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Studio をインストールする
Studio は、以下の利用可能な 3 つのインストーラーのいずれかを使用してインストールできます。
- UiPathStudio.msi - Studio の Enterprise Edition をインストールします。組織で UiPath Platform を購入した場合、または UiPath Platform の無料トライアルの一部として Studio をインストールする場合は、MSI インストーラーを使用します。
- UiPathPlatformInstaller.exe - Studio、Robot、および Orchestrator をインストールします。
- UiPathStudioSetup.exe - Studio とユーザー モードの Robot を含む Studio の Community Edition をインストールします。
それぞれのインストーラーの違いについて詳しくは、以下の表をご覧ください。
インストーラー |
インストールされるもの |
使用可能なユーザー |
コマンドラインのサポート |
カスタマイズ可能なインストール |
管理者権限が必要 |
---|---|---|---|---|---|
UiPathStudio.msi
1 |
次のいずれかの製品の Enterprise Edition:
企業ユーザー向けに推奨され、Enterprise ライセンス、または Enterprise トライアル ライセンスでのみアクティベーションできます。 |
マシン上のすべてのユーザー。 |
|
|
|
UiPathPlatformInstaller.exe |
UiPath.Studio.msi と似ていますが、UiPath Orchestrator をインストールすることもできます。既定では、サービス モードの Robot が付属しています。 オンプレミスの UiPath Platform を試す必要がある企業ユーザーにお勧めです。 |
マシン上のすべてのユーザー。 |
|
|
|
UiPathStudioSetup.exe |
Studio の Community Edition およびユーザー モードの Robot。これらの製品は自動的に最新の Community リリースに更新され、開発中の機能をはじめとする新しい機能に早期にアクセスできます。 無料の Community ライセンスを持つユーザーに推奨されますが、Enterprise ライセンスまたは Enterprise トライアルライセンスでもアクティベーションできます。 |
インストールを実行したユーザー。 |
|
|
|
1
ファイル名は、デプロイやライセンスの種類によって異なります。詳しくは、こちらをご覧ください。インストーラーは UiPath Automation Cloud のリソース センターからダウンロード可能で、Studio の購入時に提供されるか、担当のカスタマー サクセス マネージャーまたはサポート チームから提供されます。無料トライアルをリクエストするには、https://cloud.uipath.com/portal_/register にアクセスしてください。
MSI インストーラーを使用して、Studio の Enterprise バージョン、UiPath Assistant、または従来の Robot をマシンにインストールできます。これには管理者権限が必要ですが、インストールされる製品はマシン上のすべてのユーザーが使用できます。コマンド ラインを使用した Studio のインストール方法については、「コマンド ライン パラメーター」をご覧ください。
インストーラー自体は 1 つしかありませんが、ファイル名はデプロイやライセンスの種類によって異なり、ファイルごとにアクティベーションの方法が異なります。
UiPathStudio.msi
- オンプレミスの UiPath Platform の購入後に取得した場合。UiPathStudioCloud.msi
- UiPath Automation Cloud の購入後に取得した場合。UiPathStudioOnPremTrial.msi
- オンプレミスの UiPath Platform の無料トライアルの一部として取得した場合。UiPathStudioCloudTrial.msi
- UiPath Automation Cloud の無料トライアルの一部として取得した場合。
C:\Program Files (x86)\UiPath\Studio
コマンド ライン引数を使用して、インストールの場所を変更できます。
- インストーラーをダブルクリックします。
-
以下のインストールするオプションを選択します。
- Studio - 自動化プロセスを作成・テストするために UiPath Studio、Assistant、およびユーザー モードの Robot をインストールします。
- Assistant - 有人オートメーションを実行するために UiPath Assistant とユーザー モードの Robot をインストールします。
-
