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レガシ アプリを VB の式に移行する
レガシ アプリとは、VB 式言語の導入前に作成されたアプリ、またはレガシ式言語を使用するアプリを指します。
この移行プロセスでは、レガシ アプリを入力として受け取り、VB の式で設計されたレガシ アプリのコピーを生成します。
レガシ アプリを VB の式に移行するには、以下の手順を実行します。
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目的のレガシ アプリを開きます。
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上部のツールバーの [VB に移行] をクリックします。移行の結果について知らせるポップアップ メッセージが表示されます。
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[続行] を選択して移行します。移行の進行状況を知らせるトースト メッセージが表示されます。
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通知パネルで、アプリが正常に移行されたかどうかを確認します。
移行後のアプリは、「app_name + 移行のタイムスタンプ」の構文の名前で [構築] タブに表示されます。
移行後に、新しい VB アプリでエラーが表示されることがあります。このエラーは、レガシ式と VB の間の非互換性が原因で発生します。
アプリを機能させるには各エラーを確認し、VB の要件を満たすように式を手動で調整します。
次のリストは、レガシから VB 式言語に移行される Apps の機能をまとめたものです。すべての機能が保持されるわけではなく、手動の修正が必要な場合があります。レガシ式を VB 言語で書き換えられるように、移行アルゴリズムではガイド文字列が提供されます。
レガシ式言語で構築されたアプリのすべてのページ、コントロール、レイアウトは、VB 式の関連インスタンスに移行されます。
以下のコントロールや要素は異なる方法で移行されます。
- ファイル ピッカー
- [ファイル ピッカー] コントロールが [ダウンロードのみ] で使用されている場合は、[ファイル ダウンローダー] として移行されます。
それ以外の場合、[ファイル ピッカー] コントロールは [ファイル アップローダー] として移行されます。
- カスタム リスト
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[カスタム リスト] コントロールは、VB 式ではまだサポートされていません。したがって、レイアウトを保持するために同じ大きさのプレースホルダーが使用されます。
- 値のバインド
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VB の式では値のバインドがサポートされません。
- データ コンテキスト
- データ コンテキストは、VB の式ではサポートされていません。
[データ ソース] プロパティは、表、ドロップダウン、リストなどのいくつかのコントロールで空白として移行されます。[クエリ ビルダー] を使用して式を再構築します。
プロセス、キュー、ストレージ バケットなどのすべての連携が完全に移行されます。
連携要素の名前が VB 要素の命名規則に従っていない場合、エラーが発生する可能性があります。移行アルゴリズムでは、ユーザーに代わって要素の名前が変更されます。
移行中、変数は元のデータ型に関係なく String 型に設定されます。
String 以外のデータ型が割り当てられている変数では、エラーが発生する可能性があります。このような場合は手動の修正が必要です。
変数名は、VB 要素の命名規則に従っていることを確認してください。
直接バインドとは、2 つの単一要素のみをつなぐリンクです。たとえばレガシ アプリでは、[テキストボックス] コントロールの [値のバインド] プロパティや、[ストレージバケットへファイルをアップロード] ルールの [ストレージ バケット] フィールドのことを指します。
VB 式言語ではページ間のバインドが非推奨であるため、これらのバインドは移行されません。ページ間のバインドが設定されている要素にはエラーが表示され、式の書き換えに役立つガイド文が表示されます。
コントロールのプロパティにあるすべての単純式 ([必須]、[読み取り専用]、[非表示] など) は移行されます。
直接バインドを含むすべてのルールが移行されます。複合式は削除されるか、ガイド文字列に変換されます。
次の図は、VB 式に移行する前 (図 1) と移行後 (図 2) の [値を設定] ルールの設定を比較したものです。
- エンティティ レコードを作成/更新
- このルールは [エンティティ レコードを作成] ルールとして移行されます。このルール内の式は保持されないため、ルールを再設定する必要があります。
- 値を設定
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ルールの [設定する項目] フィールドに複数の項目がある場合、それらは個別の [値を設定] ルールとして移行されます。
このルール内の式は、新しい VB 式を構築する際の指針となる文字列に置換されます。
- If/else
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ルールは条件を含めずに移行されます。