studio
2020.10
false
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UiPath logo, featuring letters U and I in white
サポート対象外

Studio ガイド

最終更新日時 2023年12月20日

コマンド ライン パラメーター

コマンド ライン引数の説明

UiPathStudio.msi インストーラーがある場合は、コマンド ラインを使用して Studio または Robot をインストールしたり更新したりすることができます。以下の表は、使用可能なパラメーターのリストです。また、いくつかの例も紹介しています。
注:

サイレント モードでは、コマンド プロンプトから UiPath Platform の既存のインスタンスに変更を加えることはできません。ただし、更新の実行時にインストールされるインスタンスについては変更を加えることが可能です。

セットアップ コマンドライン引数は UiPathPlatformInstaller.exe では機能しません。

これらのコマンドを実行するには、管理者権限が必要です。

コマンド

説明

/q

特定の UiPath 機能のサイレント モードでのインストールに対応していますが、ユーザー インターフェイスは表示されません。

/l*vx <LogFile>

インストーラーのログ ファイルを指定したパスに生成します。v2018.4.2 以降、Studio または Robot のライセンスをインストール時に取得した場合、このファイルにはライセンス情報も含まれます。

インストール プロセスの間に問題が発生した場合は、理由を問わず、UiPath のサポート チームにファイルを送信できます。

ADDLOCAL

インストールする機能を選択できます。ADDLOCAL を使用すると、このコマンドで指定した機能のみがインストールされます。ADDLOCAL を使用しないと、Studio、サービス モードの Robot、アクティビティ パッケージ、および JavaScript アドオンがインストールされます。

次のオプションがサポートされています。

DesktopFeature - Robot と Studio の機能をインストールすることを指定します。
Studio - Studio をインストールします。同時に DesktopFeature の指定が必要です。
ExcelAddin - StudioX Excel アドインをインストールします。Studio なしでは使用できません。
Robot - Robot をユーザー モードでまたはサービス モードでインストールします。同時に DesktopFeature の指定が必要です。
  • Robot をサービス モードでインストールするには、RegisterService オプションも追加します。これは Unattended ロボットに推奨されるオプションです。
  • Robot をユーザー モードでインストールするには、RegisterService オプションを追加しないでください。これは Attended ロボットおよび Development ロボットに推奨されるオプションです。
UseLegacyTray - UiPath Assistant の代わりに従来のロボット トレイをインストールします。
: インストール後に Assistant に切り替えるには、REMOVE=UseLegacyTray を実行します。
Packages - アクティビティ パッケージをインストールします。同時に DesktopFeature 引数と Robot 引数の指定が必要です。
StartupLauncher - Windows の起動時に Robot を実行します。同時に DesktopFeature 引数と Robot 引数の指定が必要です。
JavaBridge - Java アプリケーションに関して統合と自動化を向上させる目的で UiPath Java Bridge をインストールします。Java Bridge をインストールする場合、インストール時間が通常より長くなる場合があります。DesktopFeature 引数および Robot 引数を指定せずに使用することはできません。
ChromeExtension - UiPath Google Chrome 拡張機能をインストールします。DesktopFeature コマンドおよび Robot 引数がない場合は使用できません。
EdgeExtension - UiPath Microsoft Edge (Chromium ベース) 拡張機能をインストールします。同時に Robot 引数を指定する必要があります。
CitrixClient - UiPath Citrix クライアント拡張をインストールします。DesktopFeature コマンドおよび Robot 引数がない場合は使用できません。
JavaScriptAddOn - Robot のブラウザー埋め込みアドオンをインストールします。

APPLICATIONFOLDER

Studio と Robot を指定の場所にインストールできます。

NUGET_OPTIONS

オフライン環境で作業する場合には、このパラメーターが推奨されます。このパラメーターを DisableOnlineFeeds に設定すると、ロボット用のオンラインの UiPath 公式フィードやコミュニティ フィードを無効化できます。こうすることで、Orchestrator フィードとローカル フィールドのみが考慮されます。

URL フィードは設定ファイルから削除されず、単に無視されるだけです。

これは、インストールにもアップグレードにも使用可能です。

PACKAGES_FOLDER

Studio および/または Robot のワークフローとその依存関係のダウンロード先となる場所を変更できます。このフォルダーは、ユーザー固有のフォルダー、またはマシンのすべてのユーザーがアクセスできるフォルダーです。このパラメーターは、Robot がサービスとしてインストールされている場合でも、ユーザー モードでインストールされている場合でも使用できます。