Unattended Robot - スケジュールされた無人の自動化プロセスを (Orchestrator 経由で) 実行するためにサービス モードの Robot をインストールし、トラブルシューティングのために UiPath Assistant をインストールします。
注: 対話型サインインを有効化するには、Robot をユーザー モードでインストールしてください。Robot をサービス モードでインストールすると、マシン キーを使用して Orchestrator に接続できます。
-
利用規約を読み、同意します。前述の利用規約に同意することにより、UiPath アクティビティ パッケージとその依存関係の使用条件に暗黙的に同意することになりますので、ご注意ください。
- 前のステップでの選択項目に対して事前に選択された既定の設定を使用してインストールする場合は、[インストール] をクリックして手順 5 に進みます。
-
インストールをカスタマイズするには、[詳細設定] をクリックして手順 4 に進みます。
-
(任意) 以下の [詳細設定] オプションを使用してインストールをカスタマイズし、[次へ] をクリックします。
-
UiPath Studio - Studio をインストールします。手順 2 で [Studio] オプションを選択した場合は、このオプションは有効化されています。
- StudioX Excel アドイン - StudioX の Excel アドインをインストールします。このオプションは既定では無効化されています。
-
UiPath Robot - 以下の選択したオプションに基づいて、ローカルのハードウェア ドライブに Robot をインストールします。
-
[Windows サービスとして登録] - Robot のインストール方法を指定します。
手順 2 で [Unattended Robot] を選択した場合は、このオプションが既定で有効化され、Robot はサービス モードでインストールされます。
手順 2 で [Studio] または [Assistant] を選択した場合、このオプションは既定で無効化され、Robot はユーザー モードでインストールされます。Attended および Development ロボットを使用する場合に推奨されるオプションです。
- ローカル アクティビティ フィードをインストール - ローカル アクティビティ フィードは、既定で
C:\Program Files (x86)\UiPath\Studio\Packages
フォルダーに作成されます。既定では、このオプションは有効化されています。ロボットを Orchestrator に接続しない場合や、オートメーション プロジェクトで使用するアクティビティをよりきめ細かく制御したい場合は、ローカルにアクティビティ パッケージを置くと便利です。既定のアクティビティ パッケージのリストは、こちらをご覧ください。 - クライアントを自動でスタート ‐ ロボット トレイを Windows のスタートアップに合わせて実行します。既定では、このオプションは無効化されています。
- 従来のロボット トレイを使用 - 選択すると、UiPath Assistant の代わりに従来のロボット トレイを使用します。既定では、このオプションは無効化されています。
- UiPath Java 拡張機能 - Java アプリケーションの連携と自動化を容易にする UiPath Java 拡張機能をインストールします。このオプションは既定では無効化されています。Java Bridge をインストールする場合、インストールに通常より長い時間がかかる場合があります。このオプションは、Java Bridge をシステム ドライブの Java フォルダーにのみインストールします。システム ドライブにないカスタム JRE を使用している場合は、ScreenScrapeJavaSupport ツールを使用して手動でインストールする必要があります。
- UiPath Chrome 拡張機能 - Chrome でのプロセスの自動化に必要な UiPath Chrome 拡張機能をインストールします。既定では、このオプションは無効化されています。
- UiPath Microsoft Edge (Chromium ベース) 拡張機能 - Microsoft Edge (Chromium ベース) のバージョン v79 以降に対応する UiPath 拡張機能をインストールします。このオプションは既定では無効化されています。この機能について詳しくはこちらをご覧ください。
- Robot 用 JavaScript アドオン - Robot のための JavaScript アドオンをインストールします。既定では、このオプションは有効化されています。この機能について詳しくはこちらをご覧ください。
-
UiPath Citrix 拡張機能 - ネイティブで Citrix アプリを自動化するプロジェクトを作成するための UiPath Citrix 拡張機能をインストールします。このオプションは既定では無効化されています。
インストーラーの既定の設定を変更するには、各機能の横のボタン をクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。
