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Apps ユーザー ガイド

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation Suite
最終更新日時 2024年12月13日

ファイル アップローダー

全般

  • 最大ファイル サイズ - ユーザーがアップロードできるファイルの最大サイズです。推奨される最大ファイル サイズは 10 MB です。
  • 許可されるファイルの種類 - ユーザーがアップロードできるファイルの種類です。ファイルの拡張子を区切るには「,」を使用します。たとえば、「.jpg, .png, .svg」と記述すると、これらの種類のファイルだけがアップロード可能となります。ファイルの種類のリストを取得する場合、. 記号は必須ではありません。
  • ヘルパー テキスト - 実行時に表示されるヘルプ テキストです。
  • ツールチップ - アプリ ユーザーがコントロール上でホバーしたときに表示されるテキストです。コントロール上で追加情報を提供するには、このツールチップを使用します。
  • ラベル - コントロールの表示テキストです。
  • 必須 - true の場合、アプリ ユーザーはコントロール内のデータを指定する必要があります。実行時にコントロールが必須であることを示すため、ラベル テキストの後にアスタリスク * が追加されます。
  • カスタム エラー メッセージ - [必須] プロパティが true に設定され、コントロールが空のままの場合に表示するテキストです。
  • 非表示 - true の場合、実行時にコントロールが非表示になります。
  • 無効化 - true の場合、実行時にコントロールを無効化します。
注:
  • [ファイル アップローダー] コントロールで一度にアップロードできるファイルは 1 つだけです。

  • モバイル ブラウザーの Web アプリは、ネイティブのカメラベースの写真アップロードをサポートしていません。 代わりに、写真をデバイスに保存してから、[ファイル アップローダー] コントロールを使用して保存したファイルをアップロードします。

イベント

  • ファイルの追加時 - ファイルが追加された際の挙動を設定します。
  • ファイルの削除時 - ファイルが削除された際の挙動を設定します。

スタイル

  • コントロールの配置 - 既定では、親の配置を継承します。親とは異なる配置を設定することもできます。既定の親の配置に戻すには、現在優先されているオプションの選択を解除します。

    注: 配置は、親に対して選択したレイアウト ([縦方向]/[横方向]) によって異なります。
  • ラベル配置 - 既定では、ラベルはコントロールの左上に表示されるよう設定されています。ラベルは、コントロールの左横に配置することもできます。[ラベル幅] プロパティはラベルの幅を設定し、[間隔] プロパティはラベルとコントロールの間の距離を設定します。
  • フォント - ラベルと入力テキストの両方のフォント属性です (フォント ファミリ、サイズ、色、スタイル (太字、斜体、下線) など)。既定では、このコントロールの直接の親コンテナーのフォント ファミリが継承されます。その場合、フォントに「Inherited」と表示されます。

  • マージン - コントロールのマージンです。既定では 4px のマージンが設定されています。[上/下] および [左/右] のプロパティがそれぞれ組み合わされています。これらのプロパティの組み合わせは、[マージン] セクションの右側にある [リンク] ボタンをクリックして解除できます。
  • サイズ - コントロールの幅と高さです。既定では、サイズは [auto] に設定されています。最小値または最大値を設定するには、3 点リーダー メニューのアイコン (...) をクリックします。

[ファイル アップローダー] を使用する

この例では、[ファイル アップローダー] でストレージ バケットとエンティティのファイル フィールドを使用する方法について説明します。

  1. アプリでストレージ バケットと、ファイル フィールドを持つ Data Service エンティティを追加します。
  2. [ファイル アップローダー][ボタン] コントロールを追加します。
  3. AppsFile 型の変数を作成し、「SB_file_var」という名前を付けます。この変数を使用して、ストレージ バケットからダウンロードしたファイルを格納します。
  4. [ストレージ バケットへファイルをアップロード] ルールを、[ボタン] コントロールの [クリック時] イベントに追加します。
    1. [アップロードするファイル] フィールドで、[ファイル アップローダー] コントロールでアップロードされるファイルを次のように参照します。
      MainPage.FileUploader.ValueMainPage.FileUploader.Value
    2. [ストレージ バケット] フィールドで、アプリに追加されている Orchestrator のストレージ バケットを参照します。
    3. 必要に応じて、[完了時] フィールドに [メッセージを表示] ルールを追加して、アップロードが正常に完了したことが通知されるようにできます。
  5. [ストレージ バケットからファイルをダウンロード] ルールを、[ボタン] コントロールの [クリック時] イベントに追加します。
    1. [ストレージ バケット] フィールドで、アプリに追加されている Orchestrator のストレージ バケットを参照します。
    2. [ファイルの名前 (拡張子を含む)] フィールドに、ユーザーがダウンロードするファイルの名前を入力します。
    3. [アプリの変数にファイルを割り当てる] で、作成済みの変数「SB_file_var」を参照します。
    4. 必要に応じて、[完了時] フィールドに [メッセージを表示] ルールを追加して、ダウンロードが正常に完了したことが通知されるようにできます。
  6. [ラベル] コントロールをアプリに追加します。
    1. コントロールの [テキスト] フィールドで、ダウンロードされるファイルの名前を次のように参照します。
      SB_file_var.NameSB_file_var.Name

      - "SB_file_var" は、ダウンロードしたファイルに関するデータの格納に使用する変数です。

  7. アプリを実行し、[ファイル アップローダー] コントロールを使用してファイルをアップロードします。ボタンをクリックします。

アップロード/ダウンロードが正常に完了したことを示すメッセージが画面の上部に表示されます。Orchestrator のストレージ バケットを確認します。[ファイル アップローダー] コントロールを使用してアップロードしたファイルが表示されます。

同時に、[ストレージ バケットからファイルをダウンロード] ルールで指定したファイルをローカル デバイスにダウンロードしてそのファイルのデータを変数に保存したときに使用したボタンをクリックします。[ラベル] コントロールに、ダウンロードしたファイルの名前が表示されます。

VB のプロパティ

VB のプロパティ

データ型

説明

Tooltip

文字列

ユーザーが [ファイル アップローダー] にホバーしたときに表示される情報テキストです。

Label文字列

[ファイル アップローダー] のラベルです。通常は、コントロールの前に表示されるテキストです。

Value

AppsFile

現在アップロードされているファイルの名前です。

Required

Boolean

ファイルのアップロードを必須にするかどうかを指定します。

RequiredErrorMessage

文字列

ファイルのアップロードが必要であるにもかかわらず指定されなかった場合に表示されるメッセージ。

HiddenBoolean[ファイル アップローダー] の表示/非表示を指定します。true に設定すると、実行時にコントロールが非表示になります。
DisabledBoolean[ファイル アップローダー] コントロールを対話可能にするかどうかを指定します。true に設定すると、実行時に [ファイル アップローダー] との対話が無効化されます。

IsValid

Boolean

[ファイル アップローダー] の値の有効性を確認します。true の場合、値が有効であることを示します。

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