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サポート対象外

Robot ガイド

最終更新日時 2024年7月1日

カスタム パッケージ フォルダーとネットワーク パス

パッケージは、オートメーションで使用されているすべてのパーツ (アクティビティ、ワークフロー、ファイル、データ ソース) を 1 つにまとめたものです。この他に、オートメーションの実行に必要なコンポーネントも含まれます。 Studio で作成されたプロジェクトは、ある場所/フィードにパッケージとしてパブリッシュされた後にロボット によってダウンロードされ、オートメーションの実行に使用されます。

Studio では、以下のアクティビティ フィードが既定で設定されています。

  • Orchestrator テナントOrchestrator ホスト
  • ローカル
  • オフィシャル
  • Marketplace

カスタム フィードも使用できますが、パッケージをパブリッシュするカスタムの場所を設定する前に、ロボットがその場所にアクセスできることを確認してください。

重要: パッケージの場所には、絶対パスを使用する必要があります。相対パスはサポートされていません。

フィードの動作と変更方法について詳しくは、「アクティビティ パッケージを管理する」をご覧ください。

パッケージの場所を変更する

パッケージの場所は、 PACKAGES_FOLDER パラメーターを使用してコマンド ラインで変更できます。これにより、Studio および/または Robot のワークフローとその依存関係のダウンロード場所を変更できます。ユーザー固有のフォルダー、またはマシン上のすべてのユーザーがアクセスできるフォルダーを使用でき、Robot がサービス モードとユーザー モードのどちらでインストールされていても使用できます。

サービス モードの Robot の場合、パッケージはすべてのユーザーに同時にインストールされます。

注: マシンにユーザー モードの Robot が複数インストールされている場合、同じパッケージ フォルダー (C:\Packages など) を使用することはできません。これは、パッケージを最初にダウンロードしてインストールするユーザー モードの Robot が、.XAML ファイルへのアクセスをそのユーザーのみに限定することにより、そのマシン上にある他のユーザー モードの Robot の権限が不足し、対応するフォルダーまたはパッケージを使用できなくなるからです。
コマンド ラインを使用して Robot をインストールする際にこのパラメーターを設定しないと、%userProfile%\.nuget\packages が既定のフォルダーになります。
%USERNAME%%USERPROFILE% などの環境変数を使用できます。ただし、次のようにエスケープする必要があります。
  • セットアップをコマンド プロンプトから呼び出した場合 - UiPathStudio.msi PACKAGES_FOLDER=C:\Some\Path\^%USERNAME^% を使用します。
  • バッチスクリプトの場合 - % - UiPathStudio.msi PACKAGES_FOLDER=C:\Some\Path\^%USERNAME^% を使用します。
  • PowerShell コンソールまたはスクリプトの場合 - エスケープは不要です。

ユーザーが Active Directory ドメイン アカウントである場合は、フォルダー構造にもドメイン名 (C:\packages\^%UserDomain^%.^%Username^% など) を指定することを推奨します。

組織で使用されているアーキテクチャによっては、制限が発生する可能性があります。よくあるユース ケースは以下のとおりです。

セキュリティで保護された XAML が有効な状態でのサービス モードのデプロイ

ローカル パス:

  • 高密度環境を使用する場合、ユーザーごとにパスを解決する必要があります。この場合、パスが %USER%%USERPROFILE% 形式を含むか、ユーザー固有のパスを含む必要があります。
  • 高密度環境を使用しない場合は、パスにユーザー プロファイルを指定する必要はありません。

ネットワーク パス:

  • Robot をサービス モードでデプロイし、セキュリティで保護された XAML を使用する場合は、ネットワーク パスはサポートされません。

セキュリティで保護された XAML について詳しくは、こちらをご覧ください。

セキュリティで保護された XAML が無効な状態でのサービス モードのデプロイ

ローカル パス

  • Robot をサービス モードでデプロイし、セキュリティで保護された XAML を使用しない場合は、ローカル パスの使用に関する制約はありません。

ネットワーク パス:

  • マッピングされていないパスのみがサポートされています (例: \\server\Packages)。マッピングされたネットワーク パス (例: Z:\Packages) はサポートされていません。これは、マッピングがユーザーごとに解決されるからです。この場合、インストールされたファイルの所有者がコンピューター アカウントになります。

ユーザー モード

  • ロボットは Attended ユーザー プロファイルを使用してパスを解決するため、ローカルまたはネットワーク パスの形式に関する制約はありません。

    重要: 複数のジョブが同じインストール パスを使用して同じプロジェクトを同時に実行する場合は、カスタム インストール パスを使用すると競合が発生する可能性があります。また、これらのファイルに情報を書き込んだり読み込んだりする際に競合状態が発生する可能性があります。

セキュリティで保護された XAML について詳しくは、こちらをご覧ください。

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