サポートされているプロセスの引数の型
プロセスをアプリに追加する際に、サポートされる入力引数と出力引数のリストを以下に示します。
サポートされる引数型
サポートされる型 |
.NET 型 |
説明 |
制限 (ある場合) |
---|---|---|---|
テキスト |
テキスト |
||
Number (Integer、Double、Float、Decimal) |
System.Int16、System.Int32、System.Int64、System.UInt16、System.UInt32、System.UInt64、System.Double、System.Single |
整数/浮動小数点の数値型、および 10 進数の値 |
|
Boolean |
True/False |
||
DateTime |
日付と時刻です。 |
ユーザーは常に UTC を使用するか、DateTimeOffset を含める必要があります。 |
|
Supported Type[](List) |
サポートされる型の配列です。例: テキストや数字の配列 |
||
List<ST> (リスト) |
サポートされる型のリストです。 |
||
IList<ST> (リスト) |
サポートされる型の、反復可能なリストです。 |
- タイムゾーン情報のないデータは、UTC で扱われます。
- タイムゾーン情報を含むデータは、エンドユーザーのブラウザーのタイムゾーンで表示されます。
明示的にサポートされていないデータ型に対しては、以下のロジックが適用されます。
- データ型が「[]」で終わる場合は、配列です。
- データ型が「null」として戻った場合、Apps によって「anything」として解釈されます。
- データ型が「[]」でも「null」でもない場合は、「object」として解釈されます。
型推論がサポートされる型
そのままの形式が Apps でサポートされていない .NET 型の変数に対しては、データ型を推論するためにジョブの履歴を使用できます。この場合、プロセスの現在のバージョンに一致するジョブが少なくとも 1 つ必要です。この方法での自動検出は、常に正確であるとは限りませんのでご注意ください。データ型はプロセスのプロパティ ページで確認し、必要に応じて変更してください。
型推論がサポートされる型 (Supported Inference Type: SIT) |
.NET 型 |
説明 |
---|---|---|
データ テーブル |
表形式データのフィールドの検出は推論ベースであるため、たとえサポート対象の型でも識別が正しく行われない場合があります。 |
|
SIT[](List) |
推論がサポートされる型のリストです。 |
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UiPath Generic |
Studio でよく使われる既定の型です。 |
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オブジェクト |
一般的なオブジェクトです。 |
DataTable > DataColumn などのオブジェクト フィールドは、型がサポートされていても推論ベースの検出が使用されます。このため予測できない結果につながる可能性があるので、App Studio 内で DataTable やその他のオブジェクトのフィールドを手動で指定できます。
DataTable: アプリ内で使用できるのは DataTable のデータのみです。フィールドの制約、式列、および主キーはサポートされません。
今後サポートされる予定の引数
サポートされる型 (Supported Type: ST) |
.Net の型 |
説明 |
---|---|---|
TimeSpan |
時間間隔です。 |
|
IEnumerable |
チョイスの反復可能なリストです。Enum/ChoiceSet と同じように処理されます。 |
|
ChoiceSet |
チョイスのリストです。 |
- Robot サービスと Robot Executor の間でのプロセスのペイロード サイズの制限は 10 MB です。
- 単一のプロセスのプロセス引数全体が 10 MB を超えてはなりません。