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2022.10
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Apps User Guide for Automation Suite
Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation Suite
Last updated 2024年4月19日

Apps を Data Service と使用する

バックグラウンド情報

エンティティに関連する関数とルールの詳細については、以下のページをご覧ください。

注:
  • データが読み込まれると、ルールの実行時にのみエンティティのデータが更新されます。プロセスまたはその他の手段による Data Service の更新は、自動的に検出されません。こうしたシナリオでは、データを明示的に更新してください。
  • in 演算子は、stringnumberbooleannull などのプリミティブなデータ型のみをサポートします。in 演算子は、choice-set を使用する Data Service シナリオではサポートされません。代わりに contains 演算子を使用できますが、1 つの入力に対してのみ使用できます。

概要

この例を開始する前に、Data Service に対する適切な権限があることを確認してください。詳細については、『Data Service ガイド』の「アクセス権を管理する」をご覧ください。

この例では、以下のフィールドを持つ、Customer というエンティティを使用します。

  • Address
  • 住所 2
  • 市町村
  • メール
  • 名前
  • 電話番号
  • プラン
  • ステート
  • 郵便番号

顧客を州の名前でフィルター処理する

注:
プロジェクトのニーズに応じて、Filter 関数を使用する際に特定の条件を除外できます。条件を除外するには、フィルター フィールド (条件配列の最初のパラメーター) を null に解決する式を作成できます。たとえば、次の式を使用できます。

Filter(Customer, [If(IsBlank(Dropdown.Value), null, City), "=", Dropdown.Value])

この場合、City に対するフィルターは、ドロップダウンに空白以外の値が含まれている場合にのみ適用されます。

Filter 関数を使用すると、特定の条件に該当する複数のエンティティ レコードを取得できます。単一のレコードを選択するには、代わりに Lookup 関数を使用します。

  1. 既存のアプリケーションを開くか、新しいアプリケーションを開始します。
  2. 新しい表を作成します。
  3. キャンバスの上部から [任意に追加] アイコンをクリックし、[エンティティ] を選択して、アプリにエンティティを追加します。



  4. 新たに作成したエンティティを表の[データ ソース] フィールドに追加して、表にバインドします。
  5. 州の名前で表の情報をフィルター処理します。この例では、顧客を「カリフォルニア州」でフィルター処理するために、表の [データ ソース] プロパティに式 = Filter(Customer, [State, "=", "CA"]) を追加します。

顧客を並べ替える

  1. 既存のアプリケーションを開くか、新しいアプリケーションを開始します。
  2. 新しい表を作成します。
  3. キャンバスの上部から [任意に追加] アイコンをクリックし、[エンティティ] を選択して、アプリにエンティティを追加します。



  4. 新たに作成したエンティティを表の[データ ソース] フィールドに追加して、表にバインドします。



  5. 表の情報を名前の降順で並べ替えます。この例では、表の [データ ソース] プロパティに式 = Sort(Customer, Name, "Desc") を追加します。

表を編集する

この例では、次の 3 つのボタンを持つデータ テーブルを作成します。

  • 新規作成
  • 選択済みを編集
  • 選択済みを削除

[新規作成] ボタンと [選択済みを編集] ボタンは、どちらをクリックしても同じページが開きます。

1. 既存のアプリケーションを開くか、新しいアプリケーションを開始します。

2. 新しい表を作成します。

3. 表の上部に、[選択済みを編集][新規作成] の 2 つのボタンを新規に作成します。表の下部に、3 つ目のボタン [選択済みを削除] を作成します。



4. キャンバスの上部から [任意に追加] アイコンをクリックし、[エンティティ] を選択して、アプリにエンティティを追加します。



5. 新たに作成したエンティティを表の[データ ソース] フィールドに追加して、表にバインドします。



6. [顧客を編集/作成] というページを新たに作成し、以下のコントロールを追加します。

6.1 各エンティティ フィールドに対応するテキスト フィールドを追加し、バインドします。

6.2 テキスト フィールドの下にボタンを追加し、「保存」という名前を付けます。
docs image
6.3 表の値の変更イベントで [値を設定] ルールを使用して、selectedCustomerId という名前の変数を設定します。この変数を Table.SelectedValue.Id にバインドして、別のページで使用します。
docs image
6.4 [If-Then-Else] ルールを [保存] ボタンに追加し、設定します。
  • 以下の式を [If] フィールドに追加します (下図参照)。=selectedCustomerId = =""
    docs image

  • [エンティティ レコードを作成/更新] ルールを [Then] フィールドに追加し、下図に示すように設定します。
    docs image
  • [エンティティ レコードを作成/更新] ルールを [Else] フィールドに追加し、[新しくレコードを作成するエンティティ/更新するエンティティ レコードを選択] フィールドに式 =Lookup(Customer, [Id, "=", selectedCustomerId]) を追加します。ここで、Id はエンティティの ID です。下図に示すようにルールを設定します。
    docs image

7. 手順 3 で作成した [選択済みを削除] ボタンに [エンティティ レコードを削除] ルールを追加し、[削除するエンティティ レコードを選択] フィールドに式 Lookup(Customer, [Id, "=', Table.Id]) を追加します。

8. 手順 3 で作成した [選択済みを編集] ボタンと [新規作成] ボタンの両方を設定して、[顧客を編集/作成] ページが開くようにします。

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