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Apps ユーザー ガイド

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation Suite
最終更新日時 2024年6月17日

便利な VB 関数

このページには、アプリの構築時に役立つ可能性がある VB の式が記載されています。

これらの関数のいくつかはパブリック アプリ内にグループ化されているので、試してみたり、動作を確認したりできます。

VB 関数: Where

Where() 関数は、指定したフィルター条件に基づいて、文字列配列のサブセットを含むゼロベースの配列を返します。
words という変数があり、List(Of String) = {"apple", "banana", "cherry", "date"} と定義されているとします。
「a」という文字を含む単語のリストを取得するには、Where() 関数を次のように適用します。
words.Where(Function(w) w.Contains("a")).ToList()words.Where(Function(w) w.Contains("a")).ToList()
出力は {"apple", "banana", "date"} です。

VB 関数: Select

Select() 関数は、ソース配列の各要素にラムダ式を適用した結果を含む新しい配列を作成します。
numbers という変数があり、Integer() = {1, 2, 3, 4, 5} と定義されているとします。
数値の自乗のリストを取得するには、Select() 関数を次のように適用します。
numbers.Select(Function(n) n * n).ToArray()numbers.Select(Function(n) n * n).ToArray()
出力は {1, 4, 9, 16, 25} です。

VB 関数: Aggregate

Aggregate() 関数は、配列内のすべての要素に対して計算を実行し、1 つの値を返します。
numbers という変数があり、Integer() = {1, 2, 3, 4, 5} と定義されているとします。
配列内のすべての数値の合計を取得するには、Aggregate() 関数を次のように適用します。
Dim sum = numbers.Aggregate(Function(acc, n) acc + n)Dim sum = numbers.Aggregate(Function(acc, n) acc + n)
出力は 15 です。

VB 関数: Group By

GroupBy() 関数は、シーケンス内の要素をキー セレクター関数でグループ化します。
words という変数があり、String() = {"apple", "banana", "cherry", "date"} と定義されているとします。
複数の単語を 1 文字目 (これがキー セレクター関数です) でグループ化するには、GroupBy() 関数を次のように適用します。
words.GroupBy(Function(w) w(0))words.GroupBy(Function(w) w(0))
出力は { {"a", "apple", "date"}, {"b", "banana"}, {"c", "cherry"} } です。

VB 関数: Order By

OrderBy() 関数および OrderByDescending() 関数は、シーケンス内の要素をキー セレクター関数に基づいて並べ替えます。
words という変数があり、String() = {"apple", "banana", "cherry", "date"} と定義されているとします。
単語を長さで並べ替える (これがキー セレクター関数です) には、OrderBy() 関数を次のように適用します。
words.OrderBy(Function(w) w.Length).ToArray()words.OrderBy(Function(w) w.Length).ToArray()
出力は {"date", "apple", "cherry", "banana"} です。

VB 関数: Join

Join() 関数は、2 つのシーケンス内の要素をキー セレクター関数に基づき組み合わせます。

次の 2 つの変数があるとします。

  • namesString() = {"John", "Jane", "Joe"} と定義されています。
  • agesInteger() = {25, 30, 35} と定義されています。
1 つ目のシーケンスの要素と 2 つ目のシーケンスの要素を結合するには、Join() 関数を次のように適用します。
names.Join(ages, Function(name) name(0), Function(age) age Mod 10, Function(name, age) $"{name}: {age}")names.Join(ages, Function(name) name(0), Function(age) age Mod 10, Function(name, age) $"{name}: {age}")
出力は {"John: 25", "Jane: 30", "Joe: 35"} です。

VB 関数: First

First() 関数は、指定した条件を満たす、シーケンスの最初の要素を返します。
numbers という変数があり、Integer() = {1, 2, 3, 4, 5} と定義されているとします。
シーケンスの最初の偶数を取得するには、First() 関数を次のように適用します。
numbers.First(Function(n) n Mod 2 = 0)numbers.First(Function(n) n Mod 2 = 0)
出力は 2 です。

VB 関数: First Or Default

FirstOrDefault() 関数は、最初の要素を返します。条件を満たす要素がない場合は既定値を返します。
numbers という変数があり、Integer() = {1, 2, 3, 4, 5} と定義されているとします。
シーケンスの最初の奇数を取得するには、FirstOrDefault() 関数を次のように適用します。
numbers.FirstOrDefault(Function(n) n Mod 2 = 1)numbers.FirstOrDefault(Function(n) n Mod 2 = 1)
出力は 1 です。

VB 関数: Last

Last() 関数は、指定した条件を満たす、シーケンスの最後の要素を返します。
numbers という変数があり、Integer() = {1, 2, 3, 4, 5} と定義されているとします。
シーケンスの最初の偶数を取得するには、last() 関数を次のように適用します。
numbers.Last(Function(n) n Mod 2 = 0)numbers.Last(Function(n) n Mod 2 = 0)
出力は 4 です。

