optimized EC2 size configuration. We recommend downsizing or terminating idle or underutilized Amazon EC2 instances to optimize costs.

Calculate the costs: You can use the AWS pricing calculator to get an estimate of Total Cost of Ownership (TCO) for UiPath infrastructure deployed on AWS, by using the AWS label UiPath:Managed: true. The cost displayed in the calculator is for the infrastructure only. To get a more accurate TCO value, also consider the cost of UiPath licenses.

AWS のアクセス キーを生成する

  1. 以下の権限を持つユーザーとして Amazon EC2 コンソールにログインします。
Permission CategoryRead / ListUpdateCreateDelete
ec2:*AllAllAllAll
cloudformation:*AllAllAllAll
ssm:*AllAllAllAll
iam.*iam:GetInstanceProfile
iam:ListInstanceProfiles
iam:GetRole
iam:ListRoles
iam:PutRole
iam:PutRolePolicy
iam:PassRole
iam:AddRoleToInstanceProfile
iam:CreateInstanceProfile
iam:CreateRole
iam:RemoveRoleFromInstanceProfile
iam:DeleteInstanceProfile
iam:DeleteRole
iam:DeleteRolePolicy
  1. Amazon のドキュメントに従ってアクセス キーを作成します。
  2. アクセス キー IDシークレット アクセス キーを後で使用するために保存します。

AWS EC2 イメージを作成する

📘

注:

テンプレート VM ではなく、カスタマイズした VM を使用する場合、このセクションは実行せずに、エラスティック ロボット オーケストレーションに使用する VM を作成します。

  1. Amazon EC2 コンソールにログインします。

  2. Amazon のドキュメントに従って AWS EC2 インスタンスを作成し、プロセスの一部として以下の手順に従います。
    a. AMI の場合、Windows 10 または Windows Server のイメージを選択します。存在しない場合は、作成する必要があります。
    b. RDP で接続している間に、Windows の更新プログラムをインストールし、必要に応じて再起動します。
    c. 再起動後、Microsoft Excel や Google Chrome など、自動化に必要なサポート アプリケーションをインストールします。UiPath のソフトウェアは自動的にインストールされますので、手動でのインストールは不要です。
    d. フォルダー C:\Windows\Panther を削除します。
    e. ロボット用の Windows ローカル ユーザー (例: robot)を作成し、リモート デスクトップの権限を付与します。
    f. Ctrl + Alt + Delete キーを押して、ロボット ユーザーのパスワードを変更します。
    g. EC2 の起動設定を開き、下部の [Shutdown with Sysprep] をクリックします。
    Sysprep は Microsoft のツールで、EC2 用に一般化されたマシン イメージを作成するために使用します。

  3. Sysprep が終了した後、Amazon EC2 コンソールでインスタンスがシャットダウンするのを待ち、右クリックして [イメージとテンプレート] > [イメージの作成] に移動します。

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新しいイメージは、Amazon EC2 コンソールの左下の [イメージ] > [AMI] に表示されます。これで、オートメーション用の新しい仮想マシンの作成に使用可能な、完全に設定済みのイメージが作成されました。

GCP での設定

クラウド サービス プロバイダーが Google Cloud Platform (GCP) の場合は、このセクションの指示に従って Orchestrator を GCP に接続する準備をします。
If you are not the GCP administrator, skip this section and instead reach out to your IT team to perform these steps and ask them to provide the details listed under GCP Requirements.

  1. GCP で新しいプロジェクトを作成します。
  2. プロジェクト ID を取得し、後で使用するために保存します。
  3. GCP プロジェクト内にサービス アカウントを作成します。
  4. JSON 内にサービス アカウントのキーを作成し、後で使用するために秘密キーの値を保存します。

仮想マシンを作成する

If you want to use elastic robot orchestration and have us create machines for you on demand, you must create custom machine images in your GCP project.

