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Apps ユーザー ガイド
編集グリッド
[編集グリッド] コントロールでは、表形式レコードのリスト表示、編集、ページネーション、検索が可能です。
はじめに
このアプリでは、[編集グリッド] コントロールを使用してエンティティを操作する方法を示します。
デモアプリ (ご自身でお試しください)
デモ アプリ (使用方法)
-
データ ソース - グリッド内で編集するデータのソースです。Data Service エンティティや Orchestrator プロセスなどの AppsDataSource 型のオブジェクトを参照する必要があります。
データ ソースを取得すると、グリッドはデータ列を自動的に検出します。各列の [その他] アイコンをクリックすると、次のプロパティに移動します。
-
名前 - 列ヘッダーの表示名です。
-
ソース - 参照されるエンティティのフィールドです。
-
編集モード ビュー - 列の操作方法を決定します。
[編集モード ビュー] オプション
説明
テキストボックス
列内のセルは [テキストボックス] コントロールとして機能します。
日付の選択
列内のセルは [日付の選択] コントロールとして機能します。
チェックボックス
列内のセルは [チェックボックス] コントロールとして機能します。
ドロップダウン
列内のセルは [ドロップダウン] コントロールとして機能します。
複数選択
列内のセルは [複数選択ドロップダウン] コントロールとして機能します。
-
非表示 - true の場合、実行時に列が非表示になります。
-
編集可能 - false の場合、列の内容を読み取り専用としてマークします。
-
-
新しい列を追加 - プラス記号「+」アイコンをクリックして、データに新しい列を追加します。
-
非表示 - true の場合、実行時にコントロールが非表示になります。
-
編集可能 - false の場合、コントロールを読み取り専用としてマークします。
-
行を追加 - true の場合、アプリ ユーザーが実行時に新しい行を追加できます。false の場合、ユーザーは新しい行を追加できません。
-
行を削除 - true の場合、アプリ ユーザーに行の削除を許可します。false の場合、ユーザーは行を削除できません。
-
検索 - オンの場合、組み込みの検索機能が表示されます。
-
選択した行 - 行を選択したときの動作を設定します。
-
行を追加 - 行が追加された際の挙動を設定します。
-
行を修正 - 行が修正された際の挙動を設定します。
-
行を削除 時 - 行が削除された際の挙動を設定します。
更新、追加、または編集操作のエラーを表示するには、次の構文を使用します。
<PageName>.<ControlName>.<RuleName>.Error.Message
<PageName>.<ControlName>.<RuleName>.Error.Message
MainPage.EmployeeDetailsGrid.UpdateEntityRecord.Error.Message
です。
入力/出力引数を使用して 編集グリッドを操作するには、次の構文を使用します。
Processes.ALLDATATYPES.out_datatable
Processes.ALLDATATYPES.out_datatable
例:
-
行を追加するには、 を使用します
Processes.ALLDATATYPES.out_datatable.AddRow(MainPage.EditGrid.NewItem)
。 -
行を削除するには、 を使用します
Processes.ALLDATATYPES.out_datatable.DeleteRowAt(MainPage.EditGrid.RowIndex)
。 -
行を更新するには、 を使用します
Processes.ALLDATATYPES.out_datatable.UpdateRowAt(MainPage.EditGrid.RowIndex, MainPage.EditGrid.SelectedItem)
。
-
コントロールの配置 - 既定では、親の配置を継承します。親とは異なる配置を設定することもできます。既定の親の配置に戻すには、現在優先されているオプションの選択を解除します。
注: 配置は、親に対して選択したレイアウト ([縦方向]/[横方向]) によって異なります。 -
背景色 - [グリッド ヘッダー] と [グリッド本体] の背景色です。
-
枠線 - コントロールの枠線です。枠線の太さ、色、半径を設定できます。
-
フォント - 列のヘッダーと列の本文のテキスト両方のフォント属性 (フォント ファミリ、サイズ、色、スタイル (太字、斜体、下線) など) です。既定では、このコントロールの直接の親コンテナーのフォント ファミリが継承されます。その場合、フォントに「Inherited」と表示されます。
-
マージン - コントロールのマージンです。既定では 4px のマージンが設定されています。[上/下] および [左/右] のプロパティがそれぞれ組み合わされています。これらのプロパティの組み合わせは、[マージン] セクションの右側にある [リンク] ボタンをクリックして解除できます。
-
サイズ - コントロールの幅と高さです。既定では、サイズは [auto] に設定されています。最小値または最大値を設定するには、3 点リーダー メニューのアイコン (...) をクリックします。コントロールのサイズがオプションよりも小さい場合は、スクロール バーが表示されます。
VB のプロパティ |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
|
|
コントロールで現在選択されている項目を参照します。 |
|
|
[表] コントロール内の値のデータ ソースを参照します。 |
|
|
[行を追加] オプションによって作成される項目を参照します。[行の追加時] イベントは、このプロパティを参照します。 |
|
Boolean | [編集グリッド] を対話可能にするかどうかを指定します。 |
|
Boolean |
[編集グリッド] に行を追加できるかどうかを指定します。 |
|
Boolean |
[編集グリッド] から行を削除できるかどうかを指定します。 |
|
Integer |
更新操作や削除操作の対象となる行のインデックスを参照します。データセット全体がメモリ内にあるプロセスの連携に使用する必要があります。 |
|
Boolean |
検索機能を有効化/無効化します。true の場合、検索が有効化されます。 |
|
| コントロールで現在選択されている値です。
|
|
Boolean | true の場合、実行時にコントロールが非表示になります。 |
|
Boolean | true の場合、実行時にコントロールを無効化します。 |
.ToListSource
メソッドを使用してデータをデータ テーブルから AppsDataSource に変換します。
一般的に、複雑なオブジェクトは以下の構文を使用して AppsDataSource に変換できます。
Processes.ALLDATATYPES.out_datatable.ToListSource()
Processes.ALLDATATYPES.out_datatable.ToListSource()