サービス モードの Robot の場合、パッケージはすべてのユーザーに同時にインストールされます。

マシンにユーザー モードの Robot が複数インストールされている場合、パッケージ フォルダー (C:\Packages など) が異なる場合があることに注意してください。これは、パッケージを最初にダウンロードしてインストールするユーザー モード Robot が、.XAML ファイルへのアクセスをそのユーザーに限定するため、そのマシン上の他のユーザー モード Robot には権限がなく、対応するフォルダーまたはパッケージを使用できなくなるからです。
このパラメーターを入力しない場合、既定のフォルダーは %userProfile%\.nuget\packages になります。

同時接続実行 (高密度ロボット) が可能な Windows Server マシン上のインストールの場合は、各ユーザー固有のパスを指定する必要があります。複数のロボットに同じパスを使用する方法について詳しくは、こちらをご覧ください。

%USERNAME%%USERPROFILE% などの環境変数を使用できます。特殊文字 % は、次のようにエスケープする必要があります。
  • セットアップをコマンド プロンプトから呼び出した場合 - UiPathStudio.msi PACKAGES_FOLDER=C:\Some\Path\^%USERNAME^% を使用します。
  • バッチ スクリプト - % - UiPathStudio.msi PACKAGES_FOLDER=C:\Some\Path\^%USERNAME^% を使用します。
  • PowerShell コンソールまたはスクリプト - エスケーブは不要です。
ユーザーが Active Directory ドメイン アカウントである場合は、フォルダー構造にもドメイン名 (C:\packages\^%UserDomain^%.^%Username^% など) を指定することを推奨します。

インストール後にパッケージのダウンロード フォルダーを変更する方法について詳しくは、「アクティビティ パッケージを管理する」をご覧ください。

CUSTOM_NUGET_FEEDS

Studio や Robot 用にカスタムの NuGet アクティビティ フィードを追加できます。このコマンドは、既存のフィード リストの追加または更新のみを行います。

文字列型のキーと値のペアを設定する必要があります。有効な場所には、オンライン フィード、フォルダー パス、共有ネットワーク ドライブが含まれます。指定するフィードは、そのマシンのすべてのユーザーがアクセス可能なものにしてください。フィードはセミコロン (;) で区切ります。

例: CUSTOM_NUGET_FEEDS="FeedName1,https://my.custom.nuget.feed; FeedName2,D:\Custom\Activities\Packages\"

ENFORCE_SIGNED_EXECUTION

任意です。ロボットに署名付きパッケージのみを実行させるルールを適用できます。インスタンスのクリーン インストール時または更新時に使用できます。デプロイ時にこのパラメーターを指定しなかった場合、パッケージの署名は有効化されません。

次のオプションがサポートされています。

  • 1 - ロボットは、UiPath による作成者またはリポジトリの署名が付いたパッケージのみをダウンロード、インストール、または実行することができます。自分の証明書を信頼された発行元として追加する場合は、nuget.config ファイルを変更する必要があります。この方法について詳しくは、こちらのページをご覧ください。
  • 0 - ロボットのデプロイに、パッケージ署名に関するルールは一切適用されません。

インストール後に署名済み実行を強制する方法については、「パッケージの署名」をご覧ください。

CODE

Studio インスタンスのライセンス コードを指定します。

CONNECTIONSTRING

インストール時に接続文字列を使用して、ロボットをオンプレミスの Orchestrator に自動的に接続します。以下の要件を満たす必要があることにご注意ください。

  • UiPath.Orchestrator.dll.config ファイルの WindowsAuth.Enabled パラメーターが true に設定されていること
  • WindowsAuth.Domain パラメーターに有効なドメインを設定する必要があります。
  • サービス モードの Robot
  • 標準マシンの設定が行われている
注: connectionstring を使用した標準マシンでの自動登録は、Orchestrator v2020.10 でのみ使用できます。

CHROME_INSTALL_TYPE

ポリシーによって Chrome 拡張機能を自動的にインストールします。

次のオプションがサポートされています。

  • GLOBAL - Chrome 拡張機能はシステムごとに自動的にインストールされます。これは、SetupExtenstions ツールを使用して /ChromeGlobal コマンドを呼び出すのと同じです。
  • STORE - Chrome 拡張機能はポリシーによりシステムごとに自動的にインストールされます。これは、SetupExtenstions ツールを使用して /ChromePolicyGlobal コマンドを呼び出すのと同じです。