以下の手順は、永続ディスクからイメージを作成するための設定のサンプルです。イメージは、プロジェクト内の既存の Windows VM から作成されます。

  1. Google Cloud Console にログインします。
  2. [Compute Engine] をクリックし、[仮想マシン][VM インスタンス] をクリックします。
  3. ページ上部の [インスタンスを作成] をクリックします。
  4. 次のように詳細情報を入力します。
    • [名前][リージョン][ゾーン] には、任意の値を指定できます。
    • [マシン構成] は既定値のままで構いません。
    • [ブートディスク] セクションで [変更] をクリックしてから [公開イメージ] をクリックします。
    • [OS] には [Windows] を選択します。
    • [OS バージョン] には、Windows Server 2019 の任意のオプションを選択します。
    • [ブートディスクの種類][サイズ (GB)] については既定値をそのまま使用するか、必要に応じて変更できます。
  5. [Create] をクリックします。
  6. ブート ディスクの準備ができたら [作成] をクリックします。GCP が仮想マシン (VM) を作成します。
  7. VM から作成したカスタム イメージを使用できるようにするには、先ほど作成した VM を停止します。
  8. ページの横の [ストレージ] に移動し、[イメージ] をクリックします。
  9. ページ上部の [イメージの作成] をクリックします。
  10. 引き続き、こちらの手順を実行して Windows イメージを作成します。

 

Orchestrator での設定


ここまでの手順でクラウド サービス プロバイダーの設定が完了しました。続いて、Orchestrator をこのプロバイダーに接続し、エラスティック ロボットを設定する手順に進みます。

クラウド プロバイダーの接続を設定する

Orchestrator で以下の手順を実行します。

  1. [テナント] > [設定] に移動します。
  2. テナントの [設定] ページで [クラウド接続] タブを選択します。
  3. [クラウド プロバイダー サブスクリプションを追加] のアイコンをクリックして、使用するプロバイダーを選択します。
900
  1. 画面左側で接続の名前を入力します。
  2. 選択したクラウド プロバイダーに対応したクラウド接続の詳細情報を追加します。
1271
  1. [保存] をクリックします。

プロバイダーによって、この情報が検証され、Orchestrator が接続されます。

エラスティック ロボット プールを作成する

クラウドでエラスティック ロボットを Orchestrator に接続するには、エラスティック ロボット プールのマシン テンプレートをプロビジョニングする必要があります。このマシン テンプレートは、UiPath がロボットを管理し、お客様のクラウドで動作させる場合に使用します。

エラスティック ロボット プールを作成する場合、以下の 2 つのオプションを使用できます。

  • マシンが必要になった場合、お客様の汎用クラウド VM に基づいて、UiPath 側で自動的にマシンが作成されるようにすることができます。この設定により、マシンとロボット両方のプロビジョニング プロセスが自動化されます。プロセスの実行が必要になるたびに、必要な数のマシンが作成されます。さらに、エラスティック ロボット プールを最初に使用するときには、新しいマシンでロボットを実行するために必要となる UiPath ソフトウェアが UiPath によってインストールされます。
  • (AWS または Azure のみ) UiPath がエラスティック ロボット オーケストレーションに使用する、固有の VM を追加できます。これは、制限付きバージョンのエラスティック ロボット オーケストレーションです。UiPath は、プロセスの実行に必要かどうかによって VM を起動および停止し、ロボットの実行に必要な UiPath ソフトウェアをインストールすることができますが、使用するマシンは指定のもののみです。UiPath は、新しいマシンを作成できず、お客様が作成したマシンを削除することもできません。

エラスティック ロボット プールを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. 画面左上の [テナント] を選択し、[マシン] に移動します。
  2. ページの右上の [マシンを追加] をクリックして、[エラスティック ロボット プール] を選択します。
867

[エラスティック ロボット プールを追加] ページが開き、[全般設定] タブが表示されます。

981
  1. 左側にエラスティック ロボット プールの名前を入力し、必要に応じて説明を追加します。
  2. [Production (Unattended)][NonProduction]、および [Testing] フィールドに、このテンプレートに基づいて作成される各マシンに必要なランタイム (ロボット ライセンス) の数を入力します。
    Unattended には 1、非運用環境向けおよびテスト用には 0 を選択することをお勧めします。テスト セットを実行する場合は、テスト実行のスロットに 1 ライセンスを設定してください。
  3. 右側の [プロファイルのスケジュール設定] で既定のプロファイルを選択します。このプロファイルは、マシン割り当ての優先順位を制御します。
    • コストを優先: スケジュール設定が必要な保留中ジョブの待機時間が延びることを許容してでも、VM 実行の CSP コストを最小化します。
    • バランス: VM 実行の CSP コストとジョブの実行時間が互いに許容できる条件に設定します。
    • 速度を優先: VM 実行のコスト増を許容してでも、保留中ジョブのスケジュール待ち時間を最小化します。
      上記のどのオプションを選択した場合も、UiPath はいくつかの詳細情報を考慮して、マシンの割り当てと割り当て解除の適切な時期を判断します。たとえば、動作中の VM 数、マシンが利用可能になるまでの待機時間、各マシンのキューに格納されたジョブ アイテム数、クールダウン時間などの情報です。
    • 詳細: 新しいマシンが必要になった場合に、どのくらい迅速に割り当てるかを制御するパラメーターを手動で設定します。
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Using the Advanced profile can incur additional CSP costs since it can keep machines running longer, depending on the settings you use.