アプリにすでに DataTable オブジェクトがあることを確認します。
DataTables オブジェクトは、プロセスの入力引数、出力引数、または入力/出力引数として定義できます。これらの DataTable オブジェクトを使用するには、DataTable オブジェクトが引数として使用されるプロセスを参照する必要があります。
DataTable では列内のプリミティブのみがサポートされています。列内の複合型引数は、DataTable では機能しません。
たとえば、DataTable オブジェクトを引数として持つ「Process_A」という名前のプロセスがあるとします。
入力引数 |
in_dt1 |
出力引数 |
out_dt1 |
入力/出力引数 |
inout_dt |
-
[編集グリッド] コントロールの [全般] タブに移動します。
-
コントロールの [データ ソース] フィールドで式エディターを開き、次の式を書き込みます。
Processes.<process_name>.<datatable_output_argument>.ToListSource
Processes.<process_name>.<datatable_output_argument>.ToListSource例:
Processes.Process_A.out_dt1.ToListSource
Processes.Process_A.out_dt1.ToListSource -
追加、編集、削除などの操作をデータ テーブルの行に対して実行するには、以下の手順を実行します。
-
[編集可能]、[行を追加]、および [行を削除] の各プロパティが true に設定されていることを確認します。
-
[編集グリッド] コントロールの [イベント] タブに切り替えて、対応するルールを設定します。
-
行を追加するには、[行を追加] の [ルールを作成] をクリックし、[値を設定] ルールを使用します。
設定する項目
Processes.<process_name>.<datatable_output_parameter>
Processes.<process_name>.<datatable_output_parameter>例:
Processes.Process_A.out_dt1
Processes.Process_A.out_dt1値 (Value)
Processes.<process_name>.<datatable_output_parameter>.AddRow(MainPage.EditGrid.NewItem)
Processes.<process_name>.<datatable_output_parameter>.AddRow(MainPage.EditGrid.NewItem)例:
Processes.Process_A.out_dt1.AddRow(MainPage.EditGrid.NewItem)
Processes.Process_A.out_dt1.AddRow(MainPage.EditGrid.NewItem) -
行を削除するには、[行を削除] の [ルールを作成] をクリックし、[値を設定] ルールを使用します。
設定する項目
Processes.<process_name>.<datatable_output_parameter>
Processes.<process_name>.<datatable_output_parameter>例:
Processes.Process_A.out_dt1
Processes.Process_A.out_dt1値 (Value)
Processes.<process_name>.<datatable_output_parameter>.DeleteRowAt(MainPage.EditGrid.RowIndex)
Processes.<process_name>.<datatable_output_parameter>.DeleteRowAt(MainPage.EditGrid.RowIndex)例:
Processes.Process_A.out_dt1.DeleteRowAt(MainPage.EditGrid.RowIndex)
Processes.Process_A.out_dt1.DeleteRowAt(MainPage.EditGrid.RowIndex) -
行を変更するには、[行を変更] の [ルールを作成] をクリックし、[値を設定] ルールを使用します。
設定する項目
Processes.<process_name>.<datatable_output_parameter>
Processes.<process_name>.<datatable_output_parameter>例:
Processes.Process_A.out_dt1
Processes.Process_A.out_dt1値 (Value)
Processes.<process_name>.<datatable_output_parameter>.UpdateRowAt(MainPage.EditGrid.RowIndex, MainPage.EditGrid.SelectedItem)
Processes.<process_name>.<datatable_output_parameter>.UpdateRowAt(MainPage.EditGrid.RowIndex, MainPage.EditGrid.SelectedItem)例:
Processes.Process_A.out_dt1.UpdateRowAt(MainPage.EditGrid.RowIndex, MainPage.EditGrid.SelectedItem)
Processes.Process_A.out_dt1.UpdateRowAt(MainPage.EditGrid.RowIndex, MainPage.EditGrid.SelectedItem)
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以下の例は、エンティティを [編集グリッド] コントロールにバインドし、コントロールとエンティティ固有のルールを使用して CRUD 操作を実行する方法を示しています。
使用されるエンティティは "Employee" と呼ばれ、以下のフィールドがあります。
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名前
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年齢
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dateOfBirth
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Gender
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チーム (Team)
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Date of Joining
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IsFullTime
-
スキル