DISABLE_SECURE_XAML

Windows サービスとしてインストールされた Robot の XAML ファイルのセキュリティを無効化できます。セキュリティ保護されていない XAML ファイルを使用すると、ユーザーはプロセス ファイルとロジックを読み取って変更できます。

次のオプションがサポートされています。

  • 0 - 既定のオプションです。使用すると、Windows サービスとしてインストールされた Robot の XAML ファイルのセキュリティが有効化されます。
  • 1 - Windows サービスの Robot の XAML ファイルのセキュリティが無効化されます。
メモ: このパラメーターは、クリーン インストールまたはアップグレード中にのみ使用できます。

SERVICE_URL

ユーザーが対話型サインインを使用して接続する Orchestrator インスタンスの URL を定義できます。

指定した URL は、ユーザー モードの Robot についてのみ uipath.config ファイルに保存されます。サービス モードのインストールの場合、この引数は無視されます。
インストーラーを実行して旧バージョンからの更新または既存のインストールの変更を行う際、Robot をサービス モードからユーザー モードに切り替える場合 (RegisterService オプションは含めません)、このパラメーターを使用できます。

TELEMETRY_ENABLED

使用状況データの収集機能は、Studio および Robot のインストール時に無効化できます。

テレメトリは Studio および Robot に対して既定で有効化されています。無効化するには、インストール時のパラメーターに次の値を使用します。

  • TELEMETRY_ENABLED=0
注: これにより、Studio と Robot の両方のテレメトリが無効化されます。

テレメトリを再び有効化するには、以下の値を使用します。

  • TELEMETRY_ENABLED=1

使用状況データの収集機能と、テレメトリの設定の変更方法の詳細については、「テレメトリをオプトアウトする」をご覧ください。

ENABLE_PIP

コマンドラインから UiPath をインストールするときに、マシンのピクチャ イン ピクチャ機能を有効化することができます。

そのためには、以下のパラメーターを使用します。

  • ENABLE_PIP=1

例:

UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Studio,Robot,RegisterService,Packages ENABLE_PIP=1

以下の例では、UiPathStudio.msi インストーラーが置かれているディレクトリにいることを前提としています。たとえば、cd D:\UiPathInstaller などのコマンドでこれを行うことができます。
  • Studio のインストールと Robot の Windows サービスとしてのインストールを実行し、アクティビティ パッケージをインストールします。 - UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Studio,Robot,RegisterService,Packages
  • Studio と Robot をユーザー モードでインストールします。 - UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Studio,Robot
  • デスクトップ スイート全体をサイレント モードでインストールします。 - UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Studio,Robot,RegisterService,Packages,StartupLauncher,JavaBridge /Q
  • ポリシーを使用して、デスクトップ スイート全体と Chrome 拡張機能をサイレント モードでインストールします。 - UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Studio,Robot,RegisterService,Packages,ChromeExtension CHROME_INSTALL_TYPE=STORE /Q
  • サイレント モードで、Studio をインストールし、Robot を Windows サービスとしてインストールし、アクティビティ パッケージをインストールする (すべてを D:\UiPath フォルダーにインストール) - UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Studio,Robot,RegisterService,Packages APPLICATIONFOLDER=D:\UiPath /Q
  • サイレント モードで Robot を Windows サービスとしてインストールし、Orchestrator に接続する -

    UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Robot,RegisterService CONNECTIONSTRING=https://demo.uipath.com/api/robotsservice/GetConnectionData?tenantId=1 /Q

  • Studio のインストールと Robot の Windows サービスとしてのインストールと、2 つのカスタム アクティビティ フィードの追加をサイレント モードで実行します。 - UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Studio,Robot,RegisterService CUSTOM_NUGET_FEEDS="Feed Name1, https://my.custom.nuget.feed; FeedName2, D:\RPA\Activities\Packages\" /Q
  • Studio 、Windows サービスとして登録された Robot、ローカル アクティビティ フィードのインストールとライセンスの取得をサイレント モードで実行します。 - UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Studio,Robot,RegisterService,Packages CODE=1234567890 /Q
  • Robot を Windows サービスとしてインストールし、オフィシャル オンライン フィードを無効化します。 - UiPathStudio.msi ADDLOCAL=DesktopFeature,Robot,RegisterService NUGET_OPTIONS=DisableOnlineFeeds
  • コマンド ライン引数の説明

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