Maestro ユーザーガイド

最終更新日時 2025年9月3日

ガイド付きクイックスタート: プロセスをモデリングして実行する

UiPath Automation Cloud にアクセスできることを確認します。
Maestro にアクセスできる Studio Web ライセンスがあることを確認します。
Studio Web のプロジェクトとソリューションの概念を理解します。

Studio Web で開始ポイントを選択します。

業務をどのように構成するかに応じて、新たに開始することも、Maestro を既存のソリューションに組み込むこともできます。
- 新しいプロジェクトを作成する
  1. Studio Web を開きます。
  2. [新しいプロジェクト] を選択します。
  3. [ソリューション] を選択し、わかりやすい名前を付け (例: InvoiceApprovalSolution)、[作成] を選択します。
    これによりソリューションコンテナーが作成され、後でここに Maestro を含む複数のプロジェクトを追加できます。
- ソリューションに Maestro を追加する (Unified Build)
  1. ソリューション内の [プロジェクトを追加] をクリックします。
  2. [プロジェクトの種類] として [Maestro] を選択します。
  3. Maestro プロジェクトに名前を付け (例: InvoiceApprovalProcess)、[作成] を選択します。
    これにより、スタンドアロンの Maestro プロセスがソリューションに追加され、モデリングする準備が整います。
  ヒント: ワークフローが異なる UiPath コンポーネントにまたがる場合は、Studio、Apps、またはルールプロジェクトを同じソリューションに追加することもできます。
プロセスをモデリングする

Maestro プロジェクトを作成したら、BPMN を使用してプロセスロジックを定義します。
1. Maestro プロジェクトで、モデリングキャンバスを開きます。
2. パレットから [開始イベント] をキャンバスにドラッグします。
3. 目的に応じて、ユーザータスク、ロボットタスク、またはサービス呼び出しを追加します。
4. ゲートウェイを使用して、条件ロジックまたは並列フローを定義します。
5. 図形をシーケンスフローに接続して、実行順序を定義します。
6. [終了イベント] でプロセスを終了します。
  
  ヒント: 明確化と共同作業のために、各ステップに説明とわかりやすい名前を追加します。
プロセスの準備ができたら、[保存] をクリックします。これで、エージェンティックプロセスが完全にモデリングされました。
プロセスをテストする
運用環境にパブリッシュする前に、組み込みのテストモードを使用してプロセスをテストします。
1. Maestro プロセスで [テスト] ボタンを選択します。
2. [テストの設定] パネルで、次の手順を実行します。
  - 必要な入力変数を追加します。
  - タスクの動作を設定します (例: 手動タスクにユーザーを割り当てる)。
3. [テストを実行] を選択します。
4. テスト実行ビューから進行状況を監視します。
  - タスク割り当てを表示します。
  - タスクを一時停止またはスキップします。
  - リアルタイムで変数を検査します。
  ヒント: キャンバスでプロセスロジックを調整して再テストすることで、複数のテストを実行し、迅速に反復処理できます。