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Apps ユーザー ガイド
パフォーマンスのベスト プラクティス
アプリのパフォーマンスを最適化するために、以下の最大値を推奨します。これらの値を超えた場合、パフォーマンスが低下する可能性がありますが、Apps に制限は適用されません。
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1 ページで使用するコントロールは最大で 200 個にします。
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1 つのページに含める複合コントロール (表やグリッドなど) は最大で 5 個にします。
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ページ コンテナーは、[タブ] コントロールあたり最大 10 個のタブで使用します。
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入れ子にするコンテナーは最大で 5 個にします。
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1 つのイベントに入れ子にするルールは最大で 10 個にします。
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表コントロールを使用して表示する読み取り専用レコードは最大で 200 件にします。
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同じページ コンテナーと変数を使用して個々のページを読み込みます。
たとえば、複数ステップのフォームがあり、ステップは順次実行され、すべてのステップのコンテンツは個別のページに存在するとします。開始ページでは、ステップごとにコンテナーを用意するのではなく、同じページ コンテナーを再利用し、変数または If-Then-Else ルールを使用して異なるページを読み込みます。
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ページで使用するタブ コンテナーとページ コンテナーを減らして、ページの最初の読み込みを向上させます。
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表形式のレコードや大きなデータセットを表示および編集する場合は、[編集グリッド] コントロールを使用します。このコントロールには、並べ替え、ページネーション、およびサーバーサイド機能があり、1,000 を超えるエンティティ レコードを表示できます。
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読み取り専用の [編集グリッド] コントロールの場合は、アプリ デザイナーの編集機能を無効にして、レンダリングを高速化し、編集アイコンを削除してすっきりとしたレイアウトにします。
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高さを最大 1200px に調整して、[編集グリッド] コントロールのレンダリング速度を向上させます。この変更により、表示される行数が同時に最適化されます。
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[リッチ テキスト エディター] コントロールで、複数行にわたり同じ書式設定スタイルを使用している場合は、行ごとにではなく、一度にまとめてスタイルを適用します。これにより、各行のスタイルのレンダリングに費やす時間を節約できます。
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[画像] コントロールでは、画像のサイズを元のサイズの 50% 以上に保つことをお勧めします。最適なパフォーマンスを確保するため、小さなロゴには低解像度を使用し、高解像度の画像の使用は避けてください。
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[IFrame] コントロールでビデオが正常に再生されるようにするには、ホスティング サイトから提供される埋め込みリンクを使用します。
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リーダビリティとアプリのユーザー エクスペリエンスを向上させるため、[ラジオ ボタン] コントロールのオプションは 7 つ以下とし、幅が制限されている場合は垂直に積み重ねることをお勧めします。7 つを超えるオプションを使用するには、[ドロップダウン] コントロールを使用します。
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表コントロールの幅を
auto
に設定しないでください。コンテンツの長さの変化によって列幅が予期せず変わったり、小さい画面で表が狭くなりすぎたりするのを防ぐためです。これにより、表内での仮想スクロールも有効化されます。 -
表コントロールの幅と高さはピクセルで設定します。これにより、表のレンダリング速度が上がるほか、コンテンツが大きすぎるときに表のセルがオーバーフローしたり折り返されたりするのを防ぎます。これにより、表内での仮想スクロールも有効化されます。
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Fetch()
関数またはGetChoiceSet()
関数の出力を再利用するには、[値を設定] ルールを使用して、出力をListSource
型の変数に割り当てます。
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1 つのページに含めるユース ケースは 1 つにします。
たとえば、組織管理のシナリオでは、概要ページを設定してから、IT、人事、財務などの部門ごとに個別のページを設定できます。一般的な追加/編集シナリオでは、編集/追加用のフォームを別途用意する代わりに、編集グリッド コントロールを使用することを検討します。
複雑なページはモジュール形式のページに分割し、ページ コンテナーを使用して表示します。
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場合によっては、コンテキストに応じたコンテンツをページに表示しなければならないことがあります。ページ上の各セクションが相互に排他的で、特定の条件 (アプリ変数の値など) に基づいて表示されるような場合です。このシナリオは次のように実装することをお勧めします。
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条件に応じて表示する必要があるセクションごとに別個のページを作成します。
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これらのセクションを表示するメイン ページに、ページ コンテナーを追加します。
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[ページを開く] ルールを使用し、ページ コンテナーをターゲットとして選択して、関連するセクションをページ コンテナー内に表示します。
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[If-Then-Else] ルールを追加し、表示するページを変数の値に基づいて決定します。これにより適切なページのみが表示されるようになり、ユーザー エクスペリエンスが効率化、簡素化します。
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