  1. 必要に応じて [プロファイルのスケジュール設定] に上記で設定したものとは異なるプロファイルを設定し、指定した期間のみ使用することも可能です。詳細と手順については、「プロファイルのスケジュールを設定する」をご覧ください。
  2. 右下の [次へ] をクリックして、次の手順に進みます。
    [仮想マシンとランタイムの詳細] ページが開きます。
  3. [クラウド接続] のリストから Orchestrator で先ほど作成したクラウド サービス プロバイダーの接続を選択します。
  4. Azure の場合は、接続に使用する [リソース グループ] を選択します。
    AWS の場合は、[リージョン] を選択します。
    GCP の場合は、[ゾーン] を選択します。
  5. UiPath がマシンの自動プロビジョニングおよびロボットのオンデマンド プロビジョニングを実行する際に、お客様の VM テンプレートを使用してほしい場合は、[マシンを自動的に作成] のトグルをオンのままにしておいてください。
    カスタム VM が存在し、それを使用してほしい場合は、このトグルをオフにします。
    プロバイダーが GCP の場合、このオプションは使用できません。
  6. [マシン イメージ] または [マシン] のリストから、VM テンプレートまたはエラスティック ロボット オーケストレーション用に作成したカスタム VM をそれぞれ選択します
    • [マシンを自動的に作成] をオフにした場合、UiPath は、エラスティック ロボット オーケストレーションに選択されたマシンのみを使用します。その場合、選択したマシンが他のいずれのエラスティック ロボット プールにも使用されていないことを確認してください。さらに、仮想マシンを AWS でホストする場合、AWS の EC2 インスタンスには、インスタンス プロファイル AmazonSSMManagedInstanceCore がアタッチされている必要があります。手順については、AWS のドキュメントをご覧ください。
    • [マシンを自動的に作成] をオンにした場合、UiPath は選択されたテンプレートを使用し、必要に応じて、必要な数のマシンを作成します。
  7. [マシンを自動的に作成] をオフにした場合は、右下の [完了] をクリックして、残りの手順はスキップします。
  8. [マシンの最大数] で、以下のオプションのいずれかを選択します。
    • 利用可能な最大数を使用: テナントで利用可能な最大ライセンス数までプールの拡張を許可する場合に選択します。 クラウド プロバイダーのサブスクリプション プランによって最大値が制限される場合があります。
    • 制限値を指定: マシンの最大数を制限する場合は、このオプションを選択して、UiPath で作成できるマシンの最大数を入力します。
  9. [詳細設定] をクリックして、詳細なオプションを表示します。
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  1. [マシン サイズ] のリストから、以下のオプションのいずれかを選択します。
    • : デュアルコア プロセッサー、8 GB RAM
    • : クアッドコア プロセッサー、16 GB RAM
    • : 8 コア プロセッサー、32 GB RAM

マシンのサイズは、使用するクラウド サブスクリプションによって決まります。日常業務のオートメーションには、通常、小サイズのマシンで十分です。

  1. [仮想ネットワーク] のリストでは、[自動] を選択して、マシン テンプレートに従って自動的に仮想ネットワークをプロビジョニングさせるか、クラウド プロバイダーで使用する仮想ネットワークを選択して、その仮想ネットワークおよびサブネット (定義している場合) を使用させることができます。

