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Apps User Guide for Automation Suite
イベントとルールについて
アプリの設計時には、「X が発生した時は Y を実行する」ロジックを設定することがよくあります。Apps では、以下の 2 つの動的なアクションを用意しています。
- X に相当するアクションは「イベント」です。
- Y に相当するアクションは「ルール」です。
以下に、いくつかの例を示します。
- [預金を送信] ボタンがクリックされると、オートメーションを実行する
- [キャッシュイン] テキスト ボックスの値が変更されると、値が 0 より小さい場合にラベルの色を赤に変える
- ヘルプ アイコンがクリックされると、ブラウザーを開きドキュメント ページを表示する
- タブのボタンがクリックされると、ページ コンテナーの別のページを表示する
イベントの発生時に実行されるルールを指定することで、情報を表示するだけのサービスではなく、対話が可能なコンソールとしてアプリを使用できるようになります。
イベントとは、ユーザーがアプリやコントロールを操作することで発生するトリガーのことです。各コントロールは、次のいずれかのイベントをサポートします。
イベント |
コントロール |
---|---|
クリック時 |
ボタン、ヘッダー、ラベル、アイコン、画像 |
値の変更時 |
チェックボックス、日付の選択、ドロップダウン、スライダー、スイッチ、テキスト領域、テキストボックス、リスト |
読み込み時 |
ページ、表 |
ルールを設定すると、特定のイベントが発生した場合に、アプリによってアクションが実行されます。以下は、Apps で利用できるルールのリストです。
ルール |
説明 |
---|---|
ルール ビルダーで条件ステートメントをサポートします。 | |
アプリのページをポップオーバーまたはページ コンテナーのコンテンツとして開きます。 | |
ブラウザーで URL を開きます。 | |
現在のポップオーバーを閉じます。 | |
メッセージをトースト通知として表示します。 | |
アプリの状態をビジーとして表示するスピナーのオーバーレイを表示/非表示します。 | |
プロパティの値を設定します。 | |
オートメーションを開始します。 | |
選択したストレージ バケットにファイルをアップロードします。 | |
選択したストレージ バケットからファイルをダウンロードします。 | |
ルール: 値をリセット | コントロールを既定値に戻します。既定値が設定されていない場合は、値をクリアします。 |
エンティティを作成または更新します。 | |
Data Service からエンティティを削除します。 | |
キューにアイテムを追加します。 |