-
- ローカル ハード ドライブにインストール ‐ 対応する機能をローカルのハード ドライブにインストールできるようにします。
- ローカル ハード ドライブにすべてインストール ‐ 対応する機能を、サブ機能も含めてローカルのハード ドライブにインストールします。
-
インストールしない ‐ 対応する機能のインストールを行いません。
-
- [インストール] をクリックし、インストールが完了するまで待ってから、[完了] をクリックします。Studio のアクティベーション方法の詳細については、「Studio をアクティベーションする」をご覧ください。
UiPathPlatfromInstaller.exe
インストーラーを起動すると、インストールでエラーになります。
利用規約を読み、同意します。前述の利用規約に同意することにより、UiPath アクティビティ パッケージとその依存関係の使用条件に暗黙的に同意することになりますので、ご注意ください。
UiPath Studio のインストールに進みます。
-
UiPath Platform インストーラーの [製品] タブから[UiPath Studio & Robot] の [インストール] ボタンをクリックします。[UiPath Studio & Robot インストーラー] 画面が表示されます。
-
[標準] タブから、次の設定とオプションを完了します。
- インストール パス - カスタム インストール ディレクトリを選択できます。既定のディレクトリ (
C:\Program Files (x86)\UiPath\Studio
) が事前に入力されています。 - 製品 - このラジオ ボタンを使用して、UiPath Robot のみをインストールするかどうかを選択します。既定では [UiPath Studio と Robot をインストール] オプションが選択されています。
- ライセンス コード - 任意の項目です。スタンド アロンの無料トライアル、または Enterprise Edition のライセンス キーがある場合は入力します。空白のままにすると、Studio の初回起動時に Studio をアクティベーションするようにプロンプトが表示されます。
-
Orchestrator 接続文字列 - 接続文字列を指定して、ロボットを Orchestrator に自動的に接続します。詳しくはこちらをご覧ください。
- インストール パス - カスタム インストール ディレクトリを選択できます。既定のディレクトリ (
- これらの設定でインストールをさらにカスタマイズするには、[詳細] タブをクリックします。
- ツール - チェックを入れると、Java、Chrome、または Citrix 拡張機能もインストールします。Studio の拡張機能について詳しくはこちらをご覧ください。
- カスタム パッケージのパス - UiPath Studio と Robot のワークフローと依存関係のカスタム ダウンロード場所を設定できます。既定では、
%ProgramFiles(x86)%\UiPath\Studio\Packages
に保存されます。 - パッケージ構成 - ローカル アクティビティをインストール (既定で有効) するかどうか、およびアクティビティの オンライン フィードを無効化するかどうかを選択します。詳しくは「アクティビティ フィードについて」をご覧ください。
-
カスタム NuGet フィード - [フィード名] および [フィード URL] フィールドを使用して、任意のカスタム NuGet フィードをインストールに追加します。
-
[その他の設定] オプションから、次のいずれかを選択します。
- 署名済みパッケージのみ実行 - 選択した場合、署名済みパッケージのみをインストールして実行できます。詳しくは「パッケージの署名」と「パッケージの署名の検証」をご覧ください。
- セキュリティ保護された XAML を無効化 - 選択されている場合、プロセスの
.xaml
ファイルにはセキュリティが使用されていません。これは、ユーザーはプロセス ファイルやロジックを読み取って変更することが許可されていることを意味します。 - テレメトリを無効化 - 選択した場合、UiPath は製品の使用またはパフォーマンスに関するデータを収集しません。詳しくは「テレメトリをオプトアウトする」をご覧ください。
- [インストール] をクリックします。インストールが完了し、UiPath Studio と Robot の使用を開始できます。
UiPathStudioSetup.exe
ファイルを使用すると、ユーザー モードの Robot を含む Community Edition の Studio をインストールできます。Studio をすぐにセットアップして実行できるように、インストール パス - %localappdata%\UiPath
と他のすべての詳細オプションが既に構成されています。インストールが完了したら、Studio のアクティベーションに進みます。
UiPathStudioSetup.exe
インストーラーでは管理者権限は必要ありません。インストールはユーザーごとに、そのユーザーが持つ権限の範囲内で実行されます。