VB 関数: Last or Default

LastOrDefault() 関数は、最後の要素を返します。条件を満たす要素がない場合は既定値を返します。
numbers という変数があり、Integer() = {1, 2, 3, 4, 5} と定義されているとします。
シーケンスの最初の奇数を取得するには、FirstOrDefault() 関数を次のように適用します。
numbers.LastOrDefault(Function(n) n Mod 2 = 1)numbers.LastOrDefault(Function(n) n Mod 2 = 1)
出力は 5 です。

VB 関数: Skip

Skip() 関数は、シーケンス内の要素を指定した数だけスキップします。
numbers という変数があり、Integer() = {1, 2, 3, 4, 5} と定義されているとします。
シーケンスの最初の 2 つの要素を取得するには、Skip() 関数を次のように適用します。
numbers.Skip(2).ToArray()numbers.Skip(2).ToArray()
出力は {3, 4, 5} です。

VB 関数: Skip While

SkipWhile() 関数は、条件を満たさなくなるまで要素をスキップします。
numbers という変数があり、Integer() = {1, 2, 3, 4, 5} と定義されているとします。
3 より小さい数値をスキップするには、SkipWhile() 関数を次のように適用します。
numbers.SkipWhile(Function(n) n < 3).ToArray()numbers.SkipWhile(Function(n) n < 3).ToArray()
出力は {3, 4, 5} です。

VB 関数: Take

Take() 関数は、シーケンスの先頭から指定した数の要素を返します。
numbers という変数があり、Integer() = {1, 2, 3, 4, 5} と定義されているとします。
シーケンスの最初の 3 つの要素を取得するには、Take() 関数を次のように適用します。
numbers.Take(3).ToArray()numbers.Take(3).ToArray()
出力は {1, 2, 3} です。

VB 関数: Take While

TakeWhile() 関数は、条件を満たさなくなるまで要素を返します。
numbers という変数があり、Integer() = {1, 2, 3, 4, 5} と定義されているとします。
3 より小さい数値を取得するには、TakeWhile() 関数を次のように適用します。
numbers.TakeWhile(Function(n) n < 4).ToArray()numbers.TakeWhile(Function(n) n < 4).ToArray()
出力は {1, 2, 3} です。

VB 関数: Any

Any() 関数は、シーケンス内のいずれかの要素が指定した条件を満たす場合は true を返します。
numbers という変数があり、Integer() = {1, 2, 3, 4, 5} と定義されているとします。
シーケンス内の少なくとも 1 つの数字が偶数であるかどうかを確認するには、Any() 関数を次のように適用します。
numbers.Any(Function(n) n Mod 2 = 0)numbers.Any(Function(n) n Mod 2 = 0)
出力は true です。

VB 関数: All

All() は、シーケンス内のすべての要素が指定した条件を満たす場合に true を返します。
numbers という変数があり、Integer() = {1, 2, 3, 4, 5} と定義されているとします。
シーケンス内のすべての数値が正かどうかを確認するには、All() 関数を次のように適用します。
numbers.All(Function(n) n > 0)numbers.All(Function(n) n > 0)
出力は true です。

VB 関数: Add item to list

List 関数 AddItemToList() は、既存のリストに新しい項目を追加します。
[値を設定] ルールを使用して、プロセスとの連携からのデータで編集グリッド コントロール内のレコードを操作するとします。設定する項目は Processes.ALLDATATYPES.out_genericList です。
汎用のリストに項目を追加するには、次の値を代入します。
AddItemToList(Processes.ALLDATATYPES.out_genericList, MainPage.EditGrid.NewItem)AddItemToList(Processes.ALLDATATYPES.out_genericList, MainPage.EditGrid.NewItem)

VB 関数: Delete item from list

List 関数 DeleteItemFromList() は、既存のリストに目を追加します。
[値を設定] ルールを使用して、プロセスとの連携からのデータで編集グリッド コントロール内のレコードを操作するとします。設定する項目は Processes.ALLDATATYPES.out_genericList です。
汎用のリストから項目を削除するには、次の値を代入します。
DeleteItemFromList(Processes.ALLDATATYPES.out_genericList, MainPage.EditGrid.RowIndex)DeleteItemFromList(Processes.ALLDATATYPES.out_genericList, MainPage.EditGrid.RowIndex)

VB 関数: Update list item at index

List 関数 UpdateListItemAtIndex() は、既存のリストの項目を更新します。
[値を設定] ルールを使用して、プロセスとの連携からのデータで編集グリッド コントロール内のレコードを操作するとします。設定する項目は Processes.ALLDATATYPES.out_genericList です。
汎用のリストの項目を更新するには、次の値を代入します。
UpdateListItemAtIndex(Processes.ALLDATATYPES.out_genericList, MainPage.EditGrid.RowIndex, MainPage.EditGrid.SelectedItem)UpdateListItemAtIndex(Processes.ALLDATATYPES.out_genericList, MainPage.EditGrid.RowIndex, MainPage.EditGrid.SelectedItem)

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