  2. [完了] をクリックします。

これで、エラスティック ロボット プールの設定が完了し、モダン フォルダー内でジョブの実行に使用できるようになりました。

プロファイルのスケジュールを設定する

プロファイルのスケジュール設定を使用すると、エラスティック ロボット プールで、指定した一定の期間だけ、設定済みのものとは異なる割り当てプロファイルが使用されるよう設定することができます。
たとえば、いつも月末だけ忙しくなるような職場のプールで [バランス] プロファイルが使用されている場合、プロファイルのスケジュール設定を使用して、各月の最後の数日間だけ [速度を優先] プロファイルが使用されるよう設定すれば、必要なときにパフォーマンスを向上させることができます。

エラスティック ロボット プールでプロファイルのスケジュールを設定するには、以下の手順を実行します。

  1. 画面左上の [テナント] を選択し、[マシン] に移動します。
  2. 行の右端の (その他のアクション) をクリックし、[マシンを編集] を選択します。
    [クラウド マシン プールを編集] ページが表示されます。
  3. ページの下部までスクロールして [プロファイルのスケジュール設定][期間を追加] をクリックします。
    表示される新規行に、期間と使用するプロファイルを設定します。
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  1. [開始時刻] の列で、カレンダーのアイコンをクリックして日時を選択するか、値を入力します。
    この日時になると、プールの設定済み割り当てプロファイルが使用されなくなり、代わりに選択したプロファイルが使用されるようになります。
  2. [終了時刻] の列で、プールを既定の割り当てプロファイルに戻す日時を設定します。
    指定した期間を除いて常に使用される、既定のプロファイルは、[プロファイルのスケジュール設定] という見出しの下に表示されます。
  3. 指定した期間だけ既定のプロファイルの代わりに使用する割り当てプロファイルを、[プロファイル] 列で選択します。
  4. 必要に応じて [期間を追加] をクリックし、別の期間またはプロファイルのスケジュールを設定します。
    プロファイルには、前の期間に設定したのと同じものも異なるものも選択できますが、期間が重ならないようにしてください。
  5. [更新] をクリックして変更を適用します。

以降、このプールに割り当てられるプロファイルは自動的に、定義された期間は選択されたプロファイルに変更され、その期間以外は既定のプロファイルに戻されるようになります。

モダン フォルダーとアカウントのロールを設定する

エラスティック ロボット プールをモダン フォルダーに追加し、そのフォルダーのオートメーションに関わる権限を仮想マシンを使用するアカウントに付与する必要があります。

  1. 左側のモダン フォルダーを選択し、[設定] > [マシン] に移動します。
  2. ページの右上の [フォルダーでマシンを管理] をクリックします。
  3. エラスティック ロボット プールを選択し、[更新] をクリックします。
  4. [アクセス権を管理] ページに切り換え、使用可能なアカウントを確認します。
  5. オートメーションを実行するアカウント (仮想マシンのローカル ユーザーである必要があります) がリストに表示されない場合は、アカウントを追加し、Robot ロールを割り当てます。
    ロボット アカウントの使用をお勧めします。ロボット アカウントは、無人オートメーションの実行専用のアカウントです。
  6. アカウントの行の右に表示される [その他のアクション] アイコンをクリックし、[編集] を選択します。以下の変更を加えます。
    a. [ロボットの設定] > [Attended ロボット] をオフにします。(ロボット アカウントには適用されません。)
    b. [ロボットの設定] > [Unattended ロボット] をオンにします。(ロボット アカウントに対しては既に有効化されています。)
    c. [フォアグラウンド オートメーションを実行 (資格情報が必要)] チェックボックスをオンにします。[ドメイン\ユーザー名] フィールドに .\username を入力します (例: .\uirobot)。[パスワード] フィールドにアカウントのパスワードを入力します。
    d. [ロボットの設定][コンソールにログイン] に切り替え、[いいえ] を選択して、ロボットがタイムアウトしないようにします。

これで、モダン フォルダーとアカウントの設定が完了しました。

📘

サブフォルダー

通常のマシン テンプレートとは対照的に、エラスティック ロボット プールをフォルダーに追加しても、そのサブフォルダーにはプールが追加されません。マシンをサブフォルダーでも使用する場合は、上記の手順をサブフォルダーに対して実行する必要があります。

Orchestrator の設定も完了したので、クラウドでオートメーションの実行を開始できます。

クラウドでのオートメーションの実行をテストする

クラウドで最初のオートメーションを実行して、エラスティック ロボット オーケストレーションの設定をテストします。

Creating the first virtual machine can take some time - from 10 minutes to several hours (observed only in Azure). A virtual machine must be available to run a job before you can test-run an automation.

