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Orchestrator の権限
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Apps ユーザー ガイド
Last updated 2024年11月15日
Orchestrator の権限
アプリを作成したり、アプリの実行時にロボットをトリガーしたりするためには、Orchestrator のプロセスにアクセスするための最小限の権限一式をユーザーに付与する必要があります。このページでは、一般的なペルソナおよびシナリオに必要な、最小限の権限について説明します。特定の設定手順については、Orchestrator のドキュメント「ロールを管理する」をご覧ください。
UiPath® Apps に対する Orchestrator の権限を管理するための一般的な方法は、次のとおりです:
- 「管理者」権限を付与する - Automation CloudTM アカウント内の全員に管理者権限を割り当てると、すべてのユーザーが Automation CloudTM の全機能を素早く簡単に利用できます。ただし、これを運用環境のデプロイに対して行うことは推奨されません。
- Orchestrator の既定のロールを変更する - アプリの作成者とユーザーに適切な権限を与えるには、既定で用意されているロールに追加の権限を割り当てるのが最も簡単です。
- 新しいロールを作成する - アプリの作成者とユーザーに対して、テナントおよびフォルダー レベルのロールを作成します。こうすることでほとんどの制御が可能になりますが、オーケストレーションのオーバーヘッドが増加します。
このセクションでは、アプリを作成するために必要な最小限の権限について説明します。
注: 以下に記載するのは、RPA を活用するアプリを作成するために必要な、最小限の権限です。App Studio で作成したアプリをプレビューまたは実行するには、別の権限が必要な場合があります。Orchestrator にプロセスを追加するユーザーに対しては、追加の権限が必要です。
リソースに対するユーザーのアクセス権をテナント レベルで定義します。
Machines:View
- (推奨) ロボットを設定する際に使用するマシン キーを取得するために使用します。新しいマシンを作成する必要がある場合は、Machines: Create
の権限も必要です。Robots:Create
- (推奨) ロボットの作成に使用します (クラシック フォルダーの場合)。モダン フォルダーの場合は、この権限は不要です。Folders:Edit
- (推奨) アプリ ユーザーがプロセスを実行できるよう、各フォルダーにユーザーを追加するために使用します。Users:View
- (推奨) Orchestrator でアプリを共有している各ユーザーに関連する権限が、利用可能な状態かどうかを確認するために使用します。Webhooks: View, Create
: プレビュー中に無人プロセスを実行する場合に、アプリがプロセスを開始し、結果を取得するために使用します。
App Studio に Orchestrator からプロセスをインポートするには、ユーザーは Apps で使用されるプロセスを含むすべてのフォルダーに対して、以下のフォルダー レベルの権限を持つ必要があります。
Jobs:View
- 前回正常に実行されたジョブを確認して、複雑なオブジェクト (.Net オブジェクト/データ テーブル) のプロパティを取得するために使用します。Jobs:Create
- プレビュー時のプロセスの実行に使用します。Processes:View
- フォルダー内のプロセスにアクセスするために使用します。
Processes:View
- アプリ実行時のユーザーは、アプリで使用される、対応するフォルダー内のプロセスへのアクセス権を持つ必要があります。Jobs:Create
- プレビュー時のプロセスの実行に使用します。- また、ユーザーは、デスクトップ上にライセンス済みのロボット (JavaScript Robot アドオンが有効なもの) を持つ必要があります。
ユーザーがアプリの実行時に無人オートメーションをトリガーするには、少なくとも以下の権限が必要です。
ユーザーのアクセス権や能力を、ユーザーが割り当てられているフォルダーごとに定義します。
-
Jobs: Create
- Apps から無人ジョブを開始するために使用します。
重要: ユーザーにテナント レベルで
Webhook:Create
の権限が付与されていない場合、アプリの実行時に無人ジョブが開始しません。