Orchestrator で以下の手順を実行します。

  1. Orchestrator にプロジェクトをパブリッシュ済みであること、またはパッケージをアップロード済みであることを確認します。
  2. モダン フォルダーの [オートメーション] > [プロセス] に移動します。
  3. 新しいプロセスを作成します。
  4. ジョブを開始します。

 

トラブルシューティング


監視

エラスティック ロボット オーケストレーションにエラーが発生しているかどうかは、次のページで確認できます。

  • You can see pending jobs that are waiting for an available machine on the Jobs page. If jobs are pending longer than expected, check your cloud service provider setup to make sure everything is configured properly.
  • Azure、AWS、または GCP で、作成中の仮想マシンを確認できます。作成された仮想マシンは、Orchestrator のモダン フォルダーの [監視] ページにも表示されます。利用可能になった仮想マシンは、既に Orchestrator に接続されているため、次の保留中のジョブを実行します。仮想マシンが作成されていない場合は、クラウド サービス プロバイダーでのマシン テンプレートの構成と、Orchestrator でのエラスティック ロボット プールの構成を確認します。
  • On the Alerts page in Orchestrator, you can set the State filter to All to see details about the Cloud Robots component and see as new robots are created or any errors. To see alerts, you need to have the Alerts - View and Machines - View permissions from a role that is directly assigned to your account (not inherited from groups), and to be added to the folders where elastic robot orchestration is used.

マシン プールの設定

[マシンを自動的に作成] をオフにした状態で後からエラスティック ロボット プールを編集するときに、設定で選択したマシンが表示されないことがあります。その原因は、一部のマシンが現在または以前に、別のエラスティック ロボット プールに割り当てられていることだと考えられます。1 つのマシンを複数のエラスティック ロボット プールで同時に使用することはできません。

この問題を解消するには、以下の手順を実行します。

  1. [アラート] のページに移動して、マシンのインポートに関するメッセージを確認します。
  2. スキップされたマシンがないか、メッセージを確認します。マシンがスキップされていた場合は、以下の手順を継続します。スキップされていなかった場合は、クラウド サービス プロバイダー内の VM の構成を確認します。
  3. 他のすべてのプールから、そのマシンを削除します。
  4. そのマシンで実行中の現在のタスクが終了するまで待機します。通常は 1 分未満で終了します。
  5. エラスティック ロボット プールにマシンを追加します。

マシンのプロビジョニングの失敗 (AWS のみ)

AWS を使用していて、マシンのプロビジョニングが Machine Provisioning failed のエラーで失敗し、詳細情報に status CREATE_FAILED for stack <name> と表示されている場合は、スタック イベントを追跡して原因を判断できます。
エラーは CloudFormation スタック作成中に発生する場合があり、最も頻繁に見られる原因は AWS のアクセス許可やクォータです。

この問題を解消するには、以下の手順を実行します。

  1. CloudFormation ポータル (https://console.aws.amazon.com/cloudformation/) にログインします。
  2. [スタック] を選択します。
  3. エラーの詳細に表示されているスタックを選択します。次のような CREATE_FAILED メッセージが表示されます。
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  1. [状況の理由] 列のエラー原因に関する情報を確認します。
  2. エラーの原因を修正します。
  3. Orchestrator の [テナント] > [マシン] で、エラスティック ロボット プールの設定を編集して、強制的に新しいバージョンのプールが作成されるようにします。たとえば、[サイズ] の値を変更して保存してから、再度編集し、元の値に戻して保存します。
    CloudFormation スタックでは、一度障害が発生すると自動的な再開もリトライもできません。エラスティック ロボット プールに変更を加えることで、再起動のプロセスを開始します。

 

よくある質問


作成したマシン イメージは、Windows の最新バージョンやその更新機能を自動的に更新しますか?

いいえ。最新の Windows バージョンや更新プログラムを使用したい場合は、クラウド サービス プロバイダー (CSP) でイメージを再構築する必要があります。

7 日前に更新


エラスティック ロボット オーケストレーション


改善の提案は、API リファレンスのページでは制限されています

改善を提案できるのは Markdown の本文コンテンツのみであり、API 仕様に行